離れて暮らしているおじいちゃん、おばあちゃんに対して人見知りする赤ちゃんでも、接する時間が増えるにつれ、次第に人見知りもなくなってきます。多くの時間を一緒に過ごすことにより、この人は仲間であり、安心できると感じるようになってくるからです。 ※6
おじいちゃんやおばあちゃんと離れて暮らしていると、久しぶりに会うと泣き出してしまうことがあります。その場合は、会って一緒に過ごす時間が増えると赤ちゃんも徐々に安心できる存在であると認識し、人見知りをしなくなっていきます。
遠くにいてなかなか会えない場合はビデオ通話をしたり、写真を見せたりしておじいちゃん、おばあちゃんの存在を教えてあげると赤ちゃんもだんだんと認識していくでしょう。
保育園での人見知りの対処方法
保育園で先生や他のお友達に対して人見知りをすることもあるでしょう。しかし、同じくらいの年齢の子どもも同じく人見知りをする時期ですし、相手は保育のプロである保育士の先生なので、特に気にすることはありません。
毎日過ごす保育園で、日々顔を合わせる相手なので、赤ちゃんもしばらくすると慣れていき泣かずに登園できるでしょう。ママは赤ちゃんに「ここは安心できる場所だよ」「先生は味方だよ」と安心できる言葉かけをしてあげると良いかもしれません。
赤ちゃんの人見知りを和らげる方法は?
人見知りは成長のあかしであり、個人差もあるということがわかりました。しかし、人見知りがひどいとどうにか人見知りを軽くしたいと思うこともあるでしょう。
少しでも人見知りを和らげる方法をご紹介します。個人差があるので、赤ちゃんの性格やペースに合わせて試してみてください。
ママ自身が気持ちを穏やかにする
ママの不安を感じとって赤ちゃんが人見知りをしてしまうことがあるので、ママはできる限り穏やかな気持ちでいたいところです。ママが落ち着いた気持ちでいられると、赤ちゃんも安心して気持ちが落ち着くかもしれません。
ずっと笑顔でいることは難しいので、赤ちゃんが人見知りするかもしれないという時だけでも、努めて穏やかな気持ちでいることを心がけましょう。
人見知りをしたことを叱らない
人見知りは赤ちゃんの成長のあかしともいえることで、決して悪いことではありません。あまりに人見知りがひどいとママは気をもんでしまいますが、人見知りしたことを叱ったり過剰に反応したりしないようにしましょう。
人見知りをしたことで叱られると、その相手への警戒は強まり、人見知りがなくなるどころか激しくなる恐れがあります。成長の過程であると思って穏やかに過ごすように心がけましょう。
優しくゆっくり語りかける
赤ちゃんが不安や緊張を感じ、人見知りしそうなシチュエーションでは、ママはいつもより優しくゆっくりとした口調で赤ちゃんに話しかけてあげましょう。大好きなママが怒った口調で早く話しかけると、赤ちゃんの不安はより大きいものとなり、リラックスできません。
ゆっくり環境に慣らしていく










