🔴【第1話から読む】仕事と称して朝帰りする夫→妻の友人が街で見かけた【決定的な光景】|愛人と再婚しようとする夫
不倫相手の舞花から略奪を迫られた裕也は、詩織に身勝手な離婚を突きつける。動揺する詩織だったが、里香の助言で「婚姻届不受理届」を提出。法的ガードを固め、悲しみを闘志に変えて反撃の準備を開始する。
元カノと不倫している夫
里香の推理によると、夫と舞花は、数か月前の共通の知人の結婚式で再会したのがきっかけで不倫を始めたのではないかとのこと。確かに大学時代のサークル仲間の結婚式だと言って出かけ、その夜は帰ってこず朝帰りでした。
里香によると、舞花は裕也に子どもがいることも知っているだろうといいます。結婚式で家族の話をしていても、舞花は関係なくアプローチし、裕也もホイホイついて行ってしまったのでしょう。
こうして里香から不倫の事実を聞かされた夜、裕也はいつにも増して冷たい態度で帰宅しました。そして、太陽が寝静まったリビングで、彼は信じられない言葉を口にしたのです。
「詩織、大事な話がある。……離婚してほしい」
ついに離婚を切り出された
心臓が跳ね上がりました。でも、私は必死で平静を装いました。
「どうして? 太陽もまだ小さいのに。理由を教えて」
「価値観のズレ。お前と一緒にいても俺は全然幸せじゃない。自由になりたいんだよ」
よくもまあ、そんな身勝手な理由を。舞花とのことは隠したまま、夫は「性格の不一致」を強調しました。でも、私は里香からの助言を思い出していました。里香は不倫に対してショックを受ける私にこう言ったんです。
「もし離婚を迫られても絶対にすぐハンコを押してはダメ。婚姻届不受理届を役所に出してね。そうすれば相手は勝手に離婚届けを出せないから、じっくり証拠を集めることができるからね。奥さんの立場はとても強いから安心して」
絶対に泣き寝入りはしないと決めた
私は心の中に里香の存在を感じながら、大きく深呼吸をして答えました。
「離婚はしません。太陽にはお父さんが必要だし、私はまだやり直せると思ってる」
「なんだよ、俺はもうこの家ではやっていけないって言ってるだろ?」
裕也は怒りをあらわにして、そのまま家を出ていきました。おそらく舞花のところへ行ったのでしょう。翌日、私はすぐに役所へ向かい、離婚届の不受理届を提出。これで、勝手に離婚届を出される心配はありません。
ただし、私の手元にある証拠は、夫の財布から見つけた数枚のホテルの領収書だけです。これだけでは誰とホテルで不貞に及んだのかはわかりませんし、証拠にもなりません。
「探偵を雇うお金なんてない……。でも、泣き寝入りは絶対にしない」
太陽の寝顔を見ながら、私は拳を握りしめました。私の戦いは、ここから始まったのです―――。
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あとがき:「愛」を免罪符にする身勝手さ
「ワクワクしない」なんて、育児に奮闘する妻に放つ言葉ではありませんよね。自分の欲望を「自由」という言葉ですり替える夫の姿に、怒りを感じた読者も多いはず。しかし、ここで感情的にハンコを押さなかった詩織さんの冷静な判断はお見事です。
里香さんの「奥さんの立場は強い」というアドバイスは、現代を生きる私たちにとっても、お守りにしたいほど心強い言葉として響きます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










