3歳児にあげる食事のレシピは、どこに気をつける必要があるのでしょうか。注意したいポイントをご紹介していきます。
3歳児の摂取カロリーはどれくらいが正解?
子どもにとって必要なエネルギー量を把握しておき、毎日の食事作りの参考にしておきましょう。3歳児が1日に必要な摂取カロリーは、男の子なら1,300kcal、女の子なら1,250 kcalです。大人の量の半分よりも少し多めの2/3程度を目安にするといいでしょう。
食事の献立や、味付けのポイントは?
食事の献立は、朝昼晩すべて主食・主菜・副菜を用意するのがベストです。毎回の食事で主食・主菜・副菜が用意できれば、1日に必要な栄養を摂取することができるでしょう。
3歳の子どもは、かむ力や消化器官がまだ発達途中のため、脂肪分や塩分は控えめに!味付けはできるだけ素材を生かして控えめにしておきます。塩分は大人の半分くらいが目安です。食べやすくなるよう、大人のメニューよりも柔らかく調理しておくといいでしょう。食感の違いを楽しむこともできるようになるため、食材の種類に加えて切り方を変えてバリエーションを加えるのもおすすめです。
- パルシステム「いつ頃からおとなと同じごはんが食べられるの?」(https://kosodate.pal-system.co.jp/qa/いつ頃からおとなと同じごはんが食べられるの?/,2020年11月19日最終閲覧)
- CO-OP共済「知っておきたい健康と医療」(http://coopkyosai.coop/life/health/kenkou_110817_01.html,2020年11月19日最終閲覧)
3歳は一度の食事にどれくらいの時間がかけるのがよい?
子どもの食事にかける時間も、気になるポイントですよね。3歳児は長くても30分程度しか集中することができないため、食事にかける時間の目安は、30~40分程度。この時間が過ぎると、遊び始めたりおしゃべりしたりと、食事以外のことに気が散ってしまう子どももいるかもしれません。時間がかかり過ぎるようなら、ある程度で時間を区切り、スパッと切り上げることも大切です。
- 日本保育者未来協会「食事 3歳児」(http://hoikusya.jp/jissen-sheet/3sai/shokuji/,2020年11月19日最終閲覧)
- 七田式教育「【2歳・3歳】遊び食べ、手づかみ、好き嫌い!食事のマナーや行儀をしつける方法」(https://www.shichida.co.jp/magazines/【2歳・3歳】食べあそび、手づかみ、好き嫌い!食/,2020年11月19日最終閲覧)
食べない、集中しない…食事中のしつけのポイント
食べない、集中しない、時間がかかるなど、食事の悩みが尽きない3歳児。よくある悩み別のしつけポイントについてご紹介します。
なかなか食べてくれないときは?
子どもがごはんを食べてくれないのは、おなかがすいていないからかもしれません。おやつの時間をずらす、おやつの量を減らす、体を動かす時間を増やすなどして、食事の時間におなかがすいているように調整しましょう。子どもが食べやすいものや好きなものを作って、できるだけ食べてもらえる工夫をするのもおすすめです。
それでも食べる量が少ないようなら、1回の食事での摂取カロリーにとらわれず、食べられるときに食べられる量を与えつつ、発育状況をチェック。成長曲線に入っているなら気にし過ぎなくてもいいですが、大幅に外れているなら小児科で相談してみてください。
食事中に遊んで食べてくれないときは?










