生後3ヶ月・4ヶ月の赤ちゃんの特徴
生後3・4ヶ月の赤ちゃんは、昼間起きている時間が長くなってきて一人でご機嫌で過ごすことができるようになってきます。喃語と呼ばれる「アー」「ウー」などの声を出すようになってくる時期でもあるので、機嫌のよい時にはたくさん話しかけてあげましょう。
その他にも、この頃の赤ちゃんには以下のような特徴があります。
首がすわってくる
首すわりの時期には個人差がありますが、多くの赤ちゃんがこの頃に首がすわります。腹ばいにして頭を持ち上げることができれば首すわりまでもう少しです。
この時期の発達には個人差が大きいので、首がすわっていなくても心配しすぎないようにしましょう。ほとんどの自治体において3~4ヶ月健診を実施していますので、不安なことは相談してみるのがよいですね。
体重の増加
この頃の赤ちゃんは、一生の中で最も成長が目覚ましい時期だと言われており、体重が生まれた時の約2倍にまで成長します。平均的な目安としては以下のとおりです。
男の子は身長が57.5~66.1cm、体重は5.1~8.1kgぐらいに発育してきます。
女の子は身長が56.0~64.5cm、体重は4.8~7.5kgぐらいになってくるでしょう。
出典: www.babytown.jp
ほっぺたがふっくらして、腕や足にも皮下脂肪がつくため、赤ちゃんらしい体形になってくるのもこの頃です。
身体の認識
おもちゃを渡すと、握ったり顔へ近づけるようになるのもこの時期です。そして、自分の手の存在に気づき観察し始める子も。自分の手は一番身近にあるおもちゃなので、じっくり眺めたり指しゃぶりをしたりし始めるでしょう。
このような経験を通し、赤ちゃんは自分自身の体を認識し始めます。
授乳回数の安定・減少
おっぱいやミルクを飲むのが下手だったころと違い、だんだん上手に飲めるようになってきます。飲み方の個人差が大きくなる時期なので、周りの意見気にしすぎないようにしましょう。
1回の授乳で量を多く飲める様になるため授乳の回数が減ってきたり、お腹がいっぱいになって飲むのをやめることができるようになったりするので、飲む量が減ることもあるでしょう。
赤ちゃんの様子に気を配り、無理に飲ませることはしないようにしましょう。
感情表現が豊かに
感情の表現が出てくる時期です。あやしてもらって笑ったり、パパやママの顔を見て笑うこともあるでしょう。また、甘えたような泣き声を出すなど、これまでと違ったいろいろな表情をするようになります。
好奇心も出て来て周囲に興味を持つ時期でもあるので、天気のよい日はお散歩をしましょう。周囲をきょろきょろ見回して、いろいろなことを吸収しますよ。
まとめ
いかがでしたか?ちょうど大きく成長を遂げるこの頃の赤ちゃん。月齢ごとの特徴の目安を理解しておき、赤ちゃんにもママにも負担にならない子育てができると良いですね。
- ユニ・チャームほか「生後3ヶ月|赤ちゃんの発育・発達」ベビータウン(http://www.babytown.jp/hyakka/hh/03.html)
- 堀口育代「初めての育児」(ベネッセコーポレーション)
- 松井潔(監)「最新 月齢ごとに「見てわかる!」育児新百科」(ベネッセコーポレーション)