赤ちゃんはどうして転びやすいの?
なぜ子どもはよく転ぶのでしょうか?それは、子どもの体の特徴が深く関係しています。
大きな特徴として、体に対して頭が大きいこと、そして、支えとなる足が小さいことが挙げられます。頭が大きくバランスがとりにくい上、足も小さく筋力が弱いため転びやすいのです。また、筋力や平衡感覚も未熟で、バランスを崩したときに立て直すことが難しいと考えられます。
ただし、これらは成長とともに改善される場合が多いので、心配し過ぎないようにしてくださいね。
- 川崎市中央療育センター広報委員会「はぁ~と通信」(https://www.douaikai.com/ccrc/db/dbdata/2097-5-106.pdf,2020年10月27日最終閲覧)
- 東京都福祉保健局「乳幼児期の事故の特徴と保護者への事故防止教育の重要性」(https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/shussan/nyuyoji/jiko_kyouiku.files/handbook3-6.pdf,2020年10月29日最終閲覧)
赤ちゃんが転倒する前にセーフティグッズで対策しておこう
赤ちゃんはよく転ぶもの。これはどんなにママやパパが頑張っても転倒することを防ぐことはできません。しかし、転ぶと分かっているからこそ、その前に危険なものを取り除いて安全な環境を整えることはできるはず。
赤ちゃんが自由に動き回っても、ヒヤヒヤしたりドキドキしたりすることが少しでも減るように、安全対策を考えてみましょう。
コーナークッションを設置する
部屋の中で危険があると考えられるのは、テーブルやテレビ台などの角やヘリの部分です。テーブルの近くで赤ちゃんが転んでしまって、心臓が止まりそうになった経験があるという方もいるかもしれません。
そんな思いを減らすために、家具の角やヘリに「コーナークッション」を設置しておくことをおすすめします。自宅にある家具に合わせて、自分で長さを調節できるタイプのものも販売されているのでぜひチェックしてみてくださいね。
多少見栄えが悪くなるかもしれませんが、安全は何物にも変えられません。
ドアロックやドアストッパーを設置する
いくら安全対策をしていても、その部屋から出ればまた別の危険因子が出てくるものです。すべての危険を取り除くのはものすごく難しいことですよね。
安全確保のためも、危険から守るためにも「ドアロック」や「ドアストッパー」を設置することも大切です。赤ちゃんの行動範囲が広くなると、その分だけ危険も増えていきます。いろんなところを動き回ることはとても大事なことですが、身を守るために範囲を多少制限することも同じくらい大切なこと。
今、感染防止対策として網戸にして換気を行う家庭もあるかと思います。網戸は軽いので赤ちゃんの力でも動かせてしまいます。また、鍵がないので開閉できるようになればとベランダでの店頭・転落事故につながるなど危険は膨らみます。防止策として、網戸のストッパーも販売されているので検討してみてくださいね。
- Richell「まずはここから!赤ちゃんを思わぬ危険から守る、室内の安全対策3選!」(https://www.richell.co.jp/babychell/safty1/,2020年10月27日最終閲覧)
- 東京都福祉保健局「第7章 場面別の事故防止対策の例/第8章 事故発生時の応急手当/第9章 いざというときの相談先や普段からの準備」(https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/shussan/nyuyoji/jiko_kyouiku.files/handbook7-9.pdf,2020年10月29日最終閲覧)
赤ちゃんの頭部を守るグッズを用意する
家具 などに設置する安全対策グッズだけでなく、赤ちゃんの頭部を守るためグッズを身に着ける方法もあります。
その頭部を守るためのグッズとして主流なのが「ベビーヘルメット」と「転倒防止クッション」の2つが挙げられます。
ベビーヘルメット
「ベビーヘルメット」とは、その名の通り、転倒しやすい赤ちゃんの頭を守るためのヘルメットのことです。
赤ちゃんの頭は、まだ骨がしっかりつながっていない状態なため、ヘルメット自体もやわらか素材で作られています。ヘルメットをかぶってくれたら、転んでしまっても頭への衝撃が少ないため、子どももあまり痛い思いをせずに済むでしょう。ママもいつもよりは少し安心して過ごせそうですね。
転倒防止クッション
「転倒防止クッション」とは、赤ちゃんが転倒してしまったときに後頭部を強く打ち付けてしまうことを防ぐために、リュック型のセーフティークッションです。リュックのような形で赤ちゃんに背負わせて使用します。
テントウムシやミツバチなどデザインも豊富で、身につけている姿がかわいいとネットでも話題になりました。確かに見た目はとてもかわいらしいのですが、実際に効果はあるのかが気になるところ。ママリにもこのような声が寄せられました。
投稿者さんのように、CMで見てかわいらしさにひかれ「赤ちゃん転倒防止クッション」が気になっているママもいるのではないでしょうか?
思わず写真を撮りたくなってしまうビジュアルですよね。見栄えだけでなく、背負ったときにクッションがちょうど後頭部に来るようなっていてやさしくガードしてくれるので、後ろ向きに転倒することが多いタイプの子どもにはぴったりなアイテム。
しかし、横向きに転んだり前向きに転んだりした場合、ガードは無い状態なので、いつも通りに目を離さずにしっかりと見守る必要はありますね。
赤ちゃん転倒防止クッションとベビーヘルメットおすすめ12選
赤ちゃんを転倒の衝撃から守る、「赤ちゃん転倒防止クッション」と「ベビーヘルメット」のおすすめアイテムをご紹介します。
毎日子どもがよく頭をぶつけて悩んでいる方、またこれからの対策として考えている方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
せおってクッション ベビーヘッドガード
まだまだ不安定で転ぶことが多い赤ちゃんにおすすめなのが、「転倒防止クッション」。ミツバチのデザインがとてもかわいいですよね。わが子が背負っていることを想像すると、もっとかわいいですよね。 背負わせると、手触りの良い厚みのあるクッションが頭の後ろにくるようになって、転んでしまったときにはふんわりソフトにガードしてくれます。 見た目だけでなく、機能性もしっかり兼ね備えていますよ。
マールマール 2WAYヘッドガード
とてもキュートなリュック型のヘッドガード。お家のなかではぬいぐるみとして、外へ遊びに行くときはヘッドガードのクッションとして使用できます。
とても愛らしいモチーフで、子どもも気に入ってくれそう。
ごっつん防止 赤ちゃんクッション
怪獣のモチーフがキュートなクッション。優しい色合いに仕上がっています。
しっかりと頭を守ってくれますよ。
「赤ちゃん転倒防止クッション」
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まるでぬいぐるみのような、かわいいミツバチやてんとう虫デザイン。リュックのいうに背負っている姿は、とってもキュートでまたらない姿です。
デザインが豊富なのもうれしいですね。出産祝いとしても喜ばれますよ。
「ディズニー 転倒防止安心クッション」
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転倒防止クッションに、みんな大好きディズニーシリーズが仲間入り。
ドナルド、デイジー、サリー、エイリアン、ティガーの5種類から選べます。どのキャラクターもシルエットがたまらなくかわいいですよね。ディズニーファンのママは必見ですよ。
オールメッシュ素材のふわふわな生地で柔らかくて軽いので、赤ちゃんも嫌がらずに背負ってくれるはず。また、蒸れにくいので季節問わず使えます。
大きめサイズとなっており、長く使えるようにデザインされています。ボタンは2か所付き、肩ひもはアジャスターで調整できるのでお子さんの成長に合わせて使うことができますよ。
mocmof「おまもりおんぶまくら」
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転倒しやすい赤ちゃんの後頭部をやさしくガードする「mocmof おまもりおんぶまくら」。
男の子でも女の子でも使いやすい、いぬとくまのデザインになっており、シンプルかつ子どもっぽすぎないカラーで、おしゃれ好きママにもおすすめなアイテム。
重量約110〜120gと軽いので、子どもへの負担も少なく、リュック型なので背負うだけで装着も簡単ですよ。
また、ゴムひもは調節可能です。子どもに合わせて使えて便利ですよね。
「ベビー ヘルメット 」
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弾力性の高いスポンジ素材を使用しており、お子さんの転倒時のけが防止に活躍しそうなヘルメット。
あごひもは、面ファスナーが使われており、サイズ調整も可能に。幅広い月齢にも対応し、長く使えます。
カラフルでポップな商品が多いなか、シンプルなライトグレーも販売されています。男女問わず使えて、シンプル好きなママにおすすめのデザインです。
アンジェロラックス「クラウン ベビー ヘルメット」
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王冠の形がかわいい「アンジェロラックス クラウンベビーヘルメット」は、7か月頃から使える、ハイハイや伝い歩きをしだした赤ちゃんのためのヘルメットです。
頭の周りは、肌触りの良いガーゼを使用。中綿をたっぷりと入れ、赤ちゃんの頭をやさしく守ります。
あごひもは、伸縮性のある面ファスナー仕様で、赤ちゃんに不快な思いをさせることなく、やさしくフィットし、無段階に調整することができます。
また、手洗い可能なところもうれしいポイントです。
「ベビーヘルメット」
歩き始めたばかりの赤ちゃんの安心・安全をサポートする「ベビーヘルメット」。
インナークッション材が付いており、ヘルメット本体と二重クッションで安全性アップ!また、頭部との間に空間ができることで通気性を良くし、むれを防ぎます。
また、インナークッション材は、取り外すことができ、ネットに入れて洗濯可能。お手入れが簡単で助かりますよね。
「ベビーヘルメット」
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厚みがたっぷりなふかふかなクッションが衝撃から頭を守ってくれる「ベビーヘルメット」。
サイズはフリーサイズとなっていますが、面ファスナーで調整できるので、お子さんの成長に合わせて使うことができます。
男の子にも女の子にもぴったりな豊富なバリエーションもうれしいですね!
LAZOS(ラソス)「ベビー用ヘルメット」
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ハイハイ、伝い歩きを始めた赤ちゃんにぴったりな重量わずか60gの「LAZOS(ラソス) ベビー用ヘルメット」。
二重クッションの優れた緩衝効果により、転倒から赤ちゃんの頭を守ります。
サイズ調整はヘルメットの背面にある面ファスナーで楽々!子どもの成長に合わせて使うことができます。
また、あごひもは伸縮性のあるゴム素材で、こちらも調整可能となっています。首周りにやさしくフィットし、着用しやすくなっています。
「 赤ちゃんあたまヘルメット」
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ヘルメットの重量は65gと超軽量となっており、なるべく赤ちゃんの頭に負担を掛けないように作られています。
ヘルメットの表地と裏地はコットン100%使用しており、肌触りもよく、敏感肌の赤ちゃんにも安心です。衝撃を和らげるために二重構造になっており、内側のメッシュ生地は取り外し可能となっています。
さらに、ヘルメットの上部には通気性、吸汗性を高めるデザインが施され、汗っかきな子どもも快適に使用できます。
転んでも大丈夫!グッズを使って安全対策を
まだまだいろんな部分で成長段階にある赤ちゃん。安定性も筋力も定まりません。すぐに転んでしまうのは仕方のないことです。
しかし、よく転ぶことが大きな事故につながることも。転ぶことは防げなくても。その事故は対策次第で防げるはず。おうちの中を一度見直して、安全対策グッズを用いて危険なポイントを減らしていきましょう。
転んでも大丈夫!目指すはそんなおうち作り。一緒に考えてみませんか?