タブレット教育ってどうなの!?
最近は、タブレットが爆発的に普及した事によって、所持している家庭も多く、子供たちにも馴染みのある物になりました。これを学習面でも取り入れようとした動きも当然出てきています。
すでに学校でも取り入れている所もありますし、有名どころで言えばベネッセやスマイルゼミもタブレット教材を出し始めましたね。今までの紙教材に比べて格段に子供の興味をひく事は容易に想像できますが、実際にタブレット教育のメリットやデメリットはどのような事なのでしょうか。
気になるタブレット学習の実情をみていきましょう。
タブレット学習のメリット☆
まずは、タブレット教育を取り入れるメリットを考えてみましょう。主にあげられるのは、以下の通りです。
- 子供の興味・関心をひきやすい
- 教材がかさばらない
- 添削がその場で出来る
- 教材に音声や動画を使用できる
- 場所を選ばず、外出先でも利用できる
やはり、何と言っても最大の魅力は子供の興味をひきやすい事でしょう。その操作性などの特性を活かし、ゲーム感覚で楽しく学習する事ができます。
また、映像や音声で説明が出来るため、従来の紙の教材より理解しやすい部分も出てきます。
タブレット学習のデメリット☆
では、デメリットとして考えられる点はどのような内容なのでしょうか。おそらく、メリットよりもデメリットの方が気になるママさんも少なくないのではないでしょうか。
- 初回にタブレットの購入費用がかかる
- 書く作業量・経験が少ない
- 回答がすぐに見られる
- 学習に関係のないゲームなどをしてしまう
- ネットにつなぐ事でSNSなどにアクセスしてしまう
- フリーズや故障などコンピュータートラブルが起こる可能性もある
付属のタッチペンで入力するのと、紙に書くのとではやはり力の入れ具合など違ってきます。書く事で覚えるという作業が圧倒的に少なくなってしまいます。
また、分からない問題はすぐに回答を見る事が出来てしまうため、自分で考えようとする気持ちや力が減っってしまうのではないかという不安も耳にします。
実際にタブレット教育をしてます体験談☆
それでは実際にタブレット教育を取り入れているママたちの体験談をご紹介します!実際にやられているママたちの声はとても参考になるのではないでしょうか?
体験談1・手軽さが1番の魅力☆
一番は手軽さかなと思います。オフラインで外出先でも使えるし、(スマイルゼミの場合。チャレンジタッチもアプリは利用OK)暇な時間に暇つぶしにできるのは結構いいですよ!
出典: kumonshiki.seesaa.net
やはり、場所を選ばず、外出先でもちょっとした待ち時間や暇つぶしにも利用できるのは、とても便利ですよね。これは、大人もスマホで実感済みといったところでしょうか。
体験談2・添削もできる☆
私が気に入っている理由の1つに「丸付けをしなくてよい」というのがあります。紙に書いてやるタイプのドリルなどは丸付けが大変でした。小学生のうちは親が丸付けをしないと、答えを丸写しになってしまうおそれがあります。
私も仕事をしているので、兄弟が多いと宿題を見るのがやっとで自宅学習までは手が回りません。スマイルゼミは回答ボタンを押すと瞬時に正解がわかり、「ピンポン!!」っていう音も嬉しいです。
間違えたところは解説も見ることが出来るので、わからないところも子供一人で解決することができます。
出典: kosodatemamanet.seesaa.net
確かに、添削を間を空けずに速やかにできるというのは、子供も理解しやすくなります。親が丸つけをする場合、家事や他の兄弟の対応などで、「ちょっと待ってて!」という場面は多く出てきます。
集中を途中で途切らせる事がないというメリットの反面、手軽に答えが見られるので、自分で考える気持ちが減ってしまうのでは、という不安も出てきます。
体験談3・コンピュータートラブル☆
タブレットでの勉強となるとこういったコンピュータのトラブルは仕方ないのかもしれない。子供にもちゃんと対処の仕方を教えて、一人の時でも直せるようにしておかないとです。
ただ、再起動にかかる時間。けっこう待たされるな…。
出典: smilezemi-info.seesaa.net
タブレットに限らず、電子機器を利用する場合には、どうしても故障などのトラブルの可能性は否定できません。その間に、子供のやる気が削がれてしまう事も考えされます。
タブレットのメリットとデメリットを理解した上で利用を!
タブレット教育には当然、メリットもあればデメリットもあります。その両方の特性を理解した上で、お子さんには、どちらが向いているかなどを判断する事になるでしょう。
学習の内容に関わらず、机に向かって、ノートに何かを書く勉強をしていれば、親としては安心し、タブレットを使っていれば、遊んでいるのではと、不安になるという偏見的な見方もどこかにある事も否定できません。
今後、ますますタブレットなどの電子機器による学習は普及し、様々なサービスが展開されるでしょう。実際に紙に書かない勉強法に、筆者を含め抵抗感を感じる親もいらっしゃるでしょうが、上手く両方の良いところを活用して子供のやる気を引き出してあげたいですね。