1. トップ
  2. 子育て・家族
  3. 子育て・家族の基礎知識
  4. 2歳児のイヤイヤ期突入!物を投げたりたたいたり…叱っていいの?
  5. 3ページ目

2歳児のイヤイヤ期突入!物を投げたりたたいたり…叱っていいの?

PIXTA

物を投げた時の対処法

物を投げたときの対処法は大きく分けて2パターンあります。ボールなどもともと投げるものを投げたときと、ミニカーや積み木など投げてはいけないものを投げたときです。

もともと投げてよいものを投げたときは、「ボールは投げて遊ぶものであるが、怒って投げるものではないこと」を伝えましょう。むしゃくしゃしてボールを投げたときに頭ごなしに叱ってしまうと、ボール遊び=やってはいけないこと、と子どもが考えてしまうかもしれません。

ミニカーや積み木など投げてはいけないものを投げたときは、子どもの気持ちを落ち着けた上で「くるまさん痛いよ」「人形さん泣いてるよ」とおもちゃの気持ちを代弁してみたり、投げたものを一緒に片付けたり、一緒に元の位置に戻すのもよいでしょう。

また、物を投げて叱るとき、子どもの手を握って伝えることも効果的です。おもちゃは投げるものではないこと、投げていいものとダメなものがあることをきっちり伝えることで、「むしゃくしゃしたときに投げてはいけない」と少しずつ覚えていきます。

食べ物を投げた時の対処法

食べ物を投げたとき、食べ物は投げるものではないことをしっかり伝えましょう。「遊んではいけない」という言い方よりも、「食べ物だからあーんして食べようね」と具体的に言うほうがより伝わりやすくなります。

また、せっかくの食事をムダにしないためにも、食事の盛りつけ量も見直すようにしましょう。あらかじめ少なめに盛り付けておいて、全て食べ切ったあと褒めておかわりを渡す、という方法も有効です。少しずつ食事のマナーを覚えていって、おいしく食べてもらえるようになるとよいですね。

イライラの気持ちを切り替える方法も伝えてみる

イライラしたとき、パパママはどんなことで気持ちを切り替えるでしょうか。

これは筆者の経験上ですが、2歳といわず、子どもだって毎日イライラすること、むしゃくしゃする場面に出会うことはたくさんあります。

2歳児にすべて理解させるのは難しいかもしれませんが、できれば「イライラはこうやって心から追い出すといいよ」という代替え案を教えてあげるのも1つの方法です。

私は自分の2人の子どもたちに、イライラしたときの気持ちの切り替えの仕方を伝え続けてきました。イライラを抑えることも大事ですが、パパママがおいしいものを食べてリフレッシュしたり、歌を歌って気持ちを切り替えたりするように、イライラも適切に消化して切り替えられることを目指すのも良いと思います。

イヤイヤ期がつらい「2歳児の子育て」パンサー尾形さんの妻ブログに共感の嵐

関連記事:

イヤイヤ期がつらい「2歳児の子育て」パンサー尾形さんの妻ブログに共感の嵐

お笑いトリオ・パンサー尾形貴弘さんの妻、尾形あいさんは2歳の女の子のママ…

イヤイヤ期は根気強く、ときには息抜きも

泣く PIXTA

筆者の子どももイヤイヤ期がひどく、「お風呂入る」「入らない」を繰り返しずっと泣き続けていた子どもに成す術なく途方に暮れ、布団をかぶって事態が収まるまでやり過ごしていたことが何度もあります。

ですが、少しずつ時間をかけて根気よく伝えていくと同時に、年齢が上がり言葉のバリエーションも増えることで徐々にではありますが酷いイヤイヤを起こすことが減っていきました。

一過性のものだと分かっていても、ときにはパパママ自身もぐったりしてしまうかもしれません。温かい飲み物やちょっとしたスイーツに癒やされて、イヤイヤ期としっかり向き合える体勢を整えてくださいね。

出典元:

無料のママリアプリでも「2歳児のイヤイヤ期」という話題で質問・回答が投稿されています。ぜひ参考にごらんください。

ママリアプリでもっと見る

おすすめ記事

「2歳」「ものを投げる」 についてもっと詳しく知る

出典元一覧

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧