1歳のお弁当づくりは悩ましい?
離乳食が進んで完了期を迎え幼児食に移行するタイミングのお弁当作り。ピクニックやドライブなどに持っていこうとしても、いざ作るとなると何を入れたらよいか迷ってしまいますよね。
お弁当は普段のごはん作りよりも気を付けることが多く、どんなおかずが最適なのか気になるママも多いようです。ママリにもこのような投稿がありました。
ですが、まだ娘にお弁当を作ったことがなくて…(゚o゚;;外で食べると言えば、アンパンマンのパンです😅
1歳半くらいのお子様がいる方、どんな物をお弁当に入れますか?
写真があると嬉しいです(^O^)
キャラ弁は作るつもりはないので、キャラ弁以外でお願いします‼️
まだまだ食材の選択肢が多くない離乳食完了期~幼児食。栄養も大事だし、子どもにとって食べやすさも大事ですよね。そしてお弁当の食中毒やアレルギー食材にも細心の注意を払わねばなりません。
パンもいいけれど、せっかくならお弁当を持たせたい…お弁当作りでできる工夫はどんなものがあるでしょうか。
1歳のお弁当づくりのコツ
離乳食完了期~幼児食のお弁当では、子どもの成長に合わせて気を付けたい点がいくつかあります。調理するとき、お弁当に詰めるときに工夫するべき点を覚えておけば、お弁当作りに悩むことも少なくなりますよ。
保育園のお弁当や遠足、運動会などさまざまなシーンで使えるコツを参考にしましょう。
おかずは大きくし過ぎず、一口サイズで
家にいるときは使い慣れた椅子とテーブルを使えますが、外ではそうもいきません。お弁当ではなるべく一口サイズのおかずを準備しておくと、ポロポロとこぼさず上手に食べることができます。お弁当作りではいつもよりも小さめにカットすることを意識してみましょう。
また、こぼれてしまってもよい食材であればさらによいですね。
手づかみ食べを前提に
1歳台の子どもは、まだフォークやスプーンを上手に使えないこともあるため、お弁当では手づかみ食べを前提に作りましょう。
サンドイッチにしたりのり巻きおにぎりにしたりと、手づかみで食べやすい工夫をしておくと自分でもぐもぐ食べてくれますよ。
アレルギーや食中毒に注意
外出先でアレルギー症状を起こすことがないよう、今まで何度も食べたことのある食べ慣れた食材を選んでお弁当に入れましょう。お弁当用に冷凍食品やお惣菜(そうざい)、ベビーフードやお助け調味品を使う際も、成分表示をしっかり確認しておきましょうね。
また、食品の水気が多いと最近が繁殖しやすくなり、食中毒を起こす原因にもなります。生野菜や果物はよく洗い水気を切ってから詰める、揚げ物や焼き物などもともと水気が少ないおかずを使う、おにぎりはラップに包んで握るなど、細菌が繁殖しない環境になるよう心掛けましょう。
- 農林水産省「お弁当づくりによる食中毒を予防するために」(https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/lunchbox.html#:~:text=食品からの水漏れ,利用するとより安全です。,2020年11月14日最終閲覧)
- 東京都福祉保健局「東京都食品安全FAQ」(https://www.foodfaq.metro.tokyo.lg.jp/modules/faq/?action=Detail&faqid=57,2020年11月14日最終閲覧)
- 農薬工業会「夏のお弁当対策!食中毒を防ぐコツ」(https://www.jcpa.or.jp/column/keep/summer-lunch-box.html,2020年11月14日最終閲覧)
- 広島県「家庭でできる食中毒予防のポイント ~お弁当づくり~」(https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/58/point-obento.html,2020年11月14日最終閲覧)
1歳児のお弁当におすすめのおかず5選
1歳児からのお弁当作りにおすすめのおかずはたくさんありますが、食べやすさ、作りやすさだけではなく、同じ調理法でアレンジできる項目もあわせてご紹介していきます。お弁当おかずのレパートリーを増やして、お弁当作りへの悩みを減らしていきましょう。
1歳児のお弁当におすすめのおかず①ウインナー
習い事の日にお弁当をもたせているママは、幼児も食べられるウインナーについて紹介してくれました。手づかみでもフォークでも食べやすいので、しっかりかんで食べられるようであればお弁当にぴったりの食材と言えそうです。
幼児向けのパッケージが印刷されているウインナーであれば、小さく食べやすい、お弁当にも入れやすい大きさに作られていることが多いので、お子さんと一緒にお気に入りの商品を探してみるのもよさそうですね。
1歳児のお弁当におすすめのおかず②チャーハン
ごはんをしっかり食べてほしい、でもお野菜もお肉も食べてほしい…というママに、チャーハンはいかがでしょうか。子どもも食べやすい薄味調理でもりもり食べてくれますよ。苦味が少なく、彩りのよい野菜を少量ずつ取り入れることで、さまざまな食材を一度にとることができます。
チャーハンをラップで一口サイズに丸めてコロコロおにぎりに成形するのもおすすめ。お子さんに合った作り方、食べ方を工夫できるのでよいですね。
1歳児のお弁当におすすめのおかず③たまご焼き
たまご焼きは手づかみで食べやすく、簡単に作れるおかずとして大人にも子どもにも人気のおかずです。たまごを何度か食べたことがある、という方にとって、彩りや栄養のためにもぜひとも取り入れたい食材ですよね。
最近ではレンジでたまご焼きを作れる便利グッズや、たまご焼きをかわいく切ってお弁当に詰める方法などもあるので、キャラ弁まではいかなくともちょっとだけ見た目をよくさせたい、という方も簡単にアレンジできますよ。
1歳児のお弁当におすすめのおかず④コロコロおにぎり
一口大に丸めたコロコロおにぎりや、手づかみで食べやすいよう細長くしたスティックおにぎりは、ラップに包んで整形しやすくお弁当にも入れやすいおかずです。ふりかけやのりでアレンジしやすいので、飽きがこずにお弁当のメイン食材として取り入れることができます。
おにぎりと同じように、ラップで食べやすく成形しておくことは1歳児向けお弁当作りのコツ。ケチャップライスを薄焼きたまごで包んでオムライスに、ポテトサラダを包んで食べやすく…さまざまなおかずに応用できそうですね。
1歳児のお弁当におすすめのおかず⑤フライドポテトやハッシュドポテト
ポークビッツ、お肉と野菜炒め、ミートボール、焼きそば、卵焼き、ポテト、トマト、枝豆、ブロッコリー、ほうれん草とミックスベジのバター炒め
が多いです♪
後はゼリー、チーズ、果物を持って行ったりします(^^)
フライドポテトやハッシュドポテトなど、揚げもの系の食材もお弁当のおかずにぴったり。市販されている幼児向けの商品には、電子レンジやオーブントースターによる調理が可能なものもあるので、油をたくさん使わなくてもさっと準備できます。
シンプルなフライドポテト、好きなキャラが描かれたハッシュドポテト…さまざまな商品が販売されているので、作りやすいと思う商品を探してみてくださいね。好きなキャラクターが描かれたものであれば、子どもが喜んでくれること間違いありません。
食中毒などに注意して、子どもが喜ぶお弁当作りを
いつもとは違う場所で食べるお弁当は、うれしい、楽しいと感じながら食べてくれるかもしれません。子どもが食べやすいように工夫すれば、パパママが食事を手伝わなくてもスムーズに食べてくれそうですね。
まだまだ手づかみ食べが多いお子さんは、握って食べやすく落とさないサイズのものを。フォークが上手に使えるようになったら、フォークで刺して食べやすいものを。成長に合わせた工夫をしながら、お弁当作りを楽しみましょう!
無料のママリアプリでも「1歳児のお弁当」という話題で質問・回答が投稿されています。ぜひ参考にごらんください。