アフターピルの値段は?緊急避妊の方法による費用の違いや特徴

アフターピルとは、性交時に避妊できなかった場合や妊娠の心配があるときに服用する緊急避妊薬です。日本で承認されている緊急避妊薬はノルレボ錠のみですが、病院によっては、ノルレボ錠のほか、月経不順や月経痛の治療に使用されるプラノバールという中用量ピルが処方されることがあります。それぞれの薬は、飲み方や副作用が異なることに加えて、費用も異なります。

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アフターピルは保険適用外、値段は病院により違いがある

アフターピルは保険適用外のため、同じアフターピルを処方されても、病院によって値段が異なります。また、使用する薬の種類によっても費用が変わります。相場としては10,000~20,000円ですが、休日診療の場合はさらに高額になることもあります。

病院によって値段が異なることに加えて注意したいのが、どこの病院でも必ずアフターピルを処方してもらえるわけではないということ。早い段階で服用することが大切なため、まずはアフターピルを処方してもらえるか確認してから受診するとよいでしょう。

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ヤッペ法とノルレボ錠の違いと値段

錠剤 PIXTA

病院で行われる緊急避妊の方法は大きく分けて2つあります。その方法と値段についてご紹介します。

ヤッペ法

日本産婦人科学会によると、ヤッペ法とは、以下のように定義されています。

UPSI 後 72 時間以内に 50μg のエチニルエストラジオール(EE)と 0.5mg の dl-ノルゲストレル(NGR)を含有するいわゆる中用量ピルを 2 錠、さらにその 12 時間後に 2 錠服用するというものである。
……
Yuzpe 法の有害事象としては悪心・嘔吐がしばしば報告されている。北村によれば、50.1%に悪心がみられ、14.8%に嘔吐が出現した。 ※1

少し難しい言葉が多いですが、ヤッペ法とは、性交後72時間以内、プラノバール錠2錠を12時間ごとに2回(計4錠)飲む方法ということです。プラノバール錠は緊急避妊薬ではなく、中用量ピルですが、ヤッぺ法では緊急避妊として使われます。

もう一つの避妊方法「ノルレボ錠」と比べると安価で処方され、4,000円~8,000円ほどで入手できますが、悪心、嘔吐が副作用として確認されているようです。

ノルレボ錠が承認されてからは、あまり使用されていません。

ノルレボ錠

ノルレボ錠は、日本で2011年から使用されている、性交後72時間以内に1回服用する緊急避妊薬です。妊娠に似た状態を作って排卵を抑制することで避妊効果がえられる方法です。

ヤッぺ法に比べると吐き気などの副作用が少なく、避妊効果も高いといわれていますが、値段はプラノバール錠よりも高額で、12,000円~16,000円ほどかかります。

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アフターピルと、低用量、中用量ピルの違い

ピル PIXTA

緊急避妊法(EC)とは、避妊措置に失敗したまたは避妊措置を講じなかった性交(Unprotected Sexual Intercourse: UPSI)後に緊急的に用いるものであり、通常の経口避妊薬のように計画的に妊娠を回避するものではない最後の避妊手段である ※2

性行為後に、妊娠を希望しない方が服用するアフターピルと、避妊薬として使われている低用量、中容量のピルは効果が異なるものです。アフターピルは以下のような場合に役立ちます。

  • 性行為中にコンドームが破けた
  • 避妊具を使用しなかった
  • 途中から避妊具をつけていたが完全に避妊できたか不安
  • 希望していない性行為だった

アフターピルを服用する場合は性交後なるべく早く、およそ72時間以内に服用すると避妊効果が高いとされています。

アフターピルではなく、低用量ピルや中用量ピルと呼ばれている避妊薬がありますが、これらは性行為前から毎日服用することで避妊効果が得られるもので、性交後に1度だけ服用しても避妊効果が得られるものではありません。

ヤッペ法で用いられるプラノバールは中用量ピルですが、通常の避妊目的とは異なる服用の仕方をすることで緊急避妊の役割を果たしていました。しかし、既に説明した通り、副作用が多いこともあり、現在は緊急避妊用に使用されることはなくなってきています。

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アフターピルについて知っておこう

ピルケース amana images

アフターピルは不測の事態に備えた緊急の避妊方法です。事前に安心できる避妊方法を選んで実行できることが理想ではありますが、万が一の時に思わぬ妊娠をしないために、知っておきたい薬でしょう。

アフターピルを服用する際には副作用がともなう場合があります。服用に関して気になることは医師に遠慮なく相談しましょう。

アフターピルの服用は、医師に相談しましょう

アフターピルは、72時間以内に服用するという制限があります。服用時の注意点や副作用など、医師に相談した上で服用しましょう。

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