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子供1人夫婦の7.5割が「2人目をためらう」…その理由とは?

7.5割もの夫婦が、2人目以降の出産をためらっているという衝撃の事実が、一般財団法人ワンモアベイビー応援団の調査でわかりました。国をあげて少子化対策に乗り出している日本。にも関わらず、2人目の妊娠・出産に踏み切れない人が多いのはなぜでしょうか?調査結果をもとに、日本のママの現状を考えてみました。

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2人目をためらう夫婦が増加中!

子供を2人以上ほしいと思っている夫婦でも、2人目の出産をためらっている人が多いことが、一般財団法人「1 more Baby(ワンモアベイビー)応援団」の調査で判明しました。

「2人目の壁を実感する」と答えた人は75%!

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この調査によると、既婚者の8割は「子供は2人以上ほしい」と考えてます。

その一方で7.5割もの夫婦が、第二子以降の出産をためらう「2人目の壁」を感じているという結果になりました。

2人目をためらう理由としては、どんなものがあるのでしょうか?

2人目をためらう理由はなに?

「1 more Baby(ワンモアベイビー)応援団」の調査によると、2人目をためらう主な理由は以下の3つでした。

1:経済的な理由(83%)

例えばママが働くために認可外の保育園に子供を預けることになったら、毎月の保育料の負担はかなり大きくなります。

また、子供が大きくなるにつれて教育にかけるお金が増えていきます。

子供に高レベルな教育を受けさせたいと考える親は、教育費が「2人目の壁」の最大の要因になっているようです。

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2:第1子の子育てで手いっぱい(49%)

短期的な理由としてもっとも強いのが、1人目の育児が大変で、2人目を生む気になれないということ。

これは一見ママだけの問題のようですが、実は社会的な背景も大きく関係しています。

子育て中のママやパパに対して周囲の理解が足りなかったり、ママにばかり育児・家事の負担がいったり…

3:年齢的な理由(39%)

日本の女性が初めて出産する年齢は、どんどんあがっています。

2013年の調査によると、全国平均年齢は30.4歳。

30歳で1人目を産み、1人目の子育てが落ち着いた頃に2人目を産もうとすると…35歳に近い年齢になることも。母体の年齢が35歳以上になると流産リスクが2.8倍に上がるという調査もあり、2人目をためらってしまうのかもしれません。

出典元:

「2人目が生まれたら退園」という騒動も…

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2015年6月、埼玉県所沢市は2人目出産のために育休を取った母親に対し、保育園に預けている上の子供(0~2歳児)を退園させるルールを導入しました。

所沢市のママたちは「市の運用は違法」として、退園の差し止めを求める申し立てをしていたのですが、この訴えはさいたま地裁により却下されました。

ネット上には「こうして少子化が進んでいくんだね…」など、市を批判するコメントも見られます。

このような判断も、「2人目の壁」の要因のひとつかもしれません。

「2人目」は贅沢な選択なの?

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経済的に余裕があり、実家や夫などの子育てサポートを受けられる夫婦だけが、ためらいなく2人目を産むことができる…

なんだかおかしいですよね?

子育てにお金がかかり、育児や家事の負担がママにばかりかかりがちな日本。

このような現状を改善しなければ、夫婦の7割以上が2人目をためらう現実を変えられないように思います。

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