1. トップ
  2. トレンド・イベント
  3. ブログ・SNS
  4. ご飯を食べる暇もない!夫は子どもたちと遊ぶだけ、家事や片付けはすべて指示待ちで...|双子育児が限界で家を飛び出した話

ご飯を食べる暇もない!夫は子どもたちと遊ぶだけ、家事や片付けはすべて指示待ちで...|双子育児が限界で家を飛び出した話

1歳双子の育児に限界を迎えた30歳の真央。夫・智裕は優しくも「指示待ち」で、家事育児の全責任が彼女の肩に重くのしかかります。孤独な奮闘の末、ある朝の些細なきっかけで心の糸が切れ、最愛の我が手を振り払い家を飛び出してしまう真央。絶望の果てに彼女が見つけたものとは? 追い詰められた母親のリアルと、壊れかけた家族が本当の「パートナー」へと再生していく姿を描いた、共感と希望の物語。「双子育児が限界で家を飛び出した話」第二話をごらんください。

🔴【第1話から読む】双子育児に夫への指示!指示待ち夫に近づく妻の限界

平日の戦場に加え、休日も夫の無自覚な振る舞いに翻弄される真央。自分の食事すらままならず、鏡には幽霊のような自分の姿。ある朝、些細なミスからトースターが火を吹き、真央の中で何かが決定的に壊れてしまう。

頑張りすぎて、もう空っぽ…

女性 疲労 PIXTA

智裕が仕事に出ている平日は、まさに戦場です。 朝食を済ませ、洗濯機を回し、泣き喚く二人をベビーカーに押し込んで児童館へ。

「双子ちゃん、大変ね。でもお母さん頑張ってるわね」

通りすがりの人の言葉が、今の私には鋭い刃のように刺さります。 頑張っている。そう、頑張りすぎて、もう中身は空っぽなのに。

帰宅後、子どもたちの昼寝中に掃除を済ませ、夕食の準備。 自分の食事? そんなの、子どもたちが残した冷え切ったうどんの切れ端や、ぐちゃぐちゃになったバナナをキッチンで立ちながらかき込むだけです。

座って、温かいものを、ゆっくりと味わって食べる。 そんな当たり前のことが、今の私には贅沢すぎる願いでした。

休みの日はもっとストレスが溜まる

女性 イライラ PIXTA

問題は、夫が休みの日です。

「今日は俺が子どもたちと遊ぶから、真央はゆっくりしてていいよ」

智裕は笑顔でそう言います。 確かに彼は、リビングで子どもたちとキャッキャと追いかけっこをしてくれます。でも、その横で散らかり放題のオモチャ、溜まった洗濯物、空っぽの冷蔵庫……それらは彼の視界には入っていないようです。

「智裕、お昼ごはんどうする?」
「え、真央が作ってくれるんじゃないの? 俺、子ども見てるし」

「……私、今から洗濯物干して、夕飯の買い出しのメモ作らなきゃいけないんだけど」

「じゃあ、俺が買い物行こうか? 何買えばいいか教えてくれたら」
また、これです。 何を、どれくらい、どのメーカーのものを買うか。 それを教える手間を考えるなら、自分で行ったほうが早い。 そう思って、私は結局「いい、私が行くから」と言ってしまうのです。

「真央、これどうすればいい?」
「真央、次は?」
「やり方教えてくれたらやるよ?」
智裕の口癖です。

一度、彼のために『育児・家事ルーチンノート』を作ったことがありました。 朝は何時に起きる、おむつはここで買う、離乳食のストックはこう作る。 でも、彼はそのノートを開くことすらありませんでした。

「だって、真央に聞いたほうが早いし。間違えて怒られるのも怖いしさ」

夜泣きに付き合い、一睡もできなかった朝

夜泣き PIXTA

昨晩、子どもたちの夜泣きが交互に続き、私は一睡もできませんでした。朝、鏡を見ると、そこには幽霊のような顔をした女が映っていました。

智裕は先に起きてリビングにいましたが、キッチンには何も用意されていません。

「おなか空いたなー」と独り言を言いながら、スマホをいじっている彼の背中を見て、私の中で何かがピシッと音を立ててひび割れました。

パンを焼こうとして、トースターの設定を間違え、真っ黒な煙が上がりました。 炭になった食パン。 おなかを空かせた双子が、限界を超えて火がついたように泣き始めます。

「ああ、もう……!」

私は財布を掴み、裸足に近い状態でサンダルを履き、コンビニへ走りました。 双子には菓子パンを買い、それを手渡すと、二人はむさぼるように食べ始めました。 智裕は何も言わず、ただオロオロと私を見ています。 彼への食事は、ありません。 作る気力も、パンを買う気力も、私には一欠片も残っていませんでした。

🔴【続きを読む】「ママ……っ、あーっ!」育児の限界!出ていく私を引き留める手を振りほどく

あとがき:名もなき家事の積み残しが、心を削る

子どもと遊んでいれば「育児をしている」と思い込んでいる夫と、その裏で次の食事や在庫管理に頭をフル回転させている妻。この温度差こそが、本作の大きなテーマです。「教えればやる」という言葉は一見前向きですが、その「教えるコスト」さえ母親が負担している不条理。真っ黒に焦げた食パンは、ボロボロになった真央の心そのものです。誰にも気づかれないSOSが、悲鳴となって漏れ出す瞬間の苦しさを込めました。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】双子育児が限界で家を飛び出した話

🔴【今読まれています】【手土産格差】私はデパ地下、ママ友は手ぶら。これって普通?|お金にルーズなママ友

おすすめ記事

「小説」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧

ブログ・SNSの人気記事