保育園と幼稚園の違い
保育園は、共働きや、保護者が病気などの理由により家庭で十分に子供を保育できない場合に、代わりに保育する児童福祉施設です。
法律で定められた基準を満たし、都道府県知事の認可を受けた保育施設を認可保育園といい、他にも認証保育園や認可外保育園などもあり、約213万人の子どもが利用しています。
子供を預ける保育施設には幼稚園と保育園がありますが、その大きな違いは幼稚園は教育を行う場であり、保育園は親の代わりに保育を行う場とされていることです。
その他にも入所できる年齢や保育時間、保育料にも大きく影響があります。
大切な自分の子供を預ける場所は保育園と幼稚園、どちらもメリット・デメリットがありますので一概にはどちらが良いとは言えません。
じっくりよく見てから決める必要があります。
“保育園”の気になる口コミまとめ
子供を通わせる園を条件などで保育園にしようかなと思っても、具体的なポイントがわからないと決め手にはなりませんよね。
今回は保育園の気になる口コミを集めてみましたので、保育園の評判や口コミを見て参考にしてみましょう♪
保育園のメリットとは・・・
保育園を選ぶメリットはたくさんあります!時間や遊びはやはり外せないメリットですね♪
子供を預かってくれる場所、というイメージで安心できて子供が楽しい雰囲気のところが良いです!
①預かり時間が長い
入園当初は嫌々通ってた子供が、楽しそうに通うようになった。通常よりも遅い時間まで預かってもらう事も出来、融通が効く園だと思う。 出典: www.minkou.jp
預かり時間が長いことでママの負担軽減になっている家が多いようです。
1歳前からの預かりもしてくれるので小さいうちから預けられるというメリットもあります。仕事復帰したい方にも預かり期間・時間の長さは重要ですね。
②.集団生活から沢山学べる
同年齢のお友達とも楽しく遊び、毎日楽しそうです。曜日や数字などにも興味がでてきたりと、親は驚かされることばかりです。
園での経験は娘にとって、とてもよかったと思えるので、親としてもうれしい限りです。 出典: www.shimajiro.co.jp
もちろん幼稚園も集団生活ですが保育園の方が長い時間+保育が目的なので顕著のようです。ママの手を離れて自分のことは自分でするという意識が持てるのが保育園のメリットですね。
様々なものに興味が出てくると、子供の成長の早さに驚きますね!
③生活のリズムがつく
預けてからは、お昼寝・就寝・起床の時間が一定になりました。毎日よく遊んでいるようで、食欲もあり、夜は良く寝てくれるので、日中の機嫌も安定しています。 出典: baby.goo.ne.jp
家だと子どもや親の都合でリズムが崩れたり時間帯がバラバラになってしまったりが多く、家庭だと難しいスケジュールも保育園ならカバーでき、メリットとして感じているママが多いようです。
生活面では、給食による栄養のバランスなどもメリットにあげる人もいました。
④いろいろな遊びが出来る
お勉強よりも元気いっぱい体を動かす保育園です。近くの山遠くの山に普通にお散歩で行きます。周りには公園も数多くあり、ほぼ毎日がお外です。
山に行ったときは山の斜面や木々が遊具代わり。色の薄い洋服は厳禁です。泥が落ちませんので…。 出典: www.kosogai.com
空間・モノなどが限られた家の中では遊びにも限界があります。ママ制限も無いので自由で豪快な遊びができるという意見もありました。
⑤工夫・特色がある
園庭は狭いが、ドロンコ遊び、山歩き、海遊びの毎日を送っている。子供の意欲を大切にする保育で、リズム体操やマッサージ等も特徴。
給食とおやつは無添加自然食中心の手作り。バザーなど父母参加行事も多い。 出典: www.kosogai.com
- 私が通っていた保育園には馬がいて乗ったり世話をしたりという経験ができた
- 息子の保育園には敷地内に小さな山があり毎日楽しそう
- 私が通っていた保育園には馬がいて乗ったり世話をしたりという経験ができた
それぞれの保育園が独自にいろいろな工夫・趣向を凝らしています。また、動物がいたり森や山があったりいろいろな特色もメリットのひとつです。
⑥3人目が無料
国の制度では認可保育園及び幼稚園等に3人以上の児童が通う世帯では、第3子以降の保育料が無料となっています。各市町村で細かい規定や2人目半額などがあるようです。
また、対応状況は市町村によりますが、私立幼稚園も国から補助金が出ています。詳しくはお住まいの市町村の該当ページなどをご覧ください。
⑦プロの視点と相談相手
先生方は皆さん若い方ですが、園児には呼びやすい名前で呼ばせたり、育児相談などものってくれたり、本当に親切です。
出典: www.bit-st.jp
保育園は年齢ごと3~30人に1人という保育士がついており預かり時間も長いので1人1人を良く見ています。当たり前のことを当たり前にできるように見てくれることをメリットとするママも。
子育ての難しさを痛感しているママだからこその視点ですね。
保育園により、子供のその日の様子を報告してくれたり相談に乗ってくれたりいろいろな距離でサポートしてくれるようです。
※幼稚園は1学級あたり専任教諭1人(1学級の幼児数は、35人以下が原則)
保育園のデメリットとは・・・
もちろんデメリットもあります。きちんと把握した上で選択しましょう。
①衛生面で不安がある
長男は一歳までは毎月入退院を繰り返していました。保育園に通っていましたが、あまりにも病気をもらってくるので、保育園を辞めました。
出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
感染症(風邪・インフルエンザなど)や食中毒等の衛生面に不安があるママが多いようです。小さいうちは重症化してしまう病気もあるのでママとしては気になるところですね。
幼稚園も条件で言えば同じですが時間が長いことや色々な遊びがあることから保育園の方が気にするママもいるようです。
※通常の風邪などはかかって“抗体”が出来て免疫がつくのであまりかからないようにするのも問題視する声も・・・。
②保育料が高い
住んでいる自治体の保育料が高い!驚くほど高いです…。子供は1歳半なのに月の保育料はなんと6万! 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
公立の幼稚園と比べると保育料は高いのがデメリットです。市町村の補助・保育園の認可等などにより料金は様々のようです。その分、幼稚園よりも預かり時間が長く給食などもあります。
③勉強はない
もうすぐ5歳になる保育園の娘がいます。通っている保育園は公立のため、勉強は一切しません。
これでは小学校にあがったときにマズイと思い自宅に帰ってきてから30分~1時間程度の勉強をさせています。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
勉強するタイプの保育園、幼保一貫でない限り、基本的にお勉強は教えてもらえないようです。
幼稚園は教育が目的で保育園は保育が目的なのでその違いもあります。勉強は小学校からでいい!というママと小学校からじゃ遅い!というママによってもデメリットになるかどうかは変わってきます。
保育園には保育園の良さがある
家ごとの事情や環境は様々です。仕事の都合なども考えると選択の余地が無い方もいるかと思います。
保育園も幼稚園もこども園もそれぞれのメリットデメリットがあります。それを理解し、メリットは生かしデメリットはフォローできる部分はしていくことで“上手に利用する”ということに繋がると思います。
家庭とママと子どものバランスにおいて何を選択し、上手に利用していくか。それぞれの家庭でよく話し合い一番ベストな選択ができればいいのではないでしょうか?
少しでも判断材料になれば幸いです。以上、保育園の口コミ総まとめでした。