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【体験談】指しゃぶりはいつまでに卒業すべき?やめさせる方法や注意点も紹介

赤ちゃんがする指しゃぶり。大きくなってくると「まだやめられないの?」と心配になることもありますが、実は子どもの歯並びに悪影響を及ぼすことも…。そこで今回は、今日からすぐに実践できる指しゃぶり・指吸いをやめさせる七つの方法とコツを紹介していきますね。指しゃぶりは早くやめさせたほうが歯並びに影響が出にくいはず。参考にしながら実践していただければ、もしかしたらすぐに指しゃぶりを卒業できるかもしれませんよ。

画像:www.hallmark.com

指しゃぶりっていけないことなの?

そもそも、赤ちゃんはどうして指しゃぶりをするのでしょう。そして、指しゃぶりはいけないことなのでしょうか?

赤ちゃんの指しゃぶりは発達段階で自然なこと

指しゃぶり PIXTA

赤ちゃんはママのおなかの中にいるときから、指しゃぶりをしています。それは、生まれてすぐにママのおっぱいを飲むための練習をしているから、と考えられています。

乳児期には、口のそばにきたものをつかまえてしゃぶったり、なんでも口に入れようとしたりするようになります。これは、目と手を連動させるための発達段階として、また、周りにあるものを自分から学んでいる、ごく自然なこととして捉えられています。また、緊張や不安を和らげるためにしていることもよくあります。

満1歳の赤ちゃんの約半数が指しゃぶりをするといわれ、ピークは1歳6ヶ月から2歳とされています。その後はだんだん指しゃぶりをしなくなり、4歳頃にはたいていの子が自然に指しゃぶりをやめるでしょう。

言葉がしっかりと理解できる頃になったら、少しずつ卒業へ

幼稚園 PIXTA

3~4歳ごろになると指しゃぶりは卒業していることが多いのですが、中にはどうしてもやめられない子がいます。小学校に入学する前の子どもは、不安などのストレスを受けたときに指しゃぶりなどの行動を一時的にすることもあるのです。お話がきちんと理解できるようになってきたときに、「指しゃぶりはおかしい」ことと、ゆっくりと優しく教えてあげましょう。

4歳以降も指しゃぶりが続くと、開咬という歯並び不全になったり、唇が閉じにくくなったり、発音の異常などが起こることもあります。

子どもに対しただ指しゃぶりを禁止するのではなく、その裏にあるストレスにも目を向けてあげながら、少しずつ卒業に向かって一緒に歩んであげましょう。外遊びや運動、手や口を使う遊びをさせてあげるのもおすすめですよ。

出典元:

どうやってやめさせたらよい?

指しゃぶり PIXTA

それでは、どうやって指しゃぶりをやめさせるとよいのでしょう?先輩ママたちの体験談なども参考に5つ挙げてみます。

1.なぜ指しゃぶりをしてはいけないか伝える

すでに4歳近くなって周囲の話をしっかり理解するようになったら、指をしゃぶるのがどうしてよくないのかを伝えてみましょう。

「ばい菌が体の中に入って風邪を引いてしまうよ」「外で色々なものに触った手にはたくさんばい菌がいるよ」と、本人に自覚をさせます。そのことによって「ばい菌が怖いからしゃぶらない」と自分の意志で指しゃぶりをやめる方向に促せるかもしれません。

まだ小さい子には効果が出にくいかもしれませんが、大きくなった子にはぜひ試してみてください。

2.眠る前には手をつないで!

手 PIXTA

眠くなったときにも指しゃぶりをしている子がよくいます。きっと安心するのでしょうね。

こんな子には、眠る前にママが手をつないであげてはいかがでしょう。そして絵本を読んであげたりすると子どもは安心して心地よい眠りに。

スキンシップを図るために、例えば寝つくまでの間、子どもの手を握ったり、絵本を読んであげたりして、子どもを安心させるようにします。

ママが手をつないであげると安心できるだけでなく、指をしゃぶることもできなくなるので子どもにとってもママにとっても良い方法ですね。眠る前にじっくりと付き添ってあげると、自然と指しゃぶりがなくなるかもしれません。

出典元:

3.テーピングをしてみる

指しゃぶりをやめさせる方法の一つとして、先輩ママたちが試したのが「テーピングをする」という方法でした。わざとごわごわするほど、大袈裟に医療用のテープを指に巻いてみると、自然に指を口元に持っていかないようになるかもしれませんね。

包帯とテープでぐるぐるにしてました!
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テーピングか、指しゃぶり防止用の手袋をしてあげるのはどうでしょう?
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テーピングをしていると指をしゃぶられないので、それがきっかけで指しゃぶりそのものを忘れてしまうこともあるでしょう。包帯ならもしそのまま指しゃぶりをしてしまっても安全ですし、ぜひ試してみてくださいね。

4. 大好きなキャラクターのばんそうこうを貼る

ばんそうこう PIXTA

テーピングとも似ていますが、子どもの大好きなキャラクターのばんそうこうがあったら、それを貼ってみるのも効果があるようです。ばんそうこうは子ども自身に選ばせて。自主的に指しゃぶりをやめる自覚ができて、すんなりやめられるようですよ。

なんか好きなキャラクターの絆創膏とかもダメですか?🥺
長男は、トミカの絆創膏、私が工事車両を描いてあげる絆創膏がヒットしました!
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アンパンマン大好きなので、毎日子どものリクエストしてきたアンパンマンキャラクター描いていたんですが、ダメでした😭車系も好きなので、車系の絆創膏も試してみようと思います✨絆創膏自体に描かれてるやつは高いからとケチっていたんですが、モノは試しですね💗
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好きなキャラクターが指先にいると、指しゃぶりをしたくなるのかもしれませんね。子どもの気持ちに働きかけてうまく引き出すことができれば、ママも子どももいやな思いをせずに自然とやめられるでしょう。

5.歯医者さんの先生に伝えてもらう

中には「歯医者さんに伝えてもらった」という先輩ママもいましたよ。指しゃぶりや指吸をやめさせる方法として、「家族以外の人に注意してもらう」という方法も効果的ではないでしょうか?

長男が赤ちゃんの時から暇さえあれば指吸っていて、3歳で歯科クリーニング行った時に前歯の生え方を指摘されて指吸いをやめるように言われたので、その場で「先生から言ってもらえますか?」とお願いして言ってもらいました!
そしたらその日から辞めれました👍
親が言うより家族以外の大人から言ってもらう方が効果あると思います✨
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ある程度大きくなると、パパやママの言うことを聞いてくれない子どももいるのではないでしょうか。そんなとき、歯医者さんという他人から「やめたほうがよいよ」と言ってもらうと、子どもも「いけないことなんだ」と自覚しやすいかもしれません。

6.卒業する日を前もって約束する

3~4歳といえば「自分は赤ちゃんじゃない」という気持ちが芽生えてくる年齢ですよね。誕生日や保育園・幼稚園の入園式は子どもにとって、「お兄さん・お姉さん」になるステップの一つ。

そのタイミングを活用して、指しゃぶりを卒業する日を前もって約束してみてはいかがでしょうか?カレンダーに印をつけて、「◯日から指しゃぶりをやめてお兄さん・お姉さんになろうね」と約束すれば、子ども自らやめてくれることもありますよ。

7.心の不安を解消する

指しゃぶりが精神的な不安を解消するためのものになっている場合、その原因を取り除いてあげる必要があるでしょう。保育園で友達と上手にコミュニケーションができているかな?家庭での生活で不安なことはないかな?など、本人の思いに寄り添ってあげましょう。

また、親子の触れ合い時間を十分に取り、精神的に満足させてあげることも必要ですね。満たされることで「自分で指しゃぶり卒業にチャレンジしよう」という前向きな思いを持ってくれるかもしれません。

指しゃぶりをやめさせる際の注意点

指しゃぶりや指吸いをやめさせる方法について七つ紹介してきましたが、実践するときは次のようなポイントに注意してくださいね。

強く叱らない

どうしても指しゃぶりをやめてくれないとき、ママは「どうしてやめないの」と強く叱りたくなってしまうかもしれません。

しかし子どもにとって叱られることは、不安やストレスを感じること。指しゃぶりがさらにやめにくくなることもあるので叱らないであげてください。指しゃぶりをしてしまったときは、優しく諭すようにして「いけないこと」であることを伝えましょう。

年齢にあった対処法で無理なく

指しゃぶりや指吸いをやめさせる方法を知りたいと思っても、無理のない対処法は年齢によって違います。無理にやめさせようとするのではなく、子どもの年齢にあった方法を試すことが大切。

3歳以降では保育園などで他の子どもと接する機会が増えるので、「指しゃぶりは恥ずかしいこと」と、子ども自身が認識しやすくなりますよ。

普段以上にスキンシップを多めにとる

最初に解説したように、指しゃぶりは不安やストレスから起こることも少なくありません。普段以上にスキンシップをとって、子どもを安心させてあげることも大切ですよ。

スキンシップがとれる手遊びをしたり、ハグをしてあげたり、子どもと手をつなぐ時間を増やしてあげたり…パパママとのふれあいを増やしてあげてくださいね。

その子に合った時期に、合った方法で指しゃぶりを卒業させましょう

子供 笑顔 PIXTA

子どもが指しゃぶりをやめられない原因はさまざま。でも、ママがあまり神経質になりすぎると、かえって逆効果になる可能性もあります。ママにきつく言われる不安感から、もっと指しゃぶりをするようになってしまう場合もあるかもしれません。

言って聞かせられる年齢ならば、歯並びのことやばい菌のことを話して納得させることもできるでしょう。その子に合った時期に、その子に合った方法で卒業できるとよいですね。大切なのは、その子が自分からやめられたということ。

「やめさせないと」と必死に「ママ主体」になるのではなく、あくまで本人の考えを受け止めながら見守ってあげてくださいね。

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