🔴【第1話から読む】「GPSは誤魔化せるよ」夫の不倫で再構築中、友人からの耳が痛い【警告】|なんでも不倫につなげる友人
マコから届く「卓は不倫している」という疑いをともなう連絡に、美南は次第に追い詰められていきます。目の前の卓が誠実に振る舞っていても、マコの目には自分の作り上げた「不倫常習男」にしか映らないようで…。
夫の努力は感じる
「すず、パパと公園楽しかった?」
「うん! ブランコいっぱいした!」
週末、卓とすずが帰宅しました。卓の手には、すずが欲しがっていたキャラクターの風船。その光景を見ていると、少しだけ心が解けます。
卓はあれ以来、本当に家事に協力的になり、育児にも主体的に関わるようになりました。罪滅ぼしの気持ちがあるのは分かっていますが、それでも今の彼は「良い父親」であろうと頑張っています。
友人の言葉は私を不安の渦に突き落とす
しかし翌日、マコからのLINEが、私の平穏を粉砕します。
「美南、昨日は卓さんって何してたの?」
「子どもと公園に行ってくれてたよ」
「本当?昨日、卓さんみたいな人が駅前を女性と歩いてたんだけど」
心臓がドクンと跳ねました。 慌てて昨日のGPSの履歴を確認します。……やはり、公園に数時間滞在した記録が残っています。
「マコ、それは人違いだと思う。GPSも公園だったし、すずにも風船買ってくれてたんだよ」
「ふーん。子連れで会う不倫もあるって言うから、油断しないようにね」
追い打ちをかけるようなメッセージ。 マコの言葉を否定したいのに、過去のトラウマが「もしマコの言う通りだったら?」と耳元で囁きます。 一度失った信頼を回復するのは、本当に至難の業です。
私は毎日、自分の中の「疑い」という怪物と戦っているのに、親友であるはずのマコが、その怪物にエサをやり続けている―――そんな状況に感じていました。
飲み会を「不倫の温床」と断言
数日後、卓が会社の飲み会に行くことになりました。 卓はすぐに予定を共有してくれましたし、当日は飲み会の様子を写真に撮って送ると約束してくれました。それをマコに伝えると、またいつものようにお説教が始まります。
「不倫した人が飲み会?それ許して大丈夫なの?女も来るかもしれないのに」
「……でも、仕事の付き合いだし……」
「お酒が入った状態でもし女の人に誘われたら?今の卓さんは誘惑されちゃうかもしれないね」
マコの言葉は、もう「助言」の域を超えていました。 彼女は私の幸せを願っているのではなく、卓を悪人に仕立て上げて攻撃したいだけのようにすら思えます。
結局、その夜の卓は21時15分に帰宅しました。アルコールの匂いをさせながらも、お土産のスイーツを渡してくれて、思いやってくれたことを感じました。
その翌朝、スマホにはマコからメッセージがきていました。
「卓さん、朝帰りじゃないよね?私、美南がまた裏切られたらと思うと心配で眠れなかったよ」
マコは心配してくれているはずなのに、なぜこんなに息苦しいんだろう。 マコと話すと、まるで私の家庭が今にも崩壊しそうな、泥沼の中にいるような気分にさせられます。マコとの友人関係に、なんともいえない違和感を覚えるようになっていました―――。
🔴【続きを読む】「忠告を無視したらドン底に堕ちる」お節介な友人のSNSに【戦慄】|なんでも不倫につなげる友人
あとがき:親友という名の「監視員」
「あなたのためを思って」という言葉が、これほどまでに暴力的に響くことがあるでしょうか。マコは美南を救おうとしているのではなく、自分の予想(=卓の再犯)が当たることを期待しているかのようです。夫婦が前を向こうとしている中で、過去の過ちを蒸し返し続けるマコの存在は、もはや夫の不倫そのものよりも美南を疲弊させていきます。
友情が依存や支配に変わる瞬間を、生々しく描いたエピソードになりました。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










