暑い時期のお弁当におすすめの食材と調理法
暑い時期は、お弁当が傷んでしまうことが心配になりますよね。なるべく冷たく保管できればよいですが、外出先では難しいことがあるでしょう。そういったときに備えて、お弁当の作り方から工夫しませんか?
管理栄養士の小杉先生に、傷みにくい食材とおすすめの調理法を聞いてみました。
傷みにくい食材
- お酢
- カレー粉
- 梅干し
- しそ
- しょうが
- にんにく
- にら
これらの食材はどれも抗菌、防腐作用があります。さらに夏バテ防止にもなり、食欲のない夏場にはおすすめです。子供が苦手な食材がある場合には、メインではなく隠し味として使用しましょう。
おすすめの調理法
食材は、よく加熱することが大切だと小杉さんは言います。75度以上で1分以上加熱することで、多くの菌が死滅するそう。加熱せずに食べることができるような、ハムやソーセージ、ちくわなどであっても一度加熱をするとよいそうです。
また、少し味を濃いめに調味することもおすすめです。塩分や糖分が高いと細菌が利用できる水分が少なくなり、傷みにくくなります。夏場はよく汗をかくので少し塩分を多くしてもよいですが、子供のお弁当は薄味を意識しましょう。