🔴【第1話から読む】夫との馴れ初めは出会い系アプリ、女好き男はやはり信用ならないのか…|女グセが悪い夫
成哉の二度目の裏切り。謝罪をすることはなく淡々と語られる言い訳の数々。離婚を考える友佳だが、不貞行為を行ったという確かな証拠がない為、成哉に慰謝料を請求することができない。そんな彼女を救ったのは、夫に対する義父の激烈な一喝だった。
夫婦で見いだせなかった答え
離婚する覚悟はないくせに浮気行為と疑ってしまうような行動をとった成哉。覚悟が無いならそのような中途半端なことはしてほしくありませんでした。そんな生半可な気持ちで家庭を持ってしまっている人が父親だなんて、長女とお腹の子に申し訳なく、心苦しい気持ちでなりません…。
このまま曖昧に許してしまったら、この人はまた同じ過ちを繰り返すでしょう。その度にまた私が嫌な思いをし、子ども達に罪悪感を感じるという最悪のループが手に取るように容易に想像できます。
ただ、不貞行為の証拠がない以上、一方的に離婚するのも私のデメリットの方が大きくなってしまいます。大きな点でいえばやはり金銭問題です。お金という面においては、成哉がいることで助かる部分が大きいですが、精神面上別れたいという思いが捨てきれません。
再構築も検討しましたが、成哉のスマホの検索履歴からデート先のラブホの情報や生理中の性行為・性病についての情報を調べていることが分かりました。その事実は、もう引き戻せないところまで私を突き落としました。
友佳「成哉。ごめん、やっぱり私はこれ以上成哉を信用できない」
成哉「悪かったって。ほんの癒やしのつもりだったんだ。あの日初めて会っただけなんだよ!やましいことはしてないし!」
友佳「結果やってなかったとしても、やろうとはしてたでしょ」
成哉「いや…」
友佳「やる気ないのにこんなの調べたりしないでしょ!!」」
成哉は自分の行動を甘く見ています。悪かったと言っておけば、初めみたいに何とかなるだろうという気持ちが、どこか見え透いているようでした。真の意味で反省していないであろう成哉には、何を言っても無駄だと感じていたのです。
お互い譲らない押し問答に諦めかけていた時、そんな私達を見かねた成哉のお父さんが、とうとうしびれを切らしました。
義父の一喝
私達のことをずっと心配していた成哉のお父さんから、その後の進捗について連絡がありました。もう心が折れそうになっていた私は「正直、もうどうしたらいいのか分かりません」と、弱音を吐きました。すると、夫に対してお義父さんは大激怒。「今から行く」とすぐにくることになったのです。
玄関のベルが鳴ったので扉を開けると、そこには重たい空気を纏った義父が居ました。
義父「成哉は居るか」
友佳「はい、リビングに…」
義父「友佳さん、申し訳ない。あいつは、こうでもしないと分からないから」
息子の情けない状況に、溜息をつく事しか出来ない義父。そのままリビングへ向かい、成哉の姿を見るや否やドスのきいた怒鳴り声で一喝しました。
義父「お前、友佳さんに何したんだ」
成哉「父さん聞いて…」
義父「言い訳はいらない。妻がいるのによその女と会った時点でお前が悪い」
成哉「それは…もう二度とないから…」
義父「口だけならいくらでも言える」
成哉「じゃあどうしろって言うんだよ」
義父「友佳さん」
友佳「はい…」
義父「こいつの口先は信用できん。今後やったら、こいつに500万払わせる」
成哉「ご、ごひゃ」
義父「誓約書だ。成哉、書け」
義父の勢いに、否定しようとする気力を失った成哉は観念しました。
成哉「…はい」
そうして義父監視のもと、成哉は私との誓約書を書きました。義父は強引ではありますが、本当に心強い味方です。私に代わって一喝入れてくれたのも、とてもスッキリしました。ただなんだかんだで、義父も息子の家族を失わせたくなったのだと思います。
義父の顔に免じて、もう一度だけ成哉との夫婦生活を考えてみることにしました。血の繋がりはなくとも、背中を押して支えてくれた家族に、感謝しています。
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あとがき:支えてくれる家族に感謝
今回のお話のように、浮気の決定的な証拠が掴めず慰謝料請求の出来ない場合や、くさっても好きになった人・夫となった人だから情が捨てきれないという気持ちの面とで、簡単に離婚するという形が難しいケースもありますよね。
金銭面もありますし、夫婦間の精神面や自分達だけではなく子ども達のことも考慮する必要があります。利害関係で一緒に居続けることは一つの選択です。
今回のお話では、友佳のことも大切に思ってくれていたお義父さんのおかげで、友佳も気が晴れて、関係性の再構築へと再び前向きになることができました。
家族の状況によって正解・不正解はない夫婦問題の解決方法ですが、家族にとってそのときのベストな選択ができるといいですよね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










