現在では、運動会に観覧で参加できる保護者数は2名を上限としている小学校が多いようです。種目やプログラムの変更により、小学校でも短時間の運動会を開催しているのが多くなっているようです。
小学校側のこの措置は、一つ前の項目でご紹介した文部科学省からの通達どおりですね。運動会がすべて中止になると子どもの発達に影響がある可能性があるとも言われているので、制限はあっても開催されたことはママパパとしてもうれしいことではないでしょうか。
- 日本心理学会大会発表論文集「新型コロナウイルス感染症流行下における小学校の運動会体験と発達との関連親子を対象とした回顧的なオンライン調査から」(https://www.jstage.jst.go.jp/article/pacjpa/85/0/85_PP-058/_pdf/-char/ja,2022年6月7日最終閲覧)
観覧できる保護者が1名だけ…
小学校では観覧できる保護者数を制限して密を避ける措置がよくとられていますが、中には観覧できる保護者数を1名だけに制限している小学校も…。
皆さん、パパママのどちらに来てほしいか子どもの希望にあわせているようですが、家族全員で観覧できないのはとてもさみしいですね。
以前の運動会であれば、ママパパだけでなくおじいちゃんおばあちゃんも観覧に参加することもあり、家族総出で楽しく応援する…という一大イベントでしたよね。
子どもたちやその家族の健康を守るためなのでしかたありませんが、声援もあげられなくて閑散とした運動会では子どもたちも少し物足りない想いかもしれません…。
両親に運動会を見せてあげたかった…
こちらの先輩ママの声では、運動会が変更になったのか中止になったのかわかりません。しかし小学校最初の運動会が新型コロナウイルスの影響で今までどおり行われなかったようで、ご両親の思いについて気にされていました。
開催されていたとしても、観覧保護者数の制限などがあればやはりご両親も一緒に参加するわけにはいきませんよね。一生に一度の初孫の運動会デビューを楽しみにしていたでしょうから、しかたないとわかっていてもやはり無念が残るのは当然ですね…。
コロナ禍で明るみに出たセキュリティ問題
先輩ママたちの声の中には、コロナ禍の影響で小学校運動会の観覧保護者数に制限ができたことで、セキュリティ問題について不安を感じたという声も。
今までの家族みんなで観覧できる運動会であれば、このようなことに不安を覚えることもありませんでしたよね。参加できる人数が制限されているのに、それ以上の人数で来ている家族が小学校に入れてしまう…。
コロナ禍による小学校運動会の変更は、運動会だけのことだけでなく、ママパパにセキュリティの問題まで意識させてしてしまうこともあるのですね。
小学校の運動会のコロナ対策
それでは小学校では運動会の際に、どのようなコロナ対策を行っているのでしょうか。文部科学省から推奨されている対策法は次の五つです。









