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おかずの数や1食あたりの値段も判明!ママたちが作るお弁当に関する調査と結果

2018年4月、缶詰や冷凍食品などを手がける食品会社マルハニチロ株式会社が、「お弁当に関する調査2018」を実施、調査結果を発表しました。おかずの種類や使っている食材、お弁当作りにかける時間など、身近なテーマに沿った質問は、毎日夫や子供のためにお弁当を作っているママにも興味深いものとなっているのではないでしょうか。気になる調査結果をご紹介します。

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マルハニチロのお弁当調査を大公開

毎日夫や子供のお弁当を作っていると、おかずがマンネリ化してきたり彩り良く作れなかったりと悩むことも多くなってくるのではないでしょうか。他のお家ではどんなお弁当を作っているのだろうかと気になることもありますよね。

2018年4月23日~4月24日の2日間、マルハニチロ株式会社がインターネットで「お弁当に関する調査」を実施。月に1回以上お弁当を作るという全国の20歳~59歳の女性から1,000名の有効回答を集計しました。

マルハニチロ株式会社は、お弁当の強い味方でもある冷凍食品などを扱う大手食品会社。今回の調査内容は、お弁当作りにかかる時間や金額などの実態調査や、どのようなおかずを入れているか、お弁当作りに関する意識調査などさまざま。ママ友へは直接聞きにくいような項目や、思わず話題にしたくなるような結果も含まれています。

2018年のお弁当事情はいったいどのようになっているでしょうか。

調査概要

  • 調査対象:月に1回以上お弁当を作る全国の20歳~59歳の女性
  • 調査期間:2018年4月23日~4月24日の2日間
  • 調査方法:インターネット調査
  • 有効回答数:1,000サンプル(20代 250名 / 30代 250名 / 40代 250名 / 50代 250名)
  • 実施機関:ネットエイジア株式会社

調査対象となった全国の20~59歳の女性は、ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団としています。

調査内容

  • お弁当作りの実態
  • お弁当のおかずランキング
  • お弁当作りに関する意識・経験
  • お弁当と恋愛・結婚
  • お弁当作りと有名人
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お弁当調査を詳しく紹介

お弁当 PIXTA

今回のお弁当調査では、細かな項目で質問が設けられています。

お弁当作りの実態として、おかずの品数や使っている食品の種類、お弁当作りの工夫や所要時間、金額など、他の家庭ではどうなのか知るきっかけがあまりないのではないでしょうか。実は一番気になるところでもありますよね。

お弁当のおかずについても「よく入れる」「自分が食べたい」「節約に欠かせない」「子供が好き」など多方向から切り込んでおり、分かりやすくランキング形式で紹介されています。

お弁当作りに関する意識や経験の紹介では、話題のお弁当についての意識やレシピ動画サービスの利用についての質問もあります。さらにはお弁当にまつわる恋愛・結婚感を聞いたり、お弁当作りと有名人というテーマでさまざまなイメージに合う人物を聞いたりというユニークな質問も。

ここでは、お弁当作りの実態と意識や経験のテーマを中心に、特に気になる6項目について詳しくご紹介します。世間の意識と自分のお弁当作りに違いはあるでしょうか。ぜひ参考にしてみてください。

お弁当に入れるおかず 品数は平均 4.1 品

1食のお弁当に入れるおかずの数に関する質問には、「3品」(25.6%)や「4品」(30.4%)、「5品」(28.0%)に回答が集まっています。平均は4.1品で、お弁当のおかずは4品程度入れる人が多いという結果に。

お弁当箱の大きさにもよりますが、見た目や栄養のバランスなどを考えても3~4品は入れたいと思う人が多いようですね。小さなお弁当箱に品数を詰め込むには工夫も必要。お弁当には作っている人の工夫と愛情がいっぱい詰まっているとも言えますね。

お弁当のおかずで利用しているものは「冷凍食品」が1位

お弁当のおかずとして利用しているものを聞いた質問では、「冷凍食品」(68.6%)が最も多い結果となりました。以下「当日手作りしたおかず」(62.7%)、「前日の食事の残り物」(60.3%)、「作り置きしたおかず」(45.4%)、「レトルト食品」 (31.5%)と続きます。

冷凍食品は電子レンジで温めるだけで一品できあがってしまう手軽さがあり、忙しい朝のお弁当作りに重宝します。お弁当箱に入りやすいサイズのものも多く、使いやすいのも魅力。

マルハニチロの記事でも、冷凍食品を利用している人が多いのは、冷凍食品の使い勝手のよさや手軽さへの評価があるのではないかという見解が。加えて、最近は冷凍食品の種類も増え、おかずの品数をそろえるという点でも便利なのではないかと思います。

お弁当1食あたりにかけている金額は?

世間のママたちは、お弁当1食にいくらくらいの金額をかけているのでしょうか。お弁当(1食)にかけている金額への質問では「100円~200円未満」(24.4%)、「200円~300円未満」(29.2%)、「300円~400円未満」(26.8%)に多くの回答が集まり、平均は 256.5円となりました。

一食のお弁当が250円ほどでも2人分、3人分となるとそれほど安いとも言えない金額かもしれません。 一般の家庭では一食にかけるお金も限られてきます。こういった面からも日々のお弁当作りへのやりくり、工夫などがうかがえるのではないでしょうか。

“節約メニューに欠かせない”で「玉子焼き」が1位

1,000名の全回答者に、お弁当の節約メニューには欠かせないおかずを聞いたところ、1位「玉子焼き」(42.7%)、2位「ウインナー」(17.9%)、3位「野菜いため」(12.9%)、4位「ゆで玉子」(12.1%)、5位「きんぴらごぼう」(10.5%)となりました。

調査の中ではこの他にも、「お弁当によく入れるおかず」と「自身が食べたいおかず」で「玉子焼き」が1位に挙がっています。卵は1年を通して入手しやすく、価格面でも手にしやすい優秀食材。筆者の家でも子供のお弁当には玉子焼きが必ず入ります。節約食材としてはもちろん、彩りの面でも活躍してくれる便利さも魅力でしょうか。

子供が好きなお弁当のおかず1位は「鶏のからあげ」

子供に人気のおかずについての質問もあります。子供を持つ方(623名)に、自身の子供が好きなお弁当のおかずを聞いたところ、1位「鶏のからあげ」(54.1%)、 2位「玉子焼き」(46.7%)、3位「ウインナー」(41.4%)、4位「ハンバーグ」(40.3%)、5位「ミートボール」(30.7%)という結果に。筆者の子供たちも好きなおかずばかりが並びました。

人気1位のからあげは冷凍食品でも多くの商品があり、お弁当に使いやすい食材の一つでもありますよね。わが家では夕飯などの調理の際にたくさん作っておき、一部を冷凍して後日お弁当に入れることも。鶏のから揚げは、ママも使いやすく子供も喜ぶ最強のおかずと言えるかもしれません。

愛妻弁当で夫婦愛は深まる?3人に2人が「深まると思う」と回答

調査の中には少しユニークな質問も。愛妻弁当で、夫婦の愛が深まるかどうかという質問では「思う(計)」が 66.5%、「思わない(計)」が 33.5%となりました。

調査では3人に2人が愛妻弁当でお互いの愛が深まると感じているとのこと。同じ調査の他の質問では、パートナーから「おいしかった」「ありがとう」などの言葉があったり、完食してくれたりするとうれしいと感じる人が多いという結果も出ています。ママとパパがお互いに相手を思いやることで、より愛が深まりそうです。

工夫と愛情のお弁当作り

親子 キッチン PIXTA

お弁当調査の結果はいかがでしたか。朝の忙しい中、毎日お弁当を作っている女性たちの本音がのぞける内容となっていたのではないでしょうか。

SNSなどでは、全て手作りおかずできれいに見栄えよく作られたものもよく見られます。こういったお弁当は筆者にはかなりハードルが高く感じられるのですが、調査では冷凍食品などを使うという声も多く、お弁当作りの実情が自分ともそうかけ離れたものではないと感じて少し安心感を覚えました。

調査結果からはおかずの選び方、お金や時間のかけ方などお弁当作りに対する工夫や努力、そして家族に対する愛情もかいま見えました。毎日頑張るパパやかわいいわが子の笑顔こそ、大変なお弁当作りの原動力になってくれるのかもしれないですね。

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