保育士は体調管理に気を遣っている
保育園で子どもたちと園庭で遊んだり、散歩に出掛けたりする保育士。「暑い中でも元気そう」「何か対策している?」と聞かれることがあります。
新卒の若い先生だけではなく、ベテランの先生たちも、とにかく元気いっぱい!と思われていますが、実は先生たちはかなり気を遣って体調管理をしています。
保育士同士で話すと、自分の体調管理方法をよくわかっているな、と思うこともたくさん。私も他の先生からヒントを得て、実生活にいかしています。その中でも大切だと思う、3つの夏の体調管理方法をお伝えします。
1. 規則正しい生活
特に意識しているのは規則正しい生活です。保育士は基本的にシフト出勤。体が資本のため、健康に気を配っています。
- 睡眠時間を確保
- 水分補給をこまめに
- 休息時間も計画的に
- 食事はしっかりと
水泳やジョギングなど、身体を動かして体力をつけている人もいますよ。
この中でも特に大事にしてほしいのは休息時間です。とくに親御さんだとつい子ども優先になりやすいと思いますが、子どもと一緒に大人も休息時間を取ることを忘れないでくださいね。
2. エアコンの調節
熱中症予防のために、利用することが多いエアコンですが、身体を冷やしすぎるとだるくなる場合があり、難しいことも。園でも子どもの様子や活動内容によって、設定温度はこまめに変更しています。
- 日中は「動くとちょっと暑いかな?」くらいの室温(約27度)
- 昼寝中は涼しく(約25度)
- 雨の日はドライにして湿度を下げる
- 扇風機を利用して、涼しい空気が偏らないようにする
このように「子どもが適度に汗をかく機能も使いつつ、快適に過ごせるように」という点を意識していますよ。
しかし、外気温や部屋によって条件は異なるため、あくまでも設定温度は参考です。ぜひ自分の体感で心地良い設定温度を見つけてくださいね。
3. 暑さ対策グッズを使用する
便利で涼しさを得られる商品がたくさんあるので、利用しない手はありませんよね。
- 携帯扇風機
- ぬらすと冷えるタオル
- 帽子
などがあるので、ぜひお気に入りグッズを見つけてください。また、日陰は日向と比べて気温が全く違います。日傘を利用したり、日陰で遊んだりすると良いでしょう。
大人の体調管理も大切に
暑い夏を健康に過ごす方法をどんどん取り入れてみましょう。解説した内容は基本的なことですが、子育て中は子ども優先で、自分のことは後回しになりがち。つい不規則な生活になったり、親が水分補給を忘れたりすることがあります。自分の体も大切に、行動していくことが大切ですね。