英語の早期教育に親の関心は高い!
小学校の授業でも英語学習が取り入れられるようになったことで、英語の早期教育に関心のある方がいるでしょう。でも、英会話スクールに通ったらよいの?それとも自宅でできる英語の教材を購入したらよいの?など疑問も生じてきますよね。
教室に通ったり教材を購入したりするなら費用面も気になるところです。まずは、実際に先輩ママが子どもへの英語学習についてどのように考えてどのように取り入れているのか、詳しく見ていきましょう。
日本語の幼稚園ではひとっことも喋らなかったみたいで‥‥
英語の幼稚園にいっても、大丈夫かなぁーと思ってましたが、家ではよく喋る子で、よく英語を話してます!!
まだ通い出して三ヶ月目になったばっかりですが、私が知らない単語までしってます^^;笑
(中略)
恥ずかしながら一番下の4歳の弟がプリスクールにかよってまだ三ヶ月なのに一番英語話してます(笑)
全然英語を喋れない状況でも、全然余裕で行けますよ(*^^*)!
うちの弟は逆に普通の幼稚園でも一言も話さないくらいでしたので不安でしたが、今も幼稚園ではあまり話さないらしいですが、英語は習得出来てます(*^^*)!
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そして結局週一スクールいこうかと。合わせてやるのが一番なんだろうなーとおもってます。よくインプット、アウトプットっていいますよね💦
ほんとは保育園とか日常で英語使えるところにいるのが一番覚えるだろうなーとは思います。英語が週一ある保育園にかよってる友達は、ハローとか果物の名前とかは英語でしゃべります。興味も持ってるからおしえやすいみたいですよー
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英語教育の幼稚園やプレに通っていると日本語と英語がめちゃくちゃになり、かわいそうだなぁと感じることがあります。ただ歌やダンス、遊びなどで少し英語に親しんでおくと苦手意識がなくなるから外国語を楽しめるようになるんじゃないかな?と勤務先のネイティブの先生が言ってました!
なので、30分〜40分はちょうど良いのではないかな?と思います!
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プリスクールに通ったり幼児向けの英語教材を活用したりと、幼児期からの英語学習にさまざまな角度から取り組んでいる先輩ママもいるようです。
日常の中に英語を取り入れたり、興味を持ってもらったりと、英語に親しんでもらえる環境を作っているそう。子どもに合っていると感じる内容で英語教育に取り組んでいるようです。
楽しく学習して英語が習得できたらうれしいですよね。まずは、日常生活の中で少しずつ英語に触れさせてみるとよいかもしれません。
- 厚生労働省「小学校における英語教育の現状と課題」(https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/siryo/attach/1379938.htm,2020年11月24日最終閲覧)
- イッティージャパン「【2020年 教育改革】小学校・中学校で英語教育が大きく変わります」(http://www.peppy-kids.com/course/english2020.php,2020年11月24日最終閲覧)
幼稚園からの英語教育のメリットは?
できるだけ早い段階で英語教育を受けさせたいとは思っても、本当にメリットがあるのかと思う方もいるでしょう。幼児期から英語を学ぶことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
幼稚園からの英語教育のメリット①英語への抵抗感がなくなる
2歳から5歳の年齢では、まだ英語を勉強として捉えることなく柔軟に対応ができます。勉強と考えずあくまで日本語のようにコミュニケーションを取るために覚えようとするので、コミュニケーションとしての英語が身に付きやすくなります。 ※1
小学校の授業で初めて英語に触れた子どもにとって、英語は勉強のひとつとして認識するでしょう。勉強せざるを得ない状況で英語を学ぶと、状況によっては抵抗感が生じてしまい英語嫌いにつながる可能性があるかもしれません。
幼児期から英語を学ぶメリットのひとつは、勉強という感覚がない時期に英語に触れることができること。幼児期から歌やダンス、アニメ、本などの娯楽のひとつとして英語を取り入れることで、英語への抵抗感がなく、コミュニケーションのひとつとしてとらえることができるのではないでしょうか。
幼稚園からの英語教育のメリット②英語の吸収がはやい
臨界期とは、人間の一生において脳の発達が最も盛んな時期のことで、生まれてから9~10歳頃までの時期を言います。
この時期の子供の脳の吸収力は目を見張るものがあり、「言語の習得は早ければ早いほど良い」と言われるのはこのためです。 ※2
日本語と英語は構造が全く異なるものですが、臨界期に英語を学び始めることで、日本語は日本語、英語は英語として聞き分けられるようになります。
幼児期から英語にたくさん触れて土台ができていることで、大人になってから再度英語学習をしたいと思ったときも習得のスピードがはやくなりそうですね。
幼稚園からの英語教育のメリット③リスニング力が発達する
早期英語教育では、英語を聞き分ける能力である「英語耳」を幼少期から身に付けられます。日本人が慣れていないと難しい英語の聞き分けも、早期英語学習によって身に付けた英語耳があれば、聞き分けが可能になるのです。 ※3
英語は日本語に比べると母音・子音ともに多い、リズムが異なるなどの理由から慣れるまでは聞き取りにくく感じられます。しかし、幼児期から英語を耳にしておくことで、聞き取りにくい英語も聞き取れる英語耳を養うことができます。
幼児期にネイティブの英語に触れておけば、よりネイティブに近い発音ができるようにもなるかもしれません。将来、ネイティブに近い発音ができれば、コミュニケーションの大きな助けにもなるでしょう。
幼稚園からの英語教育にデメリットはある?
英語の早期教育にはメリットがあることがわかりましたね。一方でデメリットはないのかと思う方もいるかもしれません。幼児期からの英語教育を行う上でどのようなデメリットがあるのかを見ていきましょう。
日本語も英語も中途半端になってしまう?
母国語で確実に思考能力が身に付かないと、第二言語の発達はないのです。幼少期は母国語での表現が未発達な時期。その時期に英語を身につけさせることよりも、まず母国語の語彙や表現力を身につけることが大切、と考える方も多いです。母国語が定まらないまま成長しないように注意する必要があります。 ※4
幼少期から日本語以外の言語に慣れさせるのはよいですが、日本語を習得している途中で本格的に英語を学ぶことが、日本語の習得を妨げてしまう可能性もあります。
また、言語は思考する際の基盤となるものです。母国語である日本語の語彙力や表現力が身についてない幼児期に英語を学ぶと、コミュニケーションは日本語と英語の両方で取れるものの、物事を考える思考力が発達しにくくなるという可能性もあります。
その結果、日本語と英語のどちらの習熟度も中途半端になってしまうこともあるかもしれません。日常生活の中で、遊びやコミュニケーションを通じて少しずつ英語に触れていくこともよいですが、まずは母国語である日本語の学習をしっかりと行えるようにしましょう。
過度に押し付けると英語嫌いになってしまう?
親が子どもにどうなってほしいか、というその想いだけで、結果的に子ども自身が望まない環境に置かれてしまう、ということも懸念点としてはあります。
そもそもとして、子どもにはより良い経験をさせてあげられるよう親が導いて上げたり、機会を与えてあげたりというサポートも大事ですので、新しい環境に子どもを置くことはとても良いことですが、その際に、強要となって子ども自身が負担に感じないような工夫が必要となります。 ※5
子どもの選択肢を広げるためにも、英語を学ぶ環境を与えてあげることは大切です。英語学習は継続しなければ定着せず、あっという間に忘れてしまうため、ある程度子どもに干渉する場面も必要になるでしょう。
しかし、押しつけ過ぎると英語が嫌いになってしまう可能性も。幼児期は英語に拒否反応を起こさないよう、楽しく学ぶことを最優先事項として、子どもの様子を見ながら進めていきましょう。
親子で英語の歌を歌う、絵本を読みながら英語の触れるなど、まずは楽しみながら英語に触れる時間を少しずつ増やしてあげられるとよいですね。
幼児期の英語学習は楽しさが大切!
幼児期は英語耳や英語脳が育ちやすい時期です。小学校になる前に英語に触れておくことで、より理解が深まるかもしれません。幼児期に英語を学ぶメリットとデメリットを踏まえつつ、CDやDVD、絵本など、子どもの興味を引くようなコンテンツを日常に取り入れてみるのもいいでしょう。
大事なのは、無理に押しつけないこと。英語が楽しいと思えるような環境を提供してあげられるよう、学習方法を検討してみてはいかがでしょうか。