やんちゃな子供を持つママにぜひ読んでほしい!体験談
おとなしく座ってご飯を食べたりちゃんと先生のお話を聞いたり、お遊戯や運動会に楽しく参加したり、お友達と仲良く遊んだり、しつけをきちんとしていれば当たり前にできるんだ!
できない子は親のしつけの仕方が悪いんだ!と、ずっと思っていました。
我が子を産む前までは…。
今回は、ちょっとでもそんな思いをしたことのあるママにぜひ読んでほしい、私の子育て体験談を紹介したいと思います。
息子の習性「すぐに手が出る…」
ちょうど息子が3歳の頃、お友達と公園で一緒に遊んでいると、すぐにおもちゃの取り合い…いやいや、うちの子がお友達のおもちゃを取り上げようとしてるではありませんか!
「そういうときはお友達に『か~し~て』って言うんだよ」と教えても何度も取り上げようとする息子。お友達が泣いておもちゃを握りしめていると、息子はお友達の腕に向かってパンチをしてしまい、私が止めに入ると大泣きして暴れ出す始末…。
せっかくお友達と仲良く遊ばせようとしても、数分後にはこの一連の流れが繰り返されます。毎回暴れる息子を脇にかかえて「本当にごめんね」とお友達とママに謝りながら、心では泣きたい気持ちと、仲良く遊べない息子にイライラしていました。
育児本を参考にしてみても
自分の子育てやしつけ方が間違っているんだ…とすっかり自信を無くした私は、育児書やテレビの子育て番組を見ていろいろ試してみました。
子供の心に寄り添って子供の気持ちを言葉にしてあげるとか、叱らないで優しく伝えるとか、とにかくほめてみるとか…。
そりゃあもう藁にもすがる勢いでいろいろやってみましたが、結局息子が変わることはありませんでした。
やんちゃぶりは加速
保育園に入園してからも落ち着く様子のない息子。
お迎えに行くと女の子たちが私のほうへ寄ってきて、「今日も息子くんが〇〇君を叩いたんだよ!」と次々と報告してくれるようになりました。女の子ってしっかりしていてよく見てるなぁ…とトホホ。
お迎えで息子の行動を聞くたびに、帰り道は息子とお話…ではなく、自分の育児が思い通りにいかないイライラを、ただただ息子にぶつけていました。
言うことを聞かない息子を何度もげんこつしたりしていました。思い返せばこの頃が一番、息子のやんちゃぶりも私のイライラもひどかったです。
やんちゃな子供を持つママの悩み
やんちゃな子供に限らなくても、子供って叩いたり暴れたり、忙しいときに限ってママを困らせたりしませんか?
いい加減にしてよ!何度言ったらわかるの?これらはママなら一度は言ったことのあるセリフだと思います。そんなママたちのお悩み体験談をいくつか紹介したいと思います。
体験談①甘やかしているつもりはないのに…
今年3歳になる男子の母です。
最近子供がおもちゃを横取りしたり、自分の思うようにならないと
突き飛ばしたりしてしまいます。
自分ではけして甘い母親のつもりはなく、むしろ客観的に子を見ている
つもりです。 出典: komachi.yomiuri.co.jp
ママは甘やかしているつもりはなく、その都度きちんと注意してるつもりなのに…。本当によくありますよね!
我が子もそうでしたがおもちゃの横取りは、公園や児童館ではもはや「あるある」です。
体験談②ダントツにわんぱくな息子
この春から幼稚園に行き始めた3歳の息子について相談させて下さい。
毎回幼稚園に送っていくたびに、まずは上靴に履き替えて外靴をしまい、鞄と帽子をロッカーに片づけてから室内遊び、という流れが全くできず、いつも決まったおもちゃをめがけて一目散。
鞄も帽子も放り投げ、上靴も一応取るものの履かずに遊び始めたり、外靴を片付けなかったり。
今日は迎えに行った時、やはり上靴で園庭まで降りてきて走り回ったり、植えたての野菜の苗を引っこ抜いたり、注意をしても何度も水道を出しに行って止めなかったりと、本当に恥ずかしくて泣きたくなりました。
先生に「うちの子はやはりわんぱくですか?」と聞くと、「ダントツです」とのお返事。 出典: komachi.yomiuri.co.jp
私が投稿したのかと思うくらい、同じような悩みを抱えたママがいてビックリです。
回答してるママたちも共感している方が多い中、やんちゃなお子さんにはとても困っている!などの厳しい意見も少なからずありました。
この子のママで良かった!と思ったきっかけ
やんちゃな息子を持つ私ですが、やはり母親。ふとした瞬間やきっかけで「やっぱりこの子のママで良かったな」と日々叱ってしまっていた自分に反省する事もしばしば。
私の心がすっと軽くなったきっかけについてお話したいと思います。
ありのままを受け入れる
やんちゃな息子の子育てに悩んでいた私は、思い切って保育園の先生に相談しました。
すると先生は、「息子君はちゃんと自分の意思を表現できていていいじゃないですか!相手と自分の気持ちの違いに気づき始めるのはこれから少しずつですよ。たくさんケンカをして関わり方を学んでいくんですよ。息子君、このままでいいじゃないですか。」と励ましてくれました。
それを聞いて思わず泣いてしまった私。息子には落ち着いてなきゃダメ、仲良くしなくちゃダメ、とママの勝手な気持ちばかりを押し付けていました。
何よりもお友達を泣かせてしまって、しつけがなってないと思われるのが恥ずかしい!という自分の体裁を気にして、いつの間にか息子をコントロールしないと!と思っていた自分勝手な気持ちに気づかされました。
やんちゃ息子の今
やんちゃな息子も小学2年生になり、ずいぶん成長しました。
落ち着きの無さは今でも健在ですが、たくさんのお友達に囲まれて毎日授業もちゃんと受けてます。運動会や学芸会も、保育園の時のハラハラとは違って安心して見られるようになりました。
今年もらった通知表には「とても周りをよく見ていて、困っているお友達を助けてくれています。行事や係の仕事にも積極的に参加して頑張っています。」と書かれていました。
育児に行き詰まっていたあの頃の私にこの通知表を見せてあげたいです!
ママだってありのままでいい
やんちゃでたくましいお子さんを育てているママは、子供のしつけに躍起になって、しっかりと子育てしなければと人の目を気にしてしまうこともあるかと思います。
でもママだって一人の人間です。イライラしたり感情的になったりしたっていいんです。だってそれだけ子供が大事だからこそ悩んだり迷ったりするんですよね。
ママのありのままの子育てが、一番子供にとって幸せなんだと思います。やんちゃなお子さんを持つママたちを、心から応援しています。