題名は、読書感想文を象徴するものなので、どんなものでも問題ありませんが、内容に沿ったものである必要があります。
題名をぱっと見ただけでは何を書いているのかわからないものよりも、だいたいどのような内容が書かれているのかが想像できるものがいいでしょう。
内容から乖離し過ぎないようにする
題名は、それだけで書かれている内容がある程度想像できる場合がほとんどです。注意したいのは、題名と内容にずれがないようにすることです。
題名からイメージする内容と、実際の内容があまりにもかけ離れていれば、読み手はがっかりしせっかくの読書感想文が低い評価となってしまいますので注意しましょう。
簡潔にする
題名は長すぎると読み手に伝わりにくくなります。長くても15字以内にまとめるようにしましょう。例えば、「○○によって人生観が変わった」といった感想そのままをタイトルにする必要はありません。
「○○と私の人生観」や「○○で変わる私」といったように、より簡潔な表現にできないかどうかを意識するとよいでしょう。
内容を書いてから題名をつける
題名は必ずしも最初に決める必要はありません。読書感想文を書いていくうちに、書きたかった内容と実際に書き上げた内容に差異が出てしまう場合もあります。
そうなるとせっかく頑張って考えた題名を、再度考えなおさねばならなくなります。最初は方向性だけを軽く決めておいて、内容を書き上げた後で最終的な題名を決めるのがよいでしょう。
原稿用紙は正しく使う
原稿用紙に読書感想文を書く際、題名は下記のルールになります。
- 一行目に2~3マス空けて書く
- 題名に『』(二重かぎ括弧)をつける
原稿用紙に読書感想文を書く場合、一行目に題名を書き、その横行に下詰めで自分の名前を書きます。苗字と名前の間は1マス空けましょう。
本文はさらにその隣の行から、書き始めます。
題名が長いときは改行が決め手
題名がどうしても長くなってしまう場合は、どこで改行するかということに注意しましょう。一行目に書ける分だけ書いて、残りを次の行に書く方法では読みにくく見た目にもあまり良くありません。
題名の中で区切りがいいところで改行し、2行目に書く題名は、下詰めにして書きましょう。










