おりものの色が黄色や黄緑色に見える場合は細菌感染が疑われます。
ピンク色や茶色に見える場合は血液が混ざっていることが疑われますが、正常な場合と異常な場合の両方が考えられます。生理前後の場合で生理の血液が混入しただけなのであれば、特に心配はありません。
生理前の茶色いおりものは出血!
生理予定日の前に、茶色いおりものが見られることがあります。おりものが茶色いのは血が混じっている場合がほとんどで、病気が原因の場合もあるので注意が必要です。
しかし生理前のこうした茶色いおりものは、生理が始まる準備段階としての軽い出血なので、あまり心配する必要はないでしょう。また生理前にこうした症状が見られる理由として、出血以外におりものが酸化している状態の場合もあります。一気に多量の血が出るのではなく、このように茶色いおりものから始まって本格的な生理になることもあるのです。
また、生理前の茶色いおりものは着床出血の可能性もあります。生理開始2~3日前から生理予定日までに出ることが多くあります。
- 小林製薬「おりものはカラダのサイン」サラサーティ(http://www.kobayashi.co.jp/brand/sarasaty/orimono/)
- ビバリータ「おりものの異常」ビバリータ(http://www.vivalita.com/02/10/)
- 新宿レディースクリニック会「専門」新宿レディースクリニック(http://www.1971fujinka.jp/gynecology/points/specialty.php/)
- 山本産婦人科「おりもの・かゆみ・外陰部の痛み」山本産婦人科(http://www.yc-tsu.jp/nayami/1/main.html#1c)
- 辻レディースクリニック「女性の病気」辻レディースクリニック(http://tsuji-clinic.info/original8.html)
おりものと妊娠の関係
おりものというのは体の状態を知る上でとても大事なものです。おりものは通常、排卵前後に向けて増えていく傾向にあります。
そんなおりものと妊娠との関係について紹介します。
妊娠するとおりものが増える
妊娠が成立するとおりものの量が増える傾向にあります。これは妊娠することでホルモンバランスが変化したことによるとされています。多少おりものが増えるのは正常なことですので、心配いりません。
この増える量があまりにも多いと感じる場合などには病院で相談するといいでしょう。またカンジダ膣炎などにかかりやすい時期でもありますので、清潔に保つように気をつけるようにし、かゆいなどの症状が出てきた場合には治療が必要です。
妊娠初期の茶色いおりもの
妊娠初期の症状として、茶色いおりものがでることがあります。妊娠初期に子宮などから出血することは珍しいことではなく、おりものに血が混じることで茶色く見えるのです。
妊娠初期の出血には、問題ない場合もあれば流産の兆候である場合もありますが、危険度は医師が診察をしなければ判断できません。そのため、出血が続いたり、出血だけでなく腹痛があったりするときには病院を受診するようにしてください。