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切迫早産の入院に、保険は適用されるの?

切迫早産の入院は、医学的治療が必要な出産とみなされます。そのため、健康保険の適用対象となるケースが存在します。一方で病院や医師の判断により例外もありますので健康保険が使えるかは逐一確認をしておきましょう。このまとめではそれら切迫早産と保険の関係について紹介します。

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切迫早産の入院には保険が適用されます

切迫早産の入院には健康保険が使えます。 医学治療が必要な出産とみなされるためです。 切迫早産の入院で健康保険が使えるのは次のとおりです。

  • 差額を除くベッド代
  • 注射や点滴を含んだ薬(シップも)や診察代
  • 注射や点滴の処置代
  • 血糖値を測る機械
  • NST(ノンストレステスト)
  • 膣を洗う
  • 陣痛促進剤
  • ふつう分娩部分以外の手術代
  • 持病が理由の無痛分娩
  • 膣分泌物検査(1回のみ)
  • 早産マーカー(1回のみ)
  • 逆子
  • 前置胎盤の超音波検査
  • 死産
  • 赤ちゃんの集中治療室への入院

保険が適用されないもの

保険 PIXTA

切迫早産で入院したら、入院から退院まで健康保険が使えますが、次のものには健康保険が使えません。

  • 差額ベッド代
  • テレビ代
  • 食事代
  • 経膣エコー
  • ドップラー(心音確認)

健康保険の入院給付金や生命保険の場合、ふつうなら産後は対象外です。
しかし、切迫早産の場合、病名に「切迫早産」の言葉がついていれば支払われる場合があります。
生協の共済なら、入院から退院までカバーするものがあります。
切迫早産になりそうになったら、生命保険会社に確認しましょう。

保険の内容をよく知って心の備えを

切迫早産の入院ではお金がかかりますが、健康保険や生命保険でほとんどカバーされます。そのため、ふつうに出産した場合とあまり変わらない費用負担で済む場合もあります。保険の内容は、それぞれの問い合わせ先に確認し、内容をよく知った上で、安心して出産することを考えましょう。

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