子供がいうことを聞いてくれない…ママはもうお手上げ
子供が成長していくにつれて避けては通れない道、それは「イヤイヤ期」ですよね。また、自我がどんどん強くなってきて、自分の思い通りにいかないと「やだ!」と駄々をこねてみたり、泣いてみたり…。子供がいう事なんて全然聞いてくれない…といった悩みを抱えているママは多いはずです。
何を言ってもわーわーギャーギャー騒ぐ子供。そんな子供の姿をみて、ママだって泣きたくなります。もうイライラが限界にきて「いい加減にしなさい!」と思わず大きな声で怒鳴ってしまう事も…。
怒鳴ったところでさらに子供が泣くので、意味のない事だとは分かっているのですが…。いうことを聞いてくれない子供、どう対処すればいいのでしょう。ママはもうお手上げです。
「子供の言う事をママが聞いてみる」ママはちゃんと見ているよ
子供がいうことを聞いてくれない時、ママはどう対応するのが良いのでしょうか。実は、こんな話を聞いたことがあります。「子供の言うことをママがきいてみる」ということ。イヤイヤしている子供のいうことを、まずはママが先に聞いてあげるという方法です。
子供のいうことを聞いていると、そのうちわがままになってしまうのでは…と感じるママも多いはず。でも実は、子供の心理を活かした画期的な方法なんです!
実は、子供がイヤイヤしてママのいうことを全然聞いてくれない時。子供は「ママが自分の話を全然聞いてくれない」と思っていることも。
「いつも、いつも、自分ばかりがママのいう事を聞いているのに、ママは自分のいうことを全然聞いてはくれない!そんなの嫌だ!」と、だんだんと子供は、ママのいうことを聞いてくれなくなってしまうのです。
では、具体的にどうすれば良いかをご紹介します。
叱るだけではない、子供の話を今まで以上に聞いてあげる
子供をきちんとしつけるのは親の立派な役割ですよね。しかし、叱るばかりでは、子供はだんだんと嫌になってきてしまい、ママの話を全く聞いてくれなくなってしまいます。
かといって、全く叱らない訳ではありません。きちんと子供に分かってもらわなければいけないことは、しっかりと言い聞かせる事も大事です。では、どうすれば良いのでしょうか。
それは「今まで以上に子供の話に耳を傾けてあげる」という事。子供の話はそっちのけで、家事をしていたり、スマホをいじっていたりしていませんか?たまには子供の目をきちんと見て、しっかりと「ママはちゃんと聞いているよ」と教えてあげて下さい。
子供の好きな物にママも興味を示す
子供って、何かしら自分の好きな物や、興味のあるものが1つはあるかと思います。例えば男の子だったら車。車が大好きでいつも車を走らせて遊んでいる男の子がいるとします。
その子供が走らせている車の名前や子供が一番好きな車のおもちゃ、ママは知っていますか?子供の興味にママも興味を示してあげるということが大切です。
「どれが一番好き?ママはね…」「この車は知っている?」など、子供の好きな物にたいして、ママも興味があるんだよ。と示してあげることで「ママは僕の話を聞いてくれる」と感じるようになります。
子供のやる気を駆り立てる!
子供はみんなママの事が大好きです。ママが喜ぶ顔が見たいし、一緒に笑っていたい。また、ママの役に立ちたいと思うものです。
子供に言うことを聞いてもらうには、子供自らが自分で行動するように誘導しましょう。ママが子供に「お片付けして」「早く食べなさい」なんて言っても、子供は自分から「そうしたい!」とは思いませんよね。
なので言い方を変えてみましょう。「お片付けしてくれたらママとっても嬉しいな」「早く食べてくれたら、ママとっても助かる」というように、ママの感情をセットで子供に伝えてあげることを意識してみて下さい。
また、子供は大きくなりたいという気持ちもありますので「一人でできないなんて、赤ちゃんなのかな?」などというと、出来るもん!と反発気味にやってくれる事もあります。
ママが喜ぶためならと、子供は自ら行動してくれると思います。きちんとできた時は必ず褒めて、さらに次のやる気を引き立たせてくださいね。
出来た時はたくさんたくさん褒めてあげよう!
子供がいうことを聞いてくれない場面は、どんなときでも起こりますよね。子供のイヤイヤが始まってしまうと、手を付けられないママも多いはずです。
そんな時は一度深呼吸をして、子供のやりたい事に耳を傾けてあげましょう。イヤイヤの理由がきっと分かるはずです。そのうえで、出来ること、出来ないことをきちんと子供に説明してあげれば、子供も納得してくれるかと思います。
自分の好きな事や興味のあることに対して、興味を示してくれると嬉しいものですよね。今よりもさらに子供と向き合って、ママはきちんと聞いているよ、見ているよと伝えてあげて下さい。
ママが自分のいうことを聞いてくれると、子供もおのずとママのいうことを聞いてくれるようになるはずです。そしてできた時は、ここぞとばかりにたくさんたくさん褒めてあげてくださいね。