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監修:佐藤りか

子どもがチョコの味を覚えるデメリットは?与えるときにしてほしいこと

子どもに与えるおやつに気をつかっている方もいると思います。特にチョコレートは「いつから食べさせてよいのだろう?」「そもそも食べさせない方がいいのかな…」と、悩む方もいるのではないでしょうか。2月14日はバレンタインデー。スーパーなどでは目立つ場所にチョコレート菓子が置かれるようになり、子どもが食べたいと言い出すきっかけになるかもしれません。今回は、子どもにチョコレートを食べさせる時期や対処法についてお伝えします。

PIXTA

チョコレートは何歳からOKという基準はない

チョコレートははっきりと「何歳からOK」と決まっているわけではありません。ただ、味覚の土台がつくられる3歳以降がよいとされています。

3歳未満の時期に食べさせてしまうと、甘くて濃いチョコレートの味に慣れてしまい、好き嫌いが多くなる原因になることがあるようです。

また市販で売られているチョコレートの中には、大豆や乳などアレルゲンとなるものが含まれていることがあるので食べさせる際は原材料などをしっかり確認しましょう。

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チョコレートを与えることのデメリット

チョコレートを食べることのデメリットはいくつかあるため、子どもが勝手に食べてしまうことのないよう管理をすることが大切です。

チョコレートを食べることのデメリットを紹介します。

虫歯になりやすい

虫歯 PIXTA

チョコレートは、歯の隙間に入りやすく取れにくいため、虫歯になりやすいと言われています。食べたあとは水やお茶を飲み、歯磨きをしっかりしましょう。歯磨きをする際は子どもに任せきりにせず、大人による仕上げ磨きもきちんと行うと安心です。

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何度も欲しがるようになる

チョコ PIXTA

3歳未満の子どもは、チョコレートの味を一度覚えてしまうと何度も欲しがるようになります。低年齢児の味覚はまだ発達途上。

この時期に甘みが強いものを与えてしまうと味覚の発達の妨げとなり、好き嫌いが多い子どもになる原因の一つになる可能性もあるので注意が必要でしょう。

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チョコレートを欲しがったときの対処法

パパやママが「チョコレートをあげたくない」と思っても、子どもが食べたがることがあるかもしれません。そんなときは、ただ「ダメだよ」と言っても、子どもは反抗するだけで納得してくれないでしょう。

対処法をお伝えするので、子どもがチョコレートを欲しがった際にご活用ください。

別のおやつをあげる

バナナ PIXTA

子どもが甘味を欲しているのであれば、チョコレート以外のもので甘味を感じられる食べ物をあげましょう。例えば、バナナやさつまいもなどがおすすめです。さつまいもは調理の手間が必要ですが、味付けなしでも十分甘味を得ることができる食材です。

食事の量が十分か確認

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成長と共に食事量が足りなくなり、おなかがすいていることからおやつを欲している可能性もあります。食事の量を増やしてみることも必要かもしれません。

また、おやつの時間にお菓子ではなく、おにぎりやパンなど腹持ちがするものをあげることもおすすめです。

遊びに誘導して気をそらす

積み木 amana images

何もやることがなくて暇な状態でいると、口さみしく感じることがあります。チョコレートを食べたいと言われたら、いっしょに遊んだり外に連れ出したりして気をそらすことも一つの手です。

チョコレートは3歳を過ぎてからルールを決めて与えましょう

チョコ PIXTA

チョコレートは3歳を過ぎるまでは与えないようにしましょう。3歳を過ぎてからは、量や時間、食べ終わったあとに歯磨きをする、などのルールを決めて与えましょう。

バレンタインデーを楽しむためであれば、わざわざチョコレートにこだわる必要はありません。子どもが食べられる範囲のもので楽しんでくださいね。

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記事の監修

株式会社子育て研究所 代表取締役

佐藤りか

株式会社子育て研究所代表、教育コンサルタント。
ベネッセコーポレーションなど教育業界で長年勤務。幼児教育から高等教育まで幅広く知見を深める。その後、株式会社子育て研究所代表取締役に就任。子どもとママ向けのアットホームなサイト「アフェクション」、編集業「ものかき」などの運営を手掛け、自身の執筆・監修や講和も多数。各種ビジネスコンテストで大賞や優秀賞の受賞歴がある。その他、東京都主催「TOKYO STARTUP GATEWAY」にてメンター&講師を務める。プライベートでは2児ママとして仕事と家庭の両立を強く意識して活動中。

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