室内ジャングルジムは何歳から遊べる?
室内ジャングルジムは一般的に、2~5歳を対象年齢として作られています。ただし、つかまり立ちやつたい歩きの補助用にもなる室内ジャングルジムであれば、対象年齢を生後8か月からとしている場合も。
しかし、登ったり潜ったりとジャングルジムとして本格的に遊べるようになる年齢は、2歳からだと考えて良いでしょう。大きなものなので使わなくなったときのことを考えると、レンタルの室内ジャングルジムを用意しても良いかもしれません。
室内ジャングルジムのメリット・デメリット
家の中でも楽しく運動ができるようになる室内ジャングルジム。購入するならメリットだけでなく、デメリットも知ったうえで購入したいですよね。
それでは、室内ジャングルジムのメリットとデメリットを見ていきましょう。
室内ジャングルジムのメリット
まずは室内ジャングルジムのメリットからです。
- 悪天候でも家の中で運動しながら遊べる
- 少し年齢の離れた兄弟でも一緒に遊べる
梅雨の時期や冬など、外で体を使って遊べないときでも室内ジャングルジムがあれば安心です。夏も「外遊びで熱中症の危険性が高まるのでは?」と心配なパパママもいると思いますが、涼しい室内なら運動をしても不安はありません。ジャングルジムの対象年齢は2~5歳が一般的なので、少し年齢の離れた兄弟でも一緒に遊べますね。
室内ジャングルジムのデメリット
室内ジャングルジムにはメリットばかりではなく、次のようなデメリットもあります。
- 設置のためにスペースが必要
- 収納時の折りたたみが大変
デメリットはいずれも、「大きくて場所をとる」ということに由来します。たとえ折りたたみ式の室内ジャングルジムであっても折りたたむのはとても大変で、結局据え置きになってしまうことも…。
大きなジャングルジムが出しっぱなしになっていると部屋が狭くなりますし、掃除のときに動かすのも面倒です。
室内ジャングルジムは実際どう?先輩ママの声を紹介
家の中で楽しく運動遊びができるものの、場所をとる室内ジャングルジム。室内ジャングルジムを持っている先輩ママたちは、「買ってよかった」と思っているのでしょうか?
ここからは、ママリに寄せられた先輩ママたちの声の中から、室内ジャングルジムに関するコメントを紹介していきますね。
やはり室内ジャングルジムを折りたたみがかなり大変だそうで、「結局出しっぱなし…」という方が大多数でした。しかし子どもにとってはとても楽しい遊具のようで、毎日使ってくれるそうです。それなら場所をとっても「買ってよかった」と思えますね。
しかし、パパママとしてはジャングルジムがどのくらい場所をとるのか気になるはず。
商品によりますが、室内ジャングルジムの大きさは1~2畳分との意見が多く見られました。子どもが遊ぶための余裕も持たせるとすると、4.5畳の部屋であれば十分快適に遊ばせられそうですね。
室内ジャングルジムの選び方
室内ジャングルジムは大きさ、付属品、作りなど商品によりさまざまです。ご自宅にあう室内ジャングルジムを選ぶためには、選び方のポイントを知っておくことが大切。
- 設置する場所とサイズがあっていること
- 対象年齢にあっていること
- 対象年齢が幅広いこと
- すべり台・ブランコなどの付属品の有無
- 組み立て方が簡単であること
- 安全面に配慮されていること
室内ジャングルジムを選ぶ際には、子どもの年齢にあわせて、設置する場所に納まる商品を選ぶのが基本です。また対象年齢が幅広く、パーツを組み替えていろいろな形にアレンジできるタイプの室内ジャングルジムであれば長く使えますよ。
すべり台やブランコなどの付属品は子どもにとってはうれしいオプションですが、つけるとさらに場所をとってしまいます。置き場所の広さと付属品の必要性をよく考えて選びましょう。
また、組み立て方が簡単であること、安全面に配慮されていることなど実用性も重視したいところです。滑り止めがついた商品は落下しにくく、室内ジャングルジムから落ちた…という事故の危険性を軽減してくれます。
選び方のポイントを押さえたら、自宅にはどのような室内ジャングルジムがちょうど良いか考えてみてくださいね。
おすすめの室内ジャングルジムを紹介
それではここからは、先に解説した選び方のポイントを踏まえ、おすすめの室内ジャングルジムを紹介していきます。
機能性が良いおすすめジャングルジム
おりたたみキッズパークEX
すべり台とブランコがついていますが、子どもが大きくなったらブランコを取り外して鉄棒として使えます。
小学校低学年くらいまで使えるでしょうから、長く使える室内ジャングルジムを求めているパパママにピッタリです。すべり台の角度が調整できるところもうれしいですね。
折りたたみも可能。突起物がないようにするなど、安全性も重視されている人気の室内ジャングルジムです。
【モンポケ】へんしんジム&すべり台
こちらは、キュートなモンポケデザインのジャングルジム。コンパクトながらすべり台もついていて、楽しく遊ばせることができます。
転倒防止スタンドやロックシステムなど、安全面もしっかりと考慮された商品。収納の際はコンパクトに変身するので、場所を取らず置いておくことができますよ。
【People】白いわんぱくジム
一つ前の項目では1台4役の室内ジャングルジムを紹介しましたが、こちらは1台でなんと7役もこなしてくれる組み立て式ジャングルジムです。
高さが最大4段・7通りへの組み替えが可能なので、生後8か月のつかまり立ちの頃から、6歳のわんぱく盛りまで長く使えるのがメリット。
表面は防水加工が施されていて丈夫なので長く使えますが、材質は紙パイプなので子どもの体を傷つけてしまうこともありません。
紙パイプだと耐荷重が気になるかもしれませんが、25kgまで耐えられるので安心ですよ。
【DIO】ジャングルジム5段
PR
子どもにとっても、パパママにとってもうれしい機能性がふんだんに盛り込まれている室内ジャングルジムです。メッシュの安全パネルにより、窓辺に設置しても陽の光を遮らず室内は明るいまま。
そして組み立て方によって左右反転取付もできるので設置場所が制限されないのもポイントですね。
もちろんジャングルジムとしての機能性も高く、すべり台やジャングルジムなど基本的なものに加えて、クライミング用のロープや吊り橋も利用可能。1台あればさまざまな楽しみ方ができて子どもも夢中になるはずです。
木製のおすすめジャングルジム
【オリエンタル・スタンダード・ジャパン】木製ジャングルジム
PR
一風変わったおしゃれな室内ジャングルジムをお探しなら、木製はいかがでしょうか。
この木製ジャングルジムはすべり台やブランコだけでなく、ロープはしごやうんていがついていて、組み合わせ方によってはクライミングウォールやトンネルも作れるという多機能タイプ。
対象年齢は2歳からですが、耐荷重60kgでさまざまな遊び方ができるので大きくなった子どもでも楽しく遊べるはずです。
木製でおしゃれな外観のジャングルジムは、室内に出しっぱなしにしても違和感がありません。
【Baby Days】現役ママが考えたジャングルジム
PR
その名の通り、お店のスタッフである現役ママが考えた、理想の木製ジャングルジムです。
節目が少ないニュージーランド産のパイン材を使用して作られているので、引っかかりが少ない上にプラスチック製のようにぐらつきがなく、かつ室内のインテリアにもよく馴染むデザイン。
兄弟と一緒に遊んでも大丈夫なように、耐荷重は50kgと高めに設定されています。角は丸く、表面はしっかりと研磨されているので子どもがケガをしてしまうリスクも軽減されていますよ。
木製大型遊具
木製の室内ジャングルジムはシンプルなデザインのものがよく見られますが、「子ども用だしもう少しかわいいのが良い・・・」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのようなパパママにおすすめなのが、適度にカラーがほどこされたこちらの室内ジャングルジムです。
ブランコや網はしごなどのロープ部分は赤。そしてすべり台を裏返して使うと、カラフルな突起が現れて見た目にもかわいく、クライミングもできるので一石二鳥。ハンモックも 吊り下げられますよ。
人気キャラクターのおすすめジャングルジム
【野中製作所】くまのプーさん ハニーポットおりたたみジム2
PR
室内ジャングルジムで人気の高い野中製作所では、くまのプーさんの折りたたみ式室内ジャングルジムも販売されています。
プーさんらしくオレンジ色を基調にしたジャングルジムはデザインもかわいいですが、すべり台とボール遊びができるという機能性にも優れたアイテム。
ボール遊び用のボールが8個付属するので、届いたらすぐに遊び始められますし、踏み台はしっかりとした幅広となっているので安全性も抜群ですよ。
【WORLD】ワンワンとうーたん トイパネル付きおりたたみロングスロープジム
PR
かわいいワンワンとうーたんのトイパネルがついているタイプの室内ジャングルジムです。ワンワンとうーたんもこの製品の魅力ですが、110cmのワイドサイズの大きなすべり台がついているのもポイント。
すべり台の高さは変えられるので、子どもが5~6歳くらいに成長しても使えます。トイパネルは歯車を回してボールを転がすなど、室内遊び用のおもちゃとしても活用できますよ。
【アガツマ】アンパンマン うちの子天才 カンタン折りたたみ ブランコパークDX
PR
小さな子どもが大好きなアンパンマンがデザインされていて、さらに4wayなのでいろんな楽しみ方ができる優れもの。
すべり台・ブランコ・ジャングルジム・鉄棒の4種類の遊びが楽しめて、室内でもしっかりと運動能力を高めてあげられそうですね。
組み立て方は簡単で、棒と棒を組み合わせたら、ストッパーを回すだけで安全ロックがかかります。ブランコには落下防止用の安全ベルトも付属していて、子どもが安心して遊べるための工夫も満載です。
室内ジャングルジムの注意点
室内ジャングルジムは家の中で楽しく運動ができる優れた遊具ですが、子どもが落ちたなどの事故が発生する危険性も…。パパママはしっかりと室内ジャングルジムの注意点を知ってから設置してくださいね。
- 安定した場所に設置すること
- 周囲に物をおかないこと
- クッション性のあるマットの上に設置すること
- 遊ばせるときははだしで遊ばせること
- パパママが近くにいるときに遊ばせること
- ひもなどが付いた服装は避ける
室内ジャングルジムから落ちたなどの事故を未然に防ぐためには、商品の取り扱い説明書どおりに組み立てて、安定する場所に置くことが大切です。
落ちたときのことを考えて、クッション性のあるマットの上に室内ジャングルジムを設置し、周囲に物を置かないようにしましょう。
また、遊んでいるときはパパママがついていてあげて、足を滑らせないようにはだしで遊ばせれば安全性が高まります。
- 消費者庁「Vol.518 家庭用の室内遊具で遊ぶときは安全対策を!」(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20200827/,2021年8月31日最終閲覧)
室内ジャングルジムは長く使える優秀な遊具!
室内ジャングルジムは子どもにとって楽しく、長く遊べる優秀な遊具です。折りたたみ式なら収納もでき、おしゃれな商品もたくさんそろっているので、紹介したおすすめ商品も参考にしながら選んでくださいね。
ただし、室内ジャングルジムから落ちたなどの事故の可能性も考えられます。事故を防ぐためには正しく組み立て、パパママが安全性をチェックしてあげることが欠かせません。