なぜ子供の転落事故が起こるのか
何故このような子供の転落事故が起きてしまうのか。
ニュースのように、子供から目を離した隙にベランダや玄関先のテラスなどの柵から落ちてしまうということが多いのかもしれません。
しかし理由はそれだけではなく、現代の住居環境も関係してきているという意見もあるのです。その一つは高所恐怖症の反対の意味を持つ『高所平気症』です。
高所平気症とは?
高所平気症とは、言葉の通り高いところが平気であること。
マンションで生活する子育て世帯の増加により、幼少期から高い場所で生活をしているため高所に恐怖心を抱かずに育ち『高所平気症』を持つ子供が多くなっているという。
子供は自分の目の高さを基準に地面との距離を把握し、『高いかどうか』を判断します。
そのため、高層階では地面が見えないため高い場所が怖いという感覚が育ちにくいそう。
高所平気症に対する対策
高いところが怖くないということは悪いことではありません。しかし、時に『危ない』と危険を察知することは自分を守る大切な手段でもあります。
そんな高所平気症の子供に、どのように危ないということを伝えていくか。方法は以下のものがあります。
- 公園の高さのある遊具で遊び、高さの感覚を養う
- 少し危険なことを体験させる
公園の滑り台やジャングルジムは地面が見える範囲なので、これらの遊具で遊ばせることにより高さの感覚を養うことができます。
そして怪我をしない程度に『怖い』『冷っとする』体験をさせることにより、子供自身が危険を察知することを覚え、危険行為を防ぐ練習になります。
ベランダなどに物を置かない
ベランダに物を置いている家庭は多いと思います。カフェ気分でお茶をするためにテーブルとイス。
観賞用の観葉植物。ごみ箱など。子供にとっては遊び場になることも。
子供は時に予想外の行動を起こします。『これくらい大丈夫だろう。』この油断が命取りになってしまうのです。
なので出来る限りベランダには物を置くのをやめましょう。
転落防止グッズで対策を
少しでも子供の転落事故を防ぐためにグッズなどを使って対策をしましょう。
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こちらはつっぱり棒で固定するタイプですが、置くだけタイプのものもあるので小さい赤ちゃんや子供の対策に使えます。







