ベビーカーを選ぶとき重視するのは?
ベビーカー選びで重視するポイントは、それぞれの家庭環境などによって異なるかと思います。例えばママ1人での育児が中心という家庭では、近所の買い物でもベビーカーが必要かもしれませんし、ママ以外も常に子供を見てくれるという家庭や抱っこひも派のママは、当面ベビーカーはいらないということもあるかもしれません。
ベビーカーを選ぶときは生活している地域や移動手段、家族構成など自分のライフスタイルに合わせて考えることが重要です。
A型ベビーカーはシートをリクライニングでき、首がすわっていない生後1ヶ月ごろから使えるのが特徴。そのため赤ちゃんの安全を考えてさまざまな機能がついているものが多くなっています。一方B型ベビーカーはA型に比べると機能もシンプルでその分軽く扱いやすいですが、一般的に使える時期は遅くなります。
ベビーカーを使うときに何を重視するかを考えることで選び方は変わってくるでしょう。
扱いやすさを重視した筆者のベビーカー選び
筆者には4歳離れた2人の娘がいます。ベビーカーは長女が生まれるときに購入しました。
購入したのは、当時AB型と呼ばれていたもの。軽さと小回りの利く操作性で選んだものです。もう10年以上前の話なので、商品の仕様も現在のものとは異なっていると思うのですが、今の機種では軽量タイプのA型ベビーカーに近い商品だと思います。
全体的にコンパクトな作りなのでスーパーなどでも使いやすく、また電車などに乗る際には子供を抱っこしながら折りたたみ、片手で運ぶことができるのが便利でした。一方でしっかりした作りのA型に比べて安定感という点で見劣りします。タイヤが小径だったので線路の溝にはまりやすいという難点も。慣れてはくるのですが、押し方に少しコツのいるベビーカーでした。
長女の幼稚園への送り迎えや2人を連れてのおでかけなど、子供を連れて出るときに荷物をサッと乗せられるベビーカーはやはり便利でした。次女のときには早い時期から使い始め、長女1人のときよりかなり活躍してくれていたと思います。
軽さで選ぶ!おすすめA型べビーカー
筆者もそうでしたが、実際にベビーカーを利用するママにとって「軽さ」は重視されるポイントの一つだと思います。赤ちゃんとのおでかけは何かと荷物が多くなるもの。ママが1人でも操作できるベビーカーは魅力的ですよね。
赤ちゃんが小さいうちからおでかけする必要があるママもいるかと思います。今回は、そんなママにおすすめの軽量A型ベビーカーをピックアップしてみました。重量の軽い順に紹介します。
①3.8kg『アップリカ カルーンエアー』
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特徴
- ハイシート52cm
- 「高剛性フレーム」と「サスペンション」で車体のゆれやぐらつきを軽減
- シートの裏側の通気口や反射板によって温度上昇を防ぐ
- ワンタッチ開閉・自立
- 両対面式
購入した方の口コミ
エレベーター無しのマンションのため、片手で楽にたためて持ち運べるA型ベビーカーが欲しくてこちらの商品にたどり着きました。
とにかく軽く、振動や安定性はやや気になりますがコンパクトで赤ちゃんを抱っこしながらでも片手で操作できとても気に入っています。 ※1
両対面式で4kgを切る軽さが魅力のベビーカー。階段での移動や電車・バスに乗るとき、ベビーカーでおでかけしたけれど抱っこで帰ることになったときなど、ママの力でも楽に持ち運びできるベビーカーだとうれしいですよね。ベビーカー自体が軽ければそれだけ負担を減らせます。
本体の幅も比較的スリムで全体的にコンパクトな作りなので、スーパーなどのお店の中でも小回りが利きそう。さらにフードにはっ水加工が施されており、急に雨が降ってきたときも安心です。
②3.9 kg 『グレコ シティゴー』
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特徴
- ハイシート52cm
- 全輪に高機能サスペンションを搭載で、路面からの振動を軽減
- 無段階のリクライニングとフルカバーとなる日よけ(UVカット率99%以上)
- 片手ワンタッチ開閉&安定自立
- 間口が広く大容量(容量15.5L・座面下空間容積26.5L)の下カゴを装備
- 両対面式
購入した方の口コミ
2ヶ月過ぎた娘とお花見に行きたかったので急いで注文しましたが、次の日には届きました(^-^)
以前はもっと軽い物と考えててましたが…荷物などかけたら転けやすいなど聞いたので
タイヤも大きめで安定の有るコレに決めました
実際安定してるしシート下荷物入れも大きめで良いです
154センチの私には対面の時押してても気になりませんが
170センチ越えてる夫は、対面だとタイヤに足が当たって押しててイラっとするそうです(^_^;)
娘は嫌がる事もなく乗って少しすると寝てしまいます
私は片手で開閉は無理ですが…少し手を添える感じで開閉したら簡単でストレスには感じません ※2
前述のベビーカー同様4㎏を切る軽さの『シティゴー』。名前の通り町へ飛び出していきたくなるようなベビーカーです。
特徴的なのは間口が大きくたくさんの荷物が入れられる下カゴ。ベビーカーのハンドルにフックをかけて荷物をつるす…というのはよくある光景ですが、安定感が悪く危険な場合も。下カゴに荷物が十分入れば、そういった危険も避けられそうですね。
フードはフルカバーとなる大きさでUVカット率99%以上。日差しへの対策もばっちりです。
③4.2kg『コンビ メチャカル ハンディ エッグショック DF』
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特徴
- ハイシート50cm
- 赤ちゃんの頭を守る衝撃吸収素材「エッグショック」を搭載
- シート、クッションは通気性の良いエアスルー構造
- 折りたたみ時の高さを抑えたコンパクト設計
- 両対面式
購入した方の口コミ
ふたり目に使用中です。
気に入っている点
1.全体的に丈夫。各部のガタは大きめですが、それがうまく衝撃を逃がしている感じです。
2.軽量。本当に軽いです。最大の美点だと思います。
3.使い勝手の良さ。うまく作られていると感心します。たたむのも、広げるのも、持ち上げるのもカンタンです。
気になった点
1.全体にガタが多いので質感はあまり良くない。
2.車輪の首振り部に徐々にガタが出てきます。二人目まで十分持ちそうですが、作動性は徐々に落ちてきます。分解して樹脂に使えるグリスを使えば回復します。
3.収納時の背が高いので車に積み込みにくいです。低ルーフミニバンだと縦に立てられません。
4.もうちょっと車輪は大きい方がいいかも。小さな段差にもひっかかりやすく感じました。
タイヤの工夫より大きさの方がクッション性能は上がる気がします。
気になる点もありますが、気を付けたり工夫すればいいだけなので、製品自体には満足です。
車載も考えているならオート4キャスのコンパクトタイプなら高さを抑えられるのでこちらを選べば無難かと思います。 ※3
こちらのコンビのベビーカーには、赤ちゃんの頭部を守る素材として衝撃吸収素材「エッグショック」が採用されています。「卵を落としても割れない」というほどのクッション素材で、ベビーカーに寝る小さな赤ちゃんへの衝撃を軽減してくれます。
また、フードは座面をすっぽりと覆ってしまうほどの大きさでしっかりと日差しをさえぎってくれそう。メッシュ素材の窓が2箇所に付いており、通気性も確保されています。
赤ちゃんの負担を軽減するための仕様があちこちにあるベビーカーです。
④4.4kg『コンビ メチャカルハンディ エッグショック MG』
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特徴
- ハイシート55cm
- 頭部と座部に、衝撃吸収素材「エッグショック」を搭載
- 大型140mmのダブルホイールタイヤと4輪のサスペンションで振動を軽減
- シートやクッション、本体の座面まで通気性の良いエアスルー構造
- 座面に付いた持ち手で脇に抱えることが可能に
- 両対面式
購入した方の口コミ
揺れが少なく赤ちゃんは快適そうです!
多少の悪路でもきちんと衝撃を逃がしてくれて首が揺れにくいです。
ただ、かごがかなり小さめ。2リットルペットボトル二本とポテチ2袋くらいで満タンになります。そして入れにくく取り出しにくいので、買い物を多くしたいパパママにはオススメしません。
また折りたたみすると厚さはありますので、バスでは邪魔になりやすいです(バスの座席の型によっては乗れないことも・・・) ※4
今回紹介しているベビーカーの中で最も座面位置が高い、55cmのハイシート。地面の熱やほこりなどから赤ちゃんを守る設計です。
特徴的なのが座面の下に付いている持ち手。ベビーカーをたたんで脇に抱えることができ、安定することで持ち運びしやすくなります。軽量化とともにより軽く感じる持ち方にこだわった作りとなっているようですね。
⑤4.7kg『ピジョン パタン』
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特徴
- ハイシート53cm
- 折り畳み時の高さは79cm、スッキリ収納できる
- 季節に合わせて通気性の良いメッシュ生地と柔らかいニット生地の両面が使えるリバーシブルシート
- 荷物がたっぷり入る20Lのカゴ
- 赤ちゃんの成長に合わせて角度が調整できる足のせバー(3段階調整)
- 背面式
購入した方の口コミ
バスと地下鉄をよく利用するので軽いベビーカーを探していました。2ヶ月くらいから利用してます。やはりシートが簡易すぎる気もしますが、大体寝てくれます。夏場は背中に冷却ジェルパッドを敷いて利用しました。快適な様です。
荷物も意外とはいります。
安いし、買ってよかったです。 ※5
A型ベビーカーの中でも折り畳み時に工夫があり、よりコンパクトになる設計。軽いモデルなので、ときにはショルダーバッグのように肩にかけて持ち運びもできます。しかも片手で操作できるというからうれしいですね。
また、下カゴの容量が20Lと大きめなので荷物もたっぷり入りそうです。対面にはできないタイプですが、フードのメッシュ部分から赤ちゃんの様子をのぞくことができます。
パパやママの使い勝手も考慮して
今回は軽さに注目してベビーカーをご紹介しました。ベビーカーに求める機能や特質は、住んでいる地域やライフスタイル、もしかするとパパ、ママの体格によっても違ってくるかもしれません。
残念ながら希望を全てを備えているベビーカーというものは、なかなか存在しません。購入の際は重視するポイントを見極めて欲しいベビーカーを絞り、できることなら直接試してより理想に近い1台を選んでいきましょう。
赤ちゃんのためのベビーカーでもありますが、実際に使うママやパパの使い勝手も大事です。しっかりと考慮して素敵なベビーカーを選んでくださいね。