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監修:齋木啓子

赤ちゃんの爪の切り方の基本とコツ!ポイントを押さえて正しいケアを

赤ちゃん PIXTA

赤ちゃん用の爪切りを準備して「さっそく切ってみよう」と思ったものの、赤ちゃんが爪切りを嫌がりなかなか切らせてもらえない…ということもあると思います。そこで、爪切りを嫌がる赤ちゃんの爪を上手に切るための方法を見ていきましょう。

授乳中や、眠っている間に切る

赤ちゃんが動かないときが爪切りの絶好のチャンスです。授乳中は、赤ちゃんがほとんど動かないため、パートナーに協力してもらえる場合におすすめです。

また、ぐっすり眠っている間も急に動く心配が少なくなります。暗い部屋で寝ているときには、見えにくさへの配慮が必要ですが、たとえば抱っこひもやベビーカーでなどで眠っているときは爪切りのチャンスですよ。

好きなテレビ番組やおもちゃで気をそらせる

少し成長した赤ちゃんが爪切りを嫌がるなら、好きなテレビ番組やおもちゃで気をそらしながら切るのも一つの方法です。新生児ならキラキラと光ったり、音が出たりして楽しめるベッドメリーがおすすめ。

おもちゃを赤ちゃんの片側に置いて、おもちゃのほうを向いているときに反対側の手の爪を切る…という方法も良いですよ。

毎日少しずつ切る

爪切りを嫌がる赤ちゃんの場合は、一度にすべての爪を切るのではなく、毎日少しずつ切る方法があっています。

一度にすべての爪を切ろうとすると、赤ちゃんは長い時間に渡り嫌なことをされることに。そのうち、爪切りが嫌いになってしまう可能性もありますよね。

そこで、赤ちゃんがぐずり始めたらすぐに爪切りをやめて、残りは次の日にするという方法にすれば赤ちゃんのストレスになりません。「爪を切らなくちゃ」と思わずに済むので、パパママにとってもストレスになりませんね。

赤ちゃんの爪切りで注意したいこと

赤ちゃん PIXTA

赤ちゃんの爪は大人と違ってとてもやわらかく、切り方にも細心の注意が必要です。うっかり赤ちゃんを傷つけてしまわないように、爪を切るときは次のようなポイントに注意してください。

なるべく短時間で終わらせること

赤ちゃんが嫌がらない爪の切り方は、なるべく短時間で終わらせることがポイントです。長くなると赤ちゃんがぐずり出しやすくなるので、先にお話した「毎日少しずつ切る」という切り方を取り入れながら、1回あたりの爪切り時間を短くするようにしましょう。

深爪しないように注意!

深爪は大人でも嫌なものですが、赤ちゃんが深爪してしまうと、傷口が炎症を起こす可能性があります。また、巻き爪は深爪が原因で起きることもあるので、赤ちゃんの爪は少し残してこまめに切る切り方がおすすめです。

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出典元:

先輩ママの爪切り体験談

記事の監修

家庭医、在宅医

齋木啓子

2004年島根医科大学卒。独立行政法人国立病院機構姫路医療センターにて初期研修、CFMDにて家庭医療後期研修および在宅フェローシップ、Leadership Training Fellowship-distant(LTF-distant)修了。
12年にふれあいファミリークリニックを開設し、院長として勤務。17年にEU Business SchoolにてMaster of Business Administrationを取得し、LTF-distant運営・指導に当たっている。現在は悠翔会在宅クリニック新橋で院長として勤務。
家庭医療専門医、在宅医療専門医、経営学修士。

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