秋だからこそできる遊びで、親子共に楽しみませんか?
一気に秋が深まり、子供と一緒に公園へ行ったりピクニックへ行ったりしやすい気候になりました。皆さんは外へ行って子供とどんなことをして遊んでいますか?
お決まりの遊具遊びやお砂場遊びはもちろん楽しいけれど、毎回同じ内容だと親子ともにマンネリ化して飽きてしまい、せっかくの楽しい時間がもったいないですよね。
そんなときは秋ならではの遊びで楽しんでみませんか?ちょっと目を向けると、秋の公園は落ち葉や木の実など子供が喜びそうなものの宝庫になっていますよ。ぜひそれらを使って遊んでみましょう!
今回は秋の時期におすすめな遊びを紹介します。小さい子でも十分楽しめるはずですよ。
秋におすすめ!公園でできる親子での遊び7選
今回は、主に公園内にある(落ちている)秋の植物を使ってできる遊びを7つ紹介します。
特別に用意する必要があるものは一切なし、簡単だけど楽しんでもらえそうな遊びばかりを選んでみました。
気になるものがあれば、ぜひ子供と一緒にやってみてくださいね。
1.落ち葉やどんぐりでお料理ごっこ
この時期公園にはたくさんの落ち葉やどんぐり、木の実が落ちています。それらを使えばとってもカラフルで見た目がかわいいお料理ごっこができますよ。
いつも使っている砂場道具のバケツなどに、好きな色の葉っぱや木の実などを入れてぐるぐるすれば、「ほら、カレーライスだよ!」などと会話が盛り上がること間違いありません。
底が浅くて口が広い容器などへ上手に盛り付けて、お弁当ごっことして楽しんでもよいかもしれませんね。
いつも砂場で砂ばかりを使って遊んでいている親子にはとってもおすすめです。
2.落ち葉アート
子供は落ち葉を拾うのが本当に好きですよね。気づくと小さな手でたっぷり落ち葉を握りしめている…なんてこともよくあるではないでしょうか。
子供がたくさん拾ってきた落ち葉でぜひやってみてもらいたいのが落ち葉アート。
さまざまな色・形の葉っぱを自由に並べて「これは〇〇だよ~」と想像を膨らませても楽しいですし、絵心のあるママなら子供に手伝ってもらいながら本格的な作品を作ってみても楽しいですよ。
小さい子向けに、大部分を木の棒などで地面に描いて一部分だけ葉っぱを用いるスタイルも面白いです。「葉っぱのお目目を置いてね」などと声掛けしながらやっていけば、親子で作る共同作品のできあがり!
紙とクレヨンのお絵描きでは味わえない醍醐味に、きっと子供たちも大喜びするはずです。
3.すすきやねこじゃらしをズボンにさして動物ごっこ
今の時期、よく見かけるすすきやねこじゃらし(エノコログサ)などの植物も子供の遊び道具にはうってつけですよ。
拾ったすすきなどをズボンのゴムのところへ差し込んであげれば、あっという間に動物のようなしっぽの完成です。
飛んだり跳ねたりしてぴょんぴょん揺れるしっぽを堪能しても良いですし、ルールが理解できる年齢ならママと子供でしっぽ取りゲームをしても盛り上がるはず。
動物になりきってニコニコ走り回っている我が子を見たら、思わずママも笑顔になっちゃいそうですね。
4.どんぐりころころレース
秋の公園の主役といえばどんぐり!落ち葉同様に、子供たちは見つけたら間違いなく拾って集めて…という流れになりますよね。
我が家の娘も今シーズンに入り既に30個近く拾って持ち帰り、家中に広げては遊んでいます。(ママからしてみると、虫が湧かないようにする処理が大変なのであまり持ち帰りたくないのですが…。)
そんなどんぐりを使って簡単ながらも熱中できる遊びがどんぐりころころレース。各々自分のどんぐりを決めて、適度な傾斜がある坂の上から「よーいどん!」で転がし、早くゴールした方が勝ちというものです。
どんぐりの形状や重さによって転がり方が全く異なるので、繰り返し遊んでも飽きがきにくく長い時間遊ぶことができます。
童謡のどんくりころころを歌いながら、転がっていく様子を眺めても楽しいかもしれません。
どんぐりと一緒になって自分まで坂を転がり落ちないように注意してくださいね。車が通る道路に面する坂ではなく、安全が確保されている坂で楽しむことも忘れずに。
5.落ち葉を使ってお舟遊び
子供たちが大好きな落ち葉と水をミックスさせてお舟遊びで楽しむのもおすすめです。
笹の葉に似ている形の葉っぱであれば、笹舟の作り方同様に組み立てて船の形にしてから水面に浮かべるのも楽しいですし、葉っぱの形そのままでもぷかぷか浮かぶので子供は喜ぶはずです。
流れのある川があるようなら葉っぱを流して遊んでみても。「どっちの葉っぱが早く流れていくかな!?」と競争してみてもよいかもしれません。
親子で夢中になりすぎて川の中へ入ってしまった…ということがないように、十分に注意をしながら遊んでくださいね。またこれからの時期水辺周辺は寒くなるので、ほどほどでおしまいにするのがベターです。
6.大きな落ち葉でお面作り
自分の顔くらい大きな葉っぱが落ちているのを見つけたら、葉っぱのお面づくりが楽しめますよ。好みで目、鼻、口部分をくりぬくだけであっというまに完成です!
ハロウィンにちなんで、親子でお面を持ちながらおばけごっこをしてみてもよいかもしれませんね。
もし大きな葉っぱが見つからなかったら、小さい葉っぱを2つ拾って穴をくりぬいて「メガネだよ~」とやっても子供の反応は上々かも。
また本格的にやるなら、家から首と腕が出せる穴を切り抜いた大きめのビニール袋とセロハンテープを持参し、落ち葉ドレスを作って全身コーデを作り上げてみるのもおすすめです。
秋ならではの手作りファッションショーに子供たちのテンションも上がりそう!
7.キンモクセイの花をカップに入れて香りのするお水作り
秋の香りといえばキンモクセイの花の香りを思い浮かべる方、少なくないかと思います。子供からも最近「このにおいはなあに?」と聞かれたママもいるかもしれませんね。
ほんのり漂うあの甘い香りは嗅ぐと気持ちをほっこりさせてくれます。
そんなキンモクセイの花を、水を少し入れたカップの中に入れると良い香りのするお水が作れます。花だけよりも、多少水を含ませてあげた方が香りが増します。
色味がとても鮮やかなので、そのまま砂場遊びでのおままごと料理の1つとして使っても盛り上がると思いますよ!
まさに今の時期だけしか楽しめない秋の香りを遊びに取り入れてみては?
8.くっつき虫探し
通称「くっつき虫」と呼ばれる植物を知っていますか?子どものころに探したり、友達と付け合ったりして遊んだことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「くっつき虫」の植物の種類は、多くのものがあるんです。例えば、足跡のような形をしている「ヌスビトハギ」や、ササの形をしているような「チヂミザサ」などがあります。道や公園の中など、様々な場所で見つけることができますよ。
見つけたら服にくっつけたり、模様を作ったり、当て合いをしたりなどして遊んでみてくださいね。
秋の外遊びでよくある悩みに対するママパパのアドバイス
ここでは、ママリに寄せられたコメントの中から、秋の外遊びでよくある悩みに対する先輩ママパパのアドバイスを紹介します!
子どもが秋に外遊びをする中で生まれる悩みの解消になれば幸いです。
拾った落ち葉や松ぼっくりは家に持って帰る?
保育園だとお持ち帰りしてきちゃうので、そっと庭の砂利に混ぜちゃったりします😝
どんぐりは、虫出しして乾かしておくと、おままごと遊びで使ってます。(あんまりにも量が増えたので、今は持ち帰り禁止してますけど)
なんの種だか不明なものは、そっと捨ててます😆

木の枝や葉っぱは庭に置いておこーと言います。
たんぽぽなど雑草みたいな花は花瓶に飾りたがるので飾らせます。

雑草としての花や落ちている松ぼっくりやどんぐりなど、家で遊べそうなものに限り持って帰るという方が多いようです。
葉っぱ、石、花、木の実…など、自然に関する目に入ったものは、子どもにとってすべてが遊びの対象になりますよね。家に何を持って帰るかについて、決まりを作っている方が多いようでした。
どんぐりに虫が湧くのを避ける方法は?
そしたら虫がいても死ぬので😇
うちは車のおもちゃで荷物にしたり、マジックでトトロにしたり、ペットボトルに入れてマラカスにもしました😊
飽きた頃捨ててまた今年増え始めてます😂

ママリに寄せられたコメントには、冷凍したり、煮沸消毒をしたりするという声が多く見られましたね。
3名の方のコメントをまとめると、まずは、拾ったどんぐりを水につけて沈むかどうか確認してみて、浮いたものは冷凍するか煮沸するという流れをおすすめします。心配な方は、拾ったものすべてに処理をするとよさそうですね。
自然のものを使って、秋ならではの遊びを堪能してみよう!
木の実や葉っぱが落ちてくる秋は、自然に触れ合う機会を作り、子どもが遊びで使える植物が多くあります。
落ち葉やどんぐり、松ぼっくり、猫じゃらし、キンモクセイ、くっつき虫などを使って様々な遊びができるのは秋の季節の醍醐味です。
どんぐりを家に持って帰った際の正しい処理の仕方など、ママパパのアドバイスを参考にしながら試してみてくださいね。
限られた期間でその時にしか味わえない体験や遊びをすることで、子どもたちの興味の幅が広がったり、五感の発達に役立ったりします。ママパパも、子どものころを思い出しながら、子どもと秋の外遊びを一緒に楽しんでみてください。