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3歳児の食事は毎日が戦い!気を付けるポイントやよくある悩みを解消

3歳児は、大人と同じような食事ができるようになりますが、遊び食べや好き嫌いなど、大変な場面もたくさん!なかなか進まない食事に、毎度ため息をつくママも少なくないようです。この記事では、3歳児の食事に関する先輩ママの体験談や、食事の役割、気を付けるべきポイントについてご紹介します。食べてくれない、食べるのに時間がかかるなどのよくあるお悩みの対処法も学んでいきましょう。

PIXTA

3歳の食事、こんな風にがんばってます!

3歳児の大変な食事、先輩ママはどう乗り越えてきたのでしょうか。先輩ママの体験談をチェックしておきましょう。

おにぎりや海苔巻きに
したらどうでしょう。
ラップに包んで一緒にやってみたり。

イヤイヤ期のときに
そうしてました。
あとは食べさせませんw
お腹すいたら食べますよ。

無理せずです。
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うちも、今イヤイヤ期です(笑)
インフルエンザにかかった時に、同じようになりました。
とにかく、落ち着くまで待ちました。
というか、泣かせて時間がたち「抱っこする?」と聞くと頷いて私のもとにくるのが落ち着いてきた時の合図でした。
落ち着けば、「食べる?」と聞くと本人も少し考えた後頷きいただきますして食べ始めました。
お腹が空けば食べるので、こちらもイライラしますが落ちつかせるのが一番かもと思いました。
食べないならもう良いよは、逆効果で余計に泣いてました💦
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うちの長女も中々食べずに毎食1時間〜1時間半くらいかかります💦
うちも先ずは次女を食べさせてから、自分も食べつつ長女に食べさせる感じです。一応、「時計の針が6まできたらお終いね」など言って時間は区切りますが、食べ終えられずに延長します💦

うちの場合は、怒ってもダメですね。スネて隠れます 笑
なので、オヤツを無しにしたりしてお腹ペコペコにさせたりしています。そうすると割りかししっかり食べてくれます。
今日はオヤツ無しでご飯は6時スタートで、何とか7時前には食べ終わりました💦毎食、疲れますよね。
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先輩ママも3歳児の食事には手を焼いた場面が多々あるようですね。子どもが食べやすいようごはんではなくおにぎりやのり巻きにしたり、おやつを控えめにしておなかをすかせるようにしたりと、あの手この手を使って対応しています。

それぞれ個性があるため、この方法なら大丈夫!というわけにはいきませんが、わが子に合った方法を地道に探してみましょう。

3歳の食事は大事!こんな成長や学びにつながります!

食事 PIXTA

3歳の食事は栄養摂取だけでなく、成長や食事のマナーなど学びの時間でもあります。食事を通してどのようなことを学ぶのでしょうか。

食事を通して、あいさつやマナーを学ぶ場に

食事に携わってくれたさまざまな人や食材への感謝を表す「いただきます」「ごちそうさまでした」は、食事をするうえで大切なマナーのひとつです。家族みんなで食卓を囲み、あいさつを当たり前のようにしておくことで、子どもも自然とマネするようになるでしょう。

また、きちんと座る、スプーンやはしを持っていない方の手を食器に添える、口になにか入っている状態でしゃべらないようにするなど、他の人と食事するときに恥ずかしくないようなマナーやわが家で大事にしていることなどを、その場で伝えていくようにしてください。まずは大人がお手本を見せることが大切です。

味、食感、香りなど、五感が養われる

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3歳になると五感の発達により、「甘い」「苦い」「しょっぱい」「柔らかい」「固い」など、食事の味や食感、香りをより楽しむことができるようになります。子どもと同じものを食べながら、「甘いねー!」「おいしいねー」など、この味がどのような表現のものなのかを教えてあげるといいでしょう。次第に、子どもが自分で判断する力がついてくるはずです。同時に、自我の芽生えにより、好き嫌いが出てくる子どもも目立ち始めるため、調理法を工夫する必要もあるかもしれません。

3歳からは徐々に自立へとつながる!

これまではパパママが子どもの口までスプーンをもっていき、食べさせていたかもしれませんが、3歳くらいになると、手先の発達で器用さが増し、フォークやスプーン、はしがうまく使えるようになり始めます。そうなると、「自分で食べたい!自分でやりたい!」という意欲が出てくる子どもも出てくるでしょう。食事をする際の自立へとつながっていきます。また、食器を運んでもらう、こぼしたときは自分で拭いてもらうなど、自分でできることは任せるようにしていくことも大切です。

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3歳の食事のレシピで気をつけるべきポイントは?

お子さまランチ PIXTA

3歳児にあげる食事のレシピは、どこに気をつける必要があるのでしょうか。注意したいポイントをご紹介していきます。

3歳児の摂取カロリーはどれくらいが正解?

子どもにとって必要なエネルギー量を把握しておき、毎日の食事作りの参考にしておきましょう。3歳児が1日に必要な摂取カロリーは、男の子なら1,300kcal、女の子なら1,250 kcalです。大人の量の半分よりも少し多めの2/3程度を目安にするといいでしょう。

食事の献立や、味付けのポイントは?

食事の献立は、朝昼晩すべて主食・主菜・副菜を用意するのがベストです。毎回の食事で主食・主菜・副菜が用意できれば、1日に必要な栄養を摂取することができるでしょう。

3歳の子どもは、かむ力や消化器官がまだ発達途中のため、脂肪分や塩分は控えめに!味付けはできるだけ素材を生かして控えめにしておきます。塩分は大人の半分くらいが目安です。食べやすくなるよう、大人のメニューよりも柔らかく調理しておくといいでしょう。食感の違いを楽しむこともできるようになるため、食材の種類に加えて切り方を変えてバリエーションを加えるのもおすすめです。

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3歳は一度の食事にどれくらいの時間がかけるのがよい?

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子どもの食事にかける時間も、気になるポイントですよね。3歳児は長くても30分程度しか集中することができないため、食事にかける時間の目安は、30~40分程度。この時間が過ぎると、遊び始めたりおしゃべりしたりと、食事以外のことに気が散ってしまう子どももいるかもしれません。時間がかかり過ぎるようなら、ある程度で時間を区切り、スパッと切り上げることも大切です。

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食べない、集中しない…食事中のしつけのポイント

食事 PIXTA

食べない、集中しない、時間がかかるなど、食事の悩みが尽きない3歳児。よくある悩み別のしつけポイントについてご紹介します。

なかなか食べてくれないときは?

子どもがごはんを食べてくれないのは、おなかがすいていないからかもしれません。おやつの時間をずらす、おやつの量を減らす、体を動かす時間を増やすなどして、食事の時間におなかがすいているように調整しましょう。子どもが食べやすいものや好きなものを作って、できるだけ食べてもらえる工夫をするのもおすすめです。

それでも食べる量が少ないようなら、1回の食事での摂取カロリーにとらわれず、食べられるときに食べられる量を与えつつ、発育状況をチェック。成長曲線に入っているなら気にし過ぎなくてもいいですが、大幅に外れているなら小児科で相談してみてください。

食事中に遊んで食べてくれないときは?

食事 3歳 PIXTA

食事中に遊んで食べてくれないのは、おなかがすいていない、集中力が途切れてしまうなどといった理由が考えられます。子どもの近くにおもちゃがあったり、テレビがついていたりすると、気が散ってしまってごはんに集中できないことも。

食事の時間におなかがすくよう調整しつつ、食事に集中できるような環境を整えることも大切です。パパママが一緒に食卓を囲んで楽しく食事をするのも効果的でしょう。

食べるのが遅いときは?

食べるのが遅いと、ママもイライラしてしまいますよね。なかなか食べ終わらない原因には、おなかがすいていない、かむ、飲みこむ力が弱いといったケースがあるでしょう。食事に集中しやすい環境を整えるとともに、食べやすく調理してあげることも大切です。

食べる速度は子どもによって個人差があるため、あまりせかさずサポートしてあげましょう。ごはんを一緒に作るなどすることで、食への興味から食が進むこともあるかもしれません。

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食事が楽しい時間になるようサポートしよう

食事 3歳 amana images

なかなか食べ終わらなかったり好き嫌いしたり、遊び食べしたりと、悩みや壁にぶつかりがちな3歳児の食事。しつけを意識することも大切ですが、あまり厳しくし過ぎて食事の時間が嫌になってしまっては元も子もありません。

栄養やしつけを念頭に置きつつ、最優先すべきは楽しく食事できる環境作り。食卓を囲みながら、3歳のこの時期ならではの食事の時間を楽しみましょう。

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