1. トップ
  2. 出産
  3. 産後の基礎知識
  4. はっきりとわからないけれど赤ちゃんが誤飲したかも…。チェックしたい7つのポイントと対処法
  5. 3ページ目

監修:齋木啓子

はっきりとわからないけれど赤ちゃんが誤飲したかも…。チェックしたい7つのポイントと対処法

PIXTA

家には意外と赤ちゃんにとって危険なものがたくさんあります。赤ちゃんが誤飲したかわからない事態に陥ってしまう前に、パパママは誤飲を予防するための対策を立ててあげることが大切です。

  • 直径4cmより小さいものは赤ちゃんの周りに置かない
  • 小さなものは床から120cm以上離れたところに置く

赤ちゃんの誤飲を予防するための対策法は、飲み込める大きさのものを赤ちゃんの手の届くところに置かないことに尽きます。直径4cmというとトイレットペーパーの芯くらいのサイズですので、誤飲の可能性がある大きさかどうかの判別におすすめです。

赤ちゃんの手の届く範囲は年齢や身体の大きさにより変わりますが、3歳児で床から120cm以内の場所。赤ちゃんの足元から見て、高さ・幅を足した長さが120cm以上であれば、赤ちゃんの手は届きません。

赤ちゃんは目線が低いので、大人が見つけられないようなものも見つけて飲み込んでしまうことがあります。床の上に異物が落ちていないかよく確認し、小さなものは赤ちゃんの手の届かない場所においてくださいね。

出典元:
【動画でわかる】誤飲を防ごう!危険の目安は「2本の指」で確認を

関連記事:

【動画でわかる】誤飲を防ごう!危険の目安は「2本の指」で確認を

子育て家庭で注意したい、誤飲による事故。気をつけるべきポイントと、万が…

赤ちゃんの誤飲がわからないならまず様子を観察して

赤ちゃん PIXTA

「赤ちゃんが誤飲したかわからない…」と困ったときは、まずは赤ちゃんの様子を慎重に観察して、異変が起きていないか確認することから始めましょう。

赤ちゃんの様子に問題がなさそうに見えても、誤飲した可能性のあるものによって救急車をよぶ必要がある場合もありますので、自己判断での様子見はしないようにしましょう。

また、赤ちゃんが誤飲しない環境を作っていきましょう。

記事の監修

家庭医、在宅医

齋木啓子

2004年島根医科大学卒。独立行政法人国立病院機構姫路医療センターにて初期研修、CFMDにて家庭医療後期研修および在宅フェローシップ、Leadership Training Fellowship-distant(LTF-distant)修了。
12年にふれあいファミリークリニックを開設し、院長として勤務。17年にEU Business SchoolにてMaster of Business Administrationを取得し、LTF-distant運営・指導に当たっている。現在は悠翔会在宅クリニック新橋で院長として勤務。
家庭医療専門医、在宅医療専門医、経営学修士。

おすすめ記事

「赤ちゃん」「誤飲」「わからない」 についてもっと詳しく知る

引用元一覧

出典元一覧

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧