2歳が食べやすいお弁当って?
赤ちゃんのうちはミルクや離乳食を家で与えていた場合がほとんどかと思いますが、保育園に通わせることになると、遠足などでお弁当を持たせる機会も増えますよね。
ママリにも、子どものお弁当作りに悩む方からの質問が寄せられています。
家でなら、用意した食事を子どもが食べなくても、すぐにほかのものを出せますが、外で食べるお弁当はしっかり準備したものを完食してもらえるようにしたいですよね。ふだんの食事の準備とお弁当では、量や内容など勝手が異なるので、初めてのお弁当作りでは悩むこともたくさんあるでしょう。
そこで、2歳児が食べやすいお弁当について、お弁当箱の大きさや食材、見た目、食べてもらえる工夫などをおすすめレシピとあわせて紹介していきます。
2歳児に合ったお弁当箱の大きさは?
初めてのお弁当作り。子どもの好きな柄やキャラクターなどお弁当箱を買ってあげたいけれど、サイズに悩みますよね。
そこでおすすめなのが、毎日使っている茶わんやお皿におかずを置いてみて、いつも食べきれる量がどのくらいなのか確認してみるということ。一般的に、3歳の幼児で300ml〜400mlぐらいの容量が適切とされていますので、2歳でしたらそれよりも少なめの280~300mlを目安にしましょう。
食べきれる量にすることで、達成感につながり子どもの自信にもなりますよ。
- パルシステム「お弁当作りが不安。めやす量やおすすめのおかずは?」(https://kosodate.pal-system.co.jp/qa/お弁当作りが不安。めやす量やおすすめのおかず/,2020年11月7日最終閲覧)
- リビングアンドヘルス「容量別に選べる!お子様用弁当箱・水筒」(https://www.rakuten.ne.jp/gold/colorfulbox/k-youryou.html,2020年11月27日最終閲覧)
2歳児が食べやすいお弁当の構成は?
栄養バランスのよいお弁当のポイントは、以下のような主食(ごはんやパン)と主菜(メインのおかず)、副菜(野菜等)の割合がベスト。
- 主食(ご飯やパンなど):5
- 主菜(メインのおかず):3
- 副菜(野菜など):2
主食は体を動かすエネルギー源となり、副菜は野菜などビタミンやミネラル、食物繊維になるため体の調子を整えてくれます。主菜は肉、魚などのたんぱく質は筋肉や骨、血液をつくる大切な栄養素。これらをバランスよく取り入れることがポイントになります。
- 一般財団法人日本educe食育総合研究所「食育ずかん」(https://www.educe-shokuiku.jp/news/child-care/youji-obento/,2020年11月7日最終閲覧)
- パルシステム「お弁当作りが不安。めやす量やおすすめのおかずは?」(https://kosodate.pal-system.co.jp/qa/お弁当作りが不安。めやす量やおすすめのおかず/,2020年11月27日最終閲覧)
2歳児が楽しめるお弁当をつくるには?
お弁当の日はなんだか特別感がありますよね。子どもがお弁当箱を開けた時の顔を想像するとママもやる気がでちゃいますよね。子どもがお弁当を見て喜ぶポイントとして、赤、黄、緑の色彩のバランスを意識すると、彩りも豊かでおすすめです。
くだものを入れると、赤やオレンジ・黄が多くなるので鮮やかで元気な印象になりますよ。
また、定番になりつつある、キャラ弁。細やかな作業が増えるため、お弁当箱に詰めるときに食品へ触れる回数が多くなりやすいです。食中毒を防ぐためにも手洗いをしっかりし、素手では詰めないように気をつけてくださいね。
キャラ弁作りは型ぬきやハサミ、ピンセットなど、洗いにくい調理器具を使うことが多くなるので、調理器具はていねいに洗浄し清潔に保ちましょう。
- 一般財団法人日本educe食育総合研究所「食育ずかん」(https://www.educe-shokuiku.jp/news/child-care/youji-obento/,2020年11月7日最終閲覧)
- 東京都福祉保健局「食の安心パトロール」(https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/shokupato/con02/ck.html,2020年11月30日最終閲覧)
先輩ママはどうしてる?お弁当作りの悩みやポイント
実際にお弁当作りを経験している先輩ママはどうしているのか、お弁当作りの悩みやポイントについて、ママリに投稿された声を紹介します。
普段から食べる量が多い
2歳くらいになると運動量も増えるのでおなかがすいてしまうのかもしれませんね。ママの気持ちとしては、頑張って作ったメニューを嫌がらず食べてくれるのはうれしいですが、何も気にせず与えてしまうと、子どもの体調や栄養面で心配になるかと思います。
特に外出時は食べすぎておなかが痛くなってしまうと大変なので、大きすぎるお弁当は避けたほうがよさそうです。
わが子の大好きなメニューを入れ込む!
2歳ごろはイヤイヤ期とも重なり、なかなか集中してご飯を食べてくれませんよね。子どもにとってお弁当は特別でワクワクするもの。お弁当のフタを開けた瞬間、テンションが上がるように、わが子の好きな食べ物を詰め込んだメニューだったら、喜んでくれそうです。
副菜は何を入れたら良い?
メインのおかずは子どもの好きなものを入れれば問題なさそうですが、栄養バランスや見栄えなども考えると、緑黄色野菜などの副菜も入れてあげたいところ。
でも、そういった野菜はなかなか食べてくれず残してしまうこともあるようなので、そのままではなく少し手間を加えた工夫が必要になりそうですね。
2歳児にぴったりのお弁当レシピ6選
幼児食も進み、食べることのできる食材が増える2歳児。それと同時に自我も芽生え好き嫌いが始まる年齢でもあるかと思います。ママとしては、いろいろな食材をバランスよく食べて欲しいと願いますよね。
今回は2歳児のお弁当におすすめのレシピを紹介したいと思います。何を入れようか悩んでるママはぜひチェックしてみてくださいね。苦手な食べ物がある子どもも、お弁当に入れたら特別感があって食べてくれるかもしれませんよ。
彩り豊かな混ぜこみおにぎり
炊き込みご飯やチャーハン、カリカリ梅、おかか、わかめ、チーズ醤油とかですかね。
個人的にオニギリにはお漬物ついてると嬉しいです☺️
ミートボールやプチトマトなどの丸いものは2つずつピックで串刺しにしたりすると可愛いし食べやすいんじゃないでしょうか?
おにぎりも具を中に詰めるのではなく、混ぜこみにするとお弁当の中が華やかになりますね。筆者の息子が2歳ごろは白米を食べてくれなかったので、枝豆やちりめんじゃこを混ぜ込んだおにぎりを作っていました。
忙しい時は、昨晩に余った炊き込みご飯やチャーハンでおにぎりを作ると時短になりそうです。
鉄板メニューを入れる!
車loveなので、車のピック必要です😅
アンパンマンポテトのアンパンマンが入っていないと怒る子(他のキャラ不可)という子もいて、アンパンマンのピックを入れたら落ち着いたという子もいましたよ😅
2歳ごろだと、自己主張が始まり食事に集中できず食べることすら嫌がる時も。お弁当は食べきれることで、子どもの自信につながるので、まずは子どもの大好きメニューを入れ込むというのも、食に興味を持たすためによいかもしれませんね。
筆者の息子の場合も、アンパンマンポテト・アンパンマンチーズ・ミートボール・卵焼きは高確率でお弁当箱に入れていました。食べることは楽しいんだと子どもが気づくきっかけになるとうれしいですね。
お肉を入れてボリュームアップ!
肉巻きは野菜もとれてボリュームもあるので、お弁当の中の主役に!豚ロースの中はにんじんやアスパラ、いんげんなど意外と何でも合います。時短のために先に野菜だけレンチンや下ゆでしておくとよいかもしれません。
お肉系は食べ応えがあるので、子どもの小さな口にも入りやすいように、食べやすい大きさに切って入れてくださいね。
手づかみで食べやすい!くるくるサンドイッチ!
4才と2才と私で食べましたが
ミートボール
からあげ
魚のフライ
ウィンナー
ミニトマト
レタス
くるくるサンドイッチ
ゼリー
缶詰みかん
を入れていきましたよ(*'▽'*)
子どもが手づかみでも食べやすい、くるくるサンドイッチ。ジャムやハムなどを入れてラップで巻くだけでできるママにもうれしい簡単メニュー。サンドイッチを切った断面もうずまき模様でかわいいのでお弁当のアクセントにもなりそうです。
ご飯が苦手な子どもも見た目もかわいいサンドイッチだったらパクパク食べてくれるかもしれませんね。
子どもがフォークなどで取りやすい食材を入れる
子供が好きで汁が出ず、スプーンやフォークに刺しやすい物にしていました🙂
お弁当を食べきれるように、子どもが1人でも食べやすい料理にするのがポイント。
幼児は大人と同じようにかみ切ることができないので、子どもが食べやすい切り方や形を工夫してみるとよさそうです。ママやパパのように1人でも食べるようになると、できたの数が増え食事の時間が好きになるかもしれませんね。
見た目もかわいく食べやすい副菜
野菜などの副菜は、生のものやゆでたものをそのままではなく、見た目もかわいらしく食べやすい形にすれば、子どもの気を引いて残さず食べてくれそう。
手の込んだものではなくても、野菜とちくわなど穴の開いた食材を組み合わせたり、クッキーの型抜きなどで花の形にしたりなど、ちょっとした一工夫でも、子どもがつい食べたくなるようなお弁当に彩りを添えてくれるでしょう。
小さなお弁箱にはママの愛がつまっている!
2歳はいろいろな食材が食べられるようになる年齢。愛する我が子にすくすく健康に育ってほしいからこそ、バランスのとれたメニューにしたいですよね。
幼児期は、一生の食生活の基盤を作るとても大切な時期といわれています。今回のメニューを参考に子どもが喜ぶようなお弁当作りをしてみてくださいね。