受診する病院を探すとき
かかりつけ医が休診の場合には、診療を行っている病院を探す必要があります。急な発熱や頭痛、腹痛、ケガなどで子供を受診させたいときは、以下のことを調べてみましょう。
休日の昼間に受診したいとき
休・祝日に病院を受診したい場合、その日に休日当番医を担当している病院を受診するという方法があります。休日当番医とは、平日も診療している病院が休診日に輪番で急病対策のため開設し、診療を受け付けることを指します。
自治体ホームページや市報(区報)などに月間の休日当番医の担当が案内されていて、事前に確認しておくといざという時の心配を減らせます。注意点としては、その日の休日担当医が必ずしも小児科専門ではない場合があります。小児科医師でなくても子供の診察はできますが、もし心配なら事前に子供を診てもらいたい旨を伝えて確認してみましょう。自治体によっては、自治体が運営している常設の急病診療所を設置している場合があります。
また、オペレーターに直接当番医を聞くサービスが受けられる自治体もあります(実施していない自治体もあるので確認が必要です)。
休日の夜間に受診したいとき
休日の夜間に受診を希望する場合は、自治体の急病診療所を利用するか、地域の当番病院の夜間診療を利用します。急病診療所の有無やその日の当番病院がどこかわからない場合、自治体ホームページや電話案内で確認できます。
また、総合病院の救急窓口を受診する方法もあります。総合病院の場合、重篤患者のみを受け入れる方針だったり、緊急対応中で受診を断られたりする場合があります。事前に受診可能かを病院に確認してから向かいましょう。また、当直医は小児科専門医とは限らないため、内科医などが診療する場合があります。気になる場合は、小児科医がいるかを事前に確認してください。