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監修:齋木啓子

子どもが火傷(やけど)した!応急処置の方法ややけどをしやすい場所・対策も確認

月齢の低い子どもは熱いものに対して用心することを知らないので、うっかり火傷(やけど)をしてしまうことも珍しくありません。パパママは火傷の応急処置の仕方を知っておくと、もしものときにきっと役立つはずです。そこでこの記事では、熱湯や暖房器具などに触れてしまったときのやけどの応急処置について解説。やけどのあとを残さないためには、正しい応急手当を実践することが大切ですよ。

PIXTA

子どもが火傷(やけど)をしてしまったときの応急処置

子どもがやけどをしてしまったら、何を差し置いてでもしておきたいのが応急処置。どのようにすれば良いのか、もしものときに備えてやけどの応急処置の仕方について知っておきましょう。

まずはすぐに冷やす

やけどの応急処置で最も大切なことは、患部をすぐに流水で冷やすことです。最低5〜30分くらい冷やしましょう。

しかし、やけどの範囲が広い場合は、冷やす時間が長くなりすぎると低体温症のリスクが高まるので子どもの様子を見ながら冷やしてあげてください。

なお、冷却シートはやけどを悪化させてしまうことがあるのでやけどの応急処置には使えません。必ず流水で冷やすようにしましょう。

服の上から熱湯がかかったときの応急処置

服の上から熱湯がかかってやけどをしてしまったときは、服を脱がさず服の上から流水で冷やして応急処置をすることが大切。慌てて服を脱がそうとすると、やけどをした部分の皮膚や水ぶくれにダメージが及んでしまうかもしれません。

熱湯がかかった場合でも、やけどの応急処置の仕方は前の項目で解説した内容と同じです。ただし、熱湯のかかった範囲が広いようであれば、応急処置で冷やすと同時に救急車を呼びましょう。

火傷(やけど)の範囲が広いときは救急車を呼ぶ

やけどの範囲が広いときは、応急処置を済ませたら救急車を呼ぶかすぐに病院に行きましょう。目安として、片足・片腕以上の面積にやけどをした場合は「広い」と考えられます。

やけどの範囲が広い場合でも、まずは患部を冷やすことが大切です。

出典元:

子どもが火傷を負いやすい場所と注意したい行動

お風呂 PIXTA

子どもはふとしたときにやけどをおってしまいやすいもの。パパママが子どもを危険から守ってあげられるように、子どもが火傷をしやすい場所と注意したい行動について見ていきましょう。

【キッチン】炊飯器や電気ケトルなどの調理家電に触れる

小さな子どものやけどが起こりやすいのは、熱を持つ調理家電が多くそろうキッチンです。キッチンのどのようなところで子どもはやけどをしてしまうのでしょうか?

  • 炊飯器から出る蒸気に触れる
  • 電気ケトルや炊飯器を倒して熱湯やおかゆを浴びる
  • つかまり立ちをしていてグリル付きコンロに手をつく
  • 調理後の熱が残るフライパンや鍋に触る

キッチンには子どもにとって危険なものがたくさんあります。特につかまり立ちやはいはいをし始めた子どもは、コードを引っ掛けて調理家電を倒してしまったり、熱いものに手をついてしまったりすることがあります。

【リビング】暖房器具や加湿器

リビングでは暖房器具や加湿器に注意が必要です。炊飯器と同じように熱い蒸気を出す加湿器も意外と危険な家電製品。ストーブなどの暖房器具は危険性がわかりやすいですが、パパママにとって危険だと感じられないものでも、意外と熱を発しているものは多くあります。

また電気カーペットや湯たんぽで低温やけどをしてしまうことも考えられますよね。低い熱でも長時間あたっていると子どもがやけどをしてしまうかもしれません。

出典元:

子どもに火傷(やけど)をさせないための対策

熱い PIXTA

家の中にはやけどの原因になる家電製品がたくさんあります。やけどの応急処置の仕方を知るだけでなく、子どもがやけどをしないよう、しっかりと次のような対策をとることが大切です。

子どものやけど予防対策は月齢と成長により、臨機応変に変える必要があるので、目安となる月齢にあわせた対策を紹介しますね。

【8~9か月以降】電源コードをまとめる

生後8~9か月ごろにはいはいができるようになると、子どもが電源コードをひっかけて炊飯器や電気ケトルを倒してしまうことがあります。

本体を子どもの手の届かないところに置いた上で、電源コードはまとめて床に垂れないようにするなど、子どもがひっかけてしまわないよう配慮しましょう。

【10~11か月以降】ベビーゲートを設置する

生後10~11か月ごろはつかまり立ちができるようになるころなので、ベビーゲートを設置して熱を持つものに子どもを近づけないことが最大の対策法です。

キッチンの入り口や暖房器具・加湿器の周辺に設置すれば、パパママが見ていないときでも子どもが熱いものに触れる確率がぐっと低くなります。

【12か月以降】テーブルクロスを使わない

立ち上がって1人で自由に動けるようになる生後12か月以降には、テーブルクロスもやけどのリスクを増加させるものになります。

子どもがテーブルクロスを引っ張った場合、食卓の上の熱い料理をかぶってしまうことも…。テーブルクロスは使わないようにするか、子どもの手が届かないよう垂れないピッタリサイズのものを使うのがおすすめです。

出典元:

子どもの火傷(やけど)を経験した先輩ママの声

病院 PIXTA

子どものやけどは決して少ない事故ではありません。ママリにも子どものやけどを経験したことがある先輩ママの声がたくさん寄せられていましたので、もしものときに備えて先輩ママの意見も確認しておきましょう。

息子も1歳頃火傷してしまいました😢
痛々しくて心配なりますよね。うちは白くなり中度と言われましたが軟骨のみでとにかく清潔にして乾燥させないようにとだけ言われて半信半疑でしたがちゃんと綺麗に治ったので
(中略)
うちの場合は2週間位かかりました。
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娘が1歳前に火傷した時は迷わず皮膚科に連れて行きました。
やはり専門医の方が安心出来ました。

すでに水ぶくれは破裂しちゃってたので、本当に消毒のみでした。
ただ、皮膚がまだ弱いので、患部を触らない、濡れないように包帯ぐるぐる巻きにされて、ドラえもんの手みたいになりましたが(^_^;)
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先輩ママの体験談では、病院に連れていって軟膏を処方してもらったり、消毒をしてもらったりという処置を受けた方がいました。あとが残らないように対処する方が多いようですね。

もしものためにやけどの応急処置の仕方をマスターして

1歳 PIXTA

部分的なやけどであれば、病院でもらった薬を塗るのが基本的な治し方。しかし、熱傷を早くきれいに治すためには、やけどの応急処置の仕方を知って正しい応急手当をしてあげることも大切です。熱湯がかかったときは服を脱がさずに冷やす…など、やけどの応急処置をするときのポイントを押さえておきましょう。

ただ、応急処置をマスターすることよりやけどをさせないことが最も重要なので、月齢ごとの対策をして子どもを事故から守ってあげてくださいね。

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記事の監修

家庭医、在宅医

齋木啓子

2004年島根医科大学卒。独立行政法人国立病院機構姫路医療センターにて初期研修、CFMDにて家庭医療後期研修および在宅フェローシップ、Leadership Training Fellowship-distant(LTF-distant)修了。
12年にふれあいファミリークリニックを開設し、院長として勤務。17年にEU Business SchoolにてMaster of Business Administrationを取得し、LTF-distant運営・指導に当たっている。現在は悠翔会在宅クリニック新橋で院長として勤務。
家庭医療専門医、在宅医療専門医、経営学修士。

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