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「正しい授乳姿勢のポイント」授乳中の新生児の抱き方、哺乳瓶の持ち方をくわしく紹介

PIXTA

フットボールを持つように、赤ちゃんを体の横で抱える方法です。赤ちゃんの体を腕ではさみ、足はママの後ろ側に来るように抱きます。

横抱きや縦抱きで上手く刺激されなかった乳管から、母乳を分泌できます。双子の赤ちゃんを同時に授乳する場合、フットボール抱きがおすすめです。

添い乳

赤ちゃんに添い寝する体勢で授乳する方法です。添い乳は眠ったままの状態で飲ませられるので、寝かしつけや夜間の授乳の際に便利です。

添い乳をして赤ちゃんが眠ってしまった場合はそのまま寝かせてあげられるので、移動で起こしてしまうなどの心配がありません。

出典元:
  • 松井潔(監)「育児新百科」(ベネッセコーポレーション)
  • ウィリアムシアーズ他「シアーズ博士夫妻のベビーブック」(主婦の友社)
  • ピジョン株式会社 にっこり授乳期研究会(編)「しあわせ授乳 サポートBOOK」ピジョン にっこり授乳期研究会(http://www.smile-lactation.com/jp/pdf/vol2.pdf
  • よしざわクリニック「診察することが多い 乳腺炎・乳腺膿瘍についてお話しします」よしざわクリニック(http://www.yoshizawaclinic.com/news/20150925095911093.html

授乳後のげっぷを上手に出すコツ

抱っこ PIXTA

吐き戻しを防ぐために、おっぱいと一緒に飲み込んだ空気を出してあげます。特に授乳後すぐは吐いてしまう可能性が高いので、吐き戻し防止にげっぷを出してあげましょう。

赤ちゃんのからだをママの肩にもたせかけるように抱いて、首を支えて縦抱きをし、背中を下から上にさすったり、トントンしたりしてください。

げっぷが出ないからと言って、出るまで続ける必要はありません。苦しくなさそうならば無理に出す必要はありませんので、そのまま寝かせてしまって大丈夫です。

もし吐き戻してしまった場合は、嘔吐した母乳が喉につまらないよう、体を横に向けるとよいでしょう。

出典元:
【医療監修】授乳時に乳首が痛くなる原因とは?痛みを感じたときの対処法

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赤ちゃんにミルクを飲ませるときの姿勢

ミルク PIXTA

赤ちゃんにミルクを飲ませるときは、横抱きがもっともおすすめです。片手で哺乳瓶を持ち、もう一方の手で頭から首にかけて支えられるため、首が据わっていない期間も安定して抱っこできます。

哺乳瓶を赤ちゃんの口元に近づけると自然と口に含もうとするので、乳首を深くくわえさせましょう。この際、哺乳瓶は赤ちゃんに対して垂直になるよう支えてください。

慣れてくると哺乳瓶から手を離してしまう方もいますが、正しい角度でないとミルクがきちんと送られず、赤ちゃんが空気ばかり飲んでしまうこともあるので、できるだけ目を離さずに見守りましょう。

出典元:

リラックスできる姿勢を見つけて授乳時間を楽しもう

授乳 PIXTA

基本的な授乳姿勢についてお伝えしましたが、赤ちゃんによって好きな抱き方はさまざまです。毎回同じ抱き方や角度になることは避け、ママと赤ちゃんがリラックスできる姿勢で授乳しましょう。

授乳できる期間は、長い人生のなかでほんのわずかです。貴重な授乳時間を楽しんで、赤ちゃんの成長を見守っていけるとよいですね。

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