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監修:いまいちづこ

妊娠中に夫からセックスを求められてストレス。夫婦関係が険悪にならない断り方は?

妊娠中は、体が思うように動かせずつらいと感じる方もいるでしょう。体を休めたいと思うなか、夫がセックスを求めてきてストレスに感じている方はいませんか?断りたいけれど、断り方を間違えてしまうと夫を傷つけてしまい、夫婦仲が険悪になってしまう可能性も。そう思うとなかなかうまく断れず困っている方もいるでしょう。今回は妊娠中に、夫婦仲を良好状態のまま維持しつつ、セックスをうまく断る方法をご紹介します。

PIXTA

妊娠中、夫からのセックスをうまく断るには?

ママリで下記のような投稿が寄せられました。

妊娠中、旦那からの誘いを断るのが苦痛です。
断り続けたら、旦那に嫌われ、
今後セックスレスになってしまうのでしょうか。
妊娠中、断る事に罪悪感ありましたか?

今安定期ですが、ちょっとダルかったり、
お腹が張ってたりすると、全くしたくありません。
私が処理してあげる事もありますが、
それもツラい時があります。
断ると、拗ねて別の所で寝てしまいます。
エッチをすれば一緒に寝てくれますが、
断ると一緒に寝てくれません。
旦那は、ムラムラして寝れないから
離れて寝るそうなのですが、
だったらひとりでしてくれないかなぁって
思います。
妊娠中、体調不良だったり、不安もあるのに、
夜になると更に気分が落ち込んでしまいます。
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妊娠中、夫からの誘いを断ることに苦痛を感じているとのこと。断ってしまうと、産後のセックスレスにもつながってしまいそうで、かといって無理やり応じることもストレスに。

このような場合、夫婦仲が険悪にならない断り方はあるのでしょうか?個人カウンセリングや夫婦カウンセリングを行っているチャームポイントLab. 代表いまいちづこさんのアドバイスを紹介します。

伝え方とタイミングを工夫すれば大丈夫

夫婦 日本 PIXTA

体調不良や不安がある時にセックスを求められるのはストレスですよね。妊娠中の妻からすれば「なぜわかってくれないの?」「よくこの状態でそんな気分になれるね」とあきれてしまうこともあるでしょう。

だからこそつい「出産までどうして我慢できないの?」「この状況でよくそんな気分になれるね」「自分勝手なんじゃないの?」「親になる自覚はあるの?」などと言いたくなってしまうことも。

しかし、そのような男性を擁護するわけではありませんが、特に初めての子どもとなるとなかなか実感がわきにくい男性が多くいるのも事実です。妻のからだの状態に対しても想像がつきにくいからこそセックスを求めてしまうのでしょう。

そんなときに妻から上記のような断り方をされると「人格を否定された」「自分はもう愛されていない」と感じてしまうことも。いつまでも夫婦で仲良く過ごしたいなら、自分も相手も大切にする伝え方がおすすめです。

おすすめの伝え方

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大切なのは、「夫のことは愛しているけれど、セックスをすると体調不良になってしまう」ということを伝えることです。

具体的には下記のような流れで話すとよいでしょう。

  1. 具体的な事実
  2. 妻自身の気持ち
  3. 提案

具体的な事実とは、「体調がよくない」「おなかに赤ちゃんがいる」「セックスをするとおなかが張りやすい」といったことです。まずは事実を伝えてから、「誘ってくれるのはうれしいし、夫のことは好き。けれどもおなかが張ってしまうから怖い」という気持ちを伝えてみましょう。

そうすれば、夫を否定しているわけではないということがしっかり伝わり、納得もしてもらいやすくなります。そしてそのうえで「今度の健診で医師や助産師に相談してみるから少し待ってね」といった提案がおすすめです。

ここで押さえておきたいポイントは、待ってもらうことにいつまでという期限を設けることです。あらかじめいつまで待てばよいのかということまで夫に伝えられれば、納得してもらいやすく、毎日セックスを求められるという状況からも抜け出せるかもしれません。

夫に伝えるタイミング

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気持ちを伝えるタイミングとしては、夫から誘われたときよりも、妊婦健診に行った後や、夫が体調を気遣ってくれたときの方が冷静に話せるのでおすすめです。

どうしても夫が理解を示してくれない場合は、一緒に妊婦健診に行き医師や助産師から伝えてもらうのもよいでしょう。また、夫がセックスを我慢してくれたときには、「私と子どものことを大切に思ってくれてありがとう」といった感謝の気持ちを伝えることもおすすめです。

こういう話をすると、「こんな状況なのだから我慢するのはあたりまえ」などと感謝を伝えることをためらう方もいるかもしれません。しかし、夫婦がお互いを理解しあうためには、相手に対して「○○してもらえるとうれしい」という気持ちを素直に伝えていくことはこの件に関わらずとても大切に感じています。

そうすれば夫も「妻は○○されるとうれしい」ということが理解しやすくなるでしょう。このようなコミュニケーションの積み重ねが心地よいパートナーシップにつながっていくのだと思います。

愛情表現の方法はセックス以外にも

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夫としては、妻のおなかの中に赤ちゃんがいたとしても「もっと自分のことを見てほしい」「受け入れてほしい」という思いがあるでしょう。

夫婦間でできる愛情表現は、セックスだけではありません。セックスを通しての愛情表現が難しい時期だからこそ、他の方法も改めて考えてみるのがおすすめです。

たとえば、夫が好きなご飯を用意する、夫が好きなお店に一緒に行く、セックス以外のスキンシップをするなど無理のない範囲で別の方法を探してみてはいかがでしょうか。

いつまでも夫婦で仲良く過ごしたいなら、どちらか一方が我慢し続ける関係よりも、お互いの意見を尊重しあえる関係性を築くことが大切だと感じます。そのためには、自分も相手も大切にできる伝え方を意識していきたいですね。

あなたの妊婦生活がより快適なものになりますように。

取材協力:チャームポイントLab.主宰 公認心理師 いまいちづこさん

チャームポイントLab.

記事の監修

チャームポイントLab. 代表

いまいちづこ

早稲田大学で学部から博士課程まで認知行動療法を学び、女性に特有な心身の症状やライフスタイルの問題を専門に研究と支援を行っている。公認心理師・臨床心理士・専門健康心理士として、博士の専門性を生かしたカウンセリング・コーチングを行う「チャームポイントLab.」を2015年に開業し、多くのママの悩みをサポートしている。現在は、個別カウンセリング、夫婦カウンセリングの相談に応じながら、ペアレントトレーニング、カップルトレーニングの講座も行っている。また、NHK文化センターにおいても「女性のためのマインドフルネス」などの講師を務めている。女性起業家として、また、小学生2人の息子の母親として、日常生活でできるメンタルの整え方や子育ての方法について具体的にサポートしている。

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