知っておきたい!お年玉を渡す・もらったときのマナー
年末年始の行事ならではのマナーも気になるところ。
せっかく親戚が集まる席なので、スマートにお年玉を渡したいですよね。いただく側になる場合でも失礼のないように、基本的なマナーを知っておきましょう。
お年玉を渡すときのマナー
お年玉は年上から年下に渡すものなので、親から子、祖父母から孫などにあげるのが一般的。事前にポチ袋を用意して名前を書いておきましょう。
お年玉には新札を使います。新札やポチ袋は多めに用意しておくと、急な場面にも対応できて安心です。
また、親の見える場所で渡すようにし、親の知らないところで子どもがお金をもらうということがないように気をつけましょう。
お年玉をもらったときのマナー
年末年始は、普段会えない人と接する機会が増えるため、家族の中だけでは教えてあげられないことを学ぶチャンス。いつもは行かない家にお邪魔することもあるので、家のものを勝手にさわらないことや、ハキハキとご挨拶することなど、きちんとしたマナーを確認しておきましょう。
本当に基本的なことですが、だれかからお年玉をいただいたら、しっかり目を見て「ありがとうございます」と言えるように、事前に教えておきましょう。
使い道についても事前に決めておくことができるかもしれません。お小遣い以上の金額を手にするため、計画的にまた有意義に使えるように話し合っておきましょう。そうすることで、お年玉をいただいたときも感謝の気持ち込めて「ありがとう」が言えるようになりますよ。
- 学研ライフ&フーズ編集室「冠婚葬祭マナー大辞典」43(学研,2011)
- 夢プロジェクト「誰もが頭を悩ます 微妙なマナーがズバリ!わかる本」219(河出書房新社,2005)
年末年始は、家族みんなで楽しい時間を過ごそう
お年玉は、もらうときも渡すときもさまざまなマナーがあること、子どもの年齢や成長に合わせてお年玉の金額が変化していることがわかりました。家族・親戚とのかかわり方や人数によっても金額が変わってくるようです。
昨今の状況により、家族や親戚が集まって過ごす時間のありがたみを実感している方もいることでしょう。年末年始に限らず、愛する人たちが元気でいてくれることや笑顔で一緒に食卓を囲めることに幸せを感じますよね。
年末年始は何かと忙しく出費もかさむ時期ですが、いつも以上に家族への感謝の気持ちを大切に過ごしましょう。










