「まだ遊びたい!」寝たがらない1歳児を寝かせるには?
1歳を過ぎると、歩けるようになったり、お絵かきを覚えたりと、遊びのバリエーションが広がりますね。また、少しずつ自分の意志を伝える力がついてきて「このおもちゃで遊びたい」「もっとお気に入りのDVDを観たい」などを視線や動作で表せる子もいるでしょう。
これらは喜ばしい成長ですが、状況によってはママを困らせてしまうことも。たとえば夜、もう寝る時間なのに「もっと遊びたい」と主張して寝たがらない状況になると、就寝時間が遅れてしまいますね。
「もう寝る時間だよ」と話して納得してくれればよいものの、子供によっては「イヤー!」と大泣きしたり、構わず遊び始めたりすることも。そんなとき、どのように対処すればよいのでしょうか。
- 東京都教育委員会「<参考> 0歳児から2歳児の発達過程」(http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/school/document/pre_school/files/curriculum2/15_2_2_sankou.pdf,2019年11月18日最終閲覧)
- 大津市「1歳児」(https://www.city.otsu.lg.jp/material/files/group/242/kari_38.pdf,2019年11月18日最終閲覧)
先輩ママ直伝、1歳児を寝かせるためのテクニック
ここからは、遊びたがって寝ない1歳児に対して先輩ママが実践している寝かしつけテクニックをご紹介します。
子供によってうまくいく方法は異なると思いますが、わが子に合いそうなアイデアがあればぜひ取り入れてみてくださいね。
ひたすら寝たふりをする
これといったアドバイスでなくて申し訳ないのですが、
私はひたすら寝たフリです!
「ママ眠たいから寝るねーおやすみー」と言って、反対向いてそこから一切返事もしないし反応もしません!
最初は覗き込んできたり構ってもらおうと声出してきたりしますが、反応が無いと分かるとだんだん寝るモードに入っていってます!
「もう寝る時間だよ」「ママと一緒に寝よう」などと一生懸命にママが声をかけているとき、子供は「ママも起きているから遊んでいても大丈夫」ととらえてしまっているかもしれません。
そこで、寝る時間になったらママは徹底的に寝たふりを貫くようにすると、子供がいずれあきらめて寝るという声がありました。子供の様子をしっかり観察しにくいため、誤飲しそうなものは片付けておくなどの対処は必要ですが「ママが相手をしてくれないなら寝よう」と考える子なら効果が見込めるかもしれません。
おもちゃを寝かしつけるふりをする
「おもちゃも眠いよ」と伝えてあげることで、子供が遊びがらなくなるという声です。おもちゃの気持ちを聞いて、理解できるようになっていれば「おもちゃも眠るなら寝ようかな」と思ってくれる可能性はありそうですね。
この方法なら、子供と一緒におもちゃの片付けもできそう。おやすみ前の習慣にしてもよいでしょう。
寝室限定のお楽しみおもちゃを活用する
寝室に行くこと自体を嫌がるなら、寝室にお楽しみを作るのもよいようです。たとえば、寝室の天井にアニメーションを映し出す「おやすみシアター」などのおもちゃを活用し、寝るだけでない楽しい場所として、寝室に誘い込む方法があります。
寝室だけの特別な時間が気に入れば、ストレスなく寝室に誘って横にさせることができそうです。そのまま映像を見るうちに眠りについてくれたら、ママとしては大助かりですね。
寝る前に絵本タイムを作る
リビング出るとき「寝るよ!好きなの1冊持ってネムネムのお部屋行くよー」って声かけると、自分で本棚から絵本取ってスタタタ!って寝室に駆けていきます笑
で、ゆっくり読んであげて、最後に表紙とかのキャラ(猫とかゾウさんとかホットケーキとか魚とか)に「おやすみ、僕はもう眠たいよー○○くんも寝ようーまた明日ね!」ってアテレコしてから電気消します☺️
続けてたら子供も習慣化してきたみたいで、電気消した後、寝る体制に入るまでの時間も短くなった気がします👍
絵本が好きな子なら、寝る前の寝かしつけに読み聞かせタイムを取り入れてもよいでしょう。おやすみ前に好きな本を読み聞かせてもらえることが習慣化すれば、寝ることへの抵抗感が薄れるかもしれません。
また、投稿者のように絵本に出てくる生き物などになりきって「おやすみ」と声をかけてあげたら、子供も寝るための心の準備ができるかも。飽きてきたら絵本を変えてもよいですし、長く楽しめそうなアイデアですね。
お昼寝を減らす、なくす
子供が歩けるようになる1歳過ぎのころは、体力がついてきて、お昼寝の時間を調節しないと就寝時間が遅れてしまう場合があるようです。
夜の寝つきがよくないなら、お昼寝は1時間~多くても2時間ほどにするというママの声もあります。「遊びたい」と主張するのは、十分に眠気が出ていないからかも。だとすると、お昼寝を減らして夜に眠くなるように調整するのもよい方法かもしれませんね。
子供に合った「おやすみ術」を使ってみて
1歳ごろの子供は「寝なさい」というだけではなかなか言うことを聞いてくれませんよね。「早く寝かしつけたい」と焦るあまり、ママ自身もイライラしたり疲れたりしてしまっては、夜がゆううつな時間になってしまいます。
そんなときは、先輩ママの寝かしつけアイデアを参考にしてみてください。うまくいかないときは、ママ流にアイデアをアレンジしてもOK。「これならうまくいきそう」と思える方法を試すうちに、よい作戦に出会えるかもしれません。
そして、ママ自身の休息時間も大切に。あまりにもうまくいかず疲れたら、無理に寝かしつけるのをやめてみたり、家族に代わってもらってママは眠ったりする日を作りましょう。子供は親の思うようにはいかないもの。「仕方ないかな」と思う気持ちも持ちつつ、できそうなことを試して乗り切っていきましょう。