臨月の茶色いおりもの
臨月に茶色いおりものが出る場合、「おしるし」と呼ばれる出産の兆候かもしれません。血の混じったおりものをおしるしと呼びますが、その際の出血は生理が始まるときのようなイメージを持っておくとよいでしょう。おしるしがあったときには、生理用のナプキンやパンティライナーをあてておきましょう。
おしるしがあったからといってすぐに陣痛がくるということではありませんが、茶色いおりものから出血が増えてきたり、腹痛が出て来たりという場合は何らかの異常が起こっている可能性があります。かかりつけの病院に連絡して、指示を仰ぎましょう。
- 山王クリニック「妊娠中の気になる症状」山王クリニック(http://sannoh.or.jp/obstetrician/symptom/index.php)
- いちご会「妊娠・出産Q&A」飯能産婦人科院(http://hannou-sanfujinka.com/obstetrics/pregnancy-and-childbirth-qa.html)
おりもの対策はおりものシート(パンティライナー)が便利
妊娠前にはあまりなかったおりものが妊娠してから急に増えた方もいるかもしれません。おりものが増えると、蒸れてかゆいと感じたり、下着が汚れたりしてしまいますよね。
おりもので下着が汚れるのを防ぐためには、おりものシートが便利です。しかし、汚れた状態で長時間換えずにいると雑菌が繁殖して感染症などになることがあるので注意が必要です。こまめに交換しましょう。
おりもののケアは洗いすぎないことが大切
おりものが増えると雑菌が増えているのかも知れないと思って石鹸などを使ったり念入りにビデで洗ったりする人もいるかもしれません。でもそれは逆効果です。
念入りに洗いすぎると元々いる良い菌まで洗い流してしまうことになります。おりものが気になっても、洗いすぎには注意しましょう。
- ユニ・チャーム「かぶれとかゆみ」ソフィ(http://www.sofy.jp/library/14-1.html)
- ビバリータ「おりものの異常」ビバリータ(http://www.vivalita.com/02/10/)
おりものは自分の体を知るのに大切なもの!
おりものは体にとって大切なものです。おりものの変化で体調や体の変化もわかるようになります。妊娠中のおりものや生理前のおりもの、排卵前後などで違いもあります。
おりものについて詳しく知り、自分の体のことを知りましょう。何かおかしいなと思うことや、異常が見られる場合は病院を受診してみてくださいね。










