妊娠前から心臓や腎臓(じんぞう)、婦人科系の持病がある人は、妊娠が判明した段階で主治医と相談しサポートを受けながら妊娠の経過を見ていく必要があります。
また、妊娠前に異常がなかった人でも妊娠の経過によっては発症するリスクがあるため、規則正しい生活を心がけて予防することが大切です。
後期流産に注意する
妊娠12週~妊娠22週の間に流産してしまうことを後期流産といいます。後期流産は、初期流産とは異なり母体側に原因があることが多く、子宮筋腫や子宮頸管無力症、過度の疲れやストレスによっても起こる可能性があります。
出血や腹痛といった症状がみられた場合は、すぐに病院を受診しましょう。
- 日本大学多摩永山病院「流産」(https://www2.nms.ac.jp/hahanet/sign1_1_2.html,2018年9月13日最終閲覧)
- 荻田和秀(監)「らくらくあんしん妊娠・出産 」P85.96-98(学研プラス,2017年)
- 竹内正人(監)「この1冊であんしんはじめての妊娠・出産事典」P140-141(朝日新聞出版,2016年)
- 横浜市歯科医師会「妊婦歯科健診」(http://www.yokoshi.net/?page_id=3573,2018年9月13日最終閲覧)
安定期であってもゆったりと過ごしましょう
妊娠20週目になると、妊娠初期に感じていたイライラや感情の激しい浮き沈みが落ち着き、気持ちに余裕ができて活動的になる人もいるでしょう。
しかし安定期であっても、妊娠中はさまざまなマイナートラブルが起こりやすい時期です。また、自分では体調がよいと感じていても、体は疲れやすい状態のため無理をしてはいけません。体調が優れないときや、疲れを感じているときはしっかり休息を取ることが大切です。










