小さな子供がいるときの引っ越しはどんなことが大変?
パパの転勤や新居購入などで引っ越しが近々ある、という方はいるでしょうか?
1人暮らしや夫婦のみのときと違い、子供がいる場合の引っ越しは想像以上に事前の準備・移動後の荷ほどきが大変だという話を耳にした方もいるかもしれません。
子供の物が増えた分運び出す荷物の量が多い、荷造りしたいときに子供がおとなしくしてくれず思うように作業が進まないなど、大変になる要因はさまざま。それでも引っ越しの日は刻々と近づいてくるため、どうしよう!と焦ってしまいますよね。
妊娠、子育て、妊活中の女性向けアプリ「ママリ」にも、子供がいて引っ越しを控えているママからのこのような投稿がありました。
夫婦+3月で1歳になる息子の三人家族です。
お子さんが1歳くらいのときに引越しをされたご経験のあるママさん、どういう風だったか教えてくださいm(_ _)m
義母が(頼んでもないのに)引っ越し三日前から手伝いに来てくれる気満々で、息子の相手をしててもらえるのはたしかに有り難いのですが、今まで色々ありまして個人的には同じ空間にいるだけでものすごくストレスです😵来てもらうとしたら、飛行機の距離なのでうちに泊まりこみになります。
一時保育を探したり、どうにか義母なしで乗り切る方法はないか模索中ですが、子どもの相手をしながら荷造り等するのは厳しいでしょうか💦
ちなみに、主人は引越し四日前~引越し翌日まで6連休です。夫婦で分担すれば何とかなると思うのですが、主人は義母に来てもらえばいいじゃんというかんじです。
自分の家のことなのでなるべく自分たちだけで引っ越し作業を完結させたい。けれど、実際うまくいくのかどうかが分からない…。経験がないので想像がつきにくく、不安ばかりがつのる気持ちがくみとれます。
実際に子供がいて引っ越しをしたことのあるママは、どのような点が大変で、そして、どのような工夫・対策を行ったのでしょうか?
ここが大変!私はこうした!経験あるママたちの体験談
今回は「ママリ」に寄せられた子連れで引っ越した際の体験談を集めてみました。
読んでみると、子供がいるからこその大変さを経験されているママが多く見受けられました。
なかには「こういうことを工夫しました」という投稿もあったので、これから引っ越しを控えているママにはきっといいシミュレーションになるはずですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.荷造り時間を確保するのが大変です
寄せられた意見の中で一番多かったのが「準備する時間を取るのが大変だった」というもの。
準備に没頭したいのに荷造りした物へ手を出される、子供の世話にひんぱんに時間を割かれるなど、引っ越し準備のためのまとまった時間を作り出すことが難しいと感じるママが大半を占めていました。
一人暮らしや夫婦だけの引っ越しとは違い、子供がいるとまとまった作業時間が取りづらいもの。そのためきちんと計画的に準備を行っていかないと、引っ越し当日までに支度が終わらない、という認識は確実に持っておくべき。
2.退去後の掃除を義母にやってもらいました
すぐ動き回ってなんでも手を出すので荷物を詰めても出されてを繰り返していました😅
なので結局ほとんど自分1人のときは何も出来ず😅笑
結局本格的に荷物を詰めたのは3〜4日前くらいでした😅
引越し当日は時間によっては娘のお昼寝やご飯の時間と被ったりもしたので、私は近くの実家に連れてってご飯を母に頼んだりしてました!
義母も少し遠いですが手伝いに来てくれました😊
義母は娘のことというより退去するアパートの荷物を出してからの掃除をやってもらってましたが😅
引っ越しは荷造り・荷ほどきだけでなく、他にも作業や引渡し立ち合いなどに時間を要します。そのため引っ越し当日も人手はある程度必要になってきます。
こちらのママは引渡し前の部屋の掃除を義母にお願いした、という体験談を寄せてくれました。荷物の搬出が終わりきらないと始めるのが難しい掃除。それを手伝ってもらう、というアイデアは非常に効率が良いですね。
せっかく祖父母が孫の子守りとしてお手伝いに来てくれても、子供自身が「ママじゃないといや!」となってしまう場合もあります。そういうときは子守りをお願いするのではなく、引っ越し作業の一部を手伝ってもらうようにするとお互いが気を使いすぎることもなさそうです。
3.引っ越し業者にお任せしました
私はもう荷造りは引越し業者に頼んでしまいましたが、めちゃくちゃ便利でしたよ。
当日の朝まで普通に生活できます。
うちは引越し当日に夫が出張が入ってしまいいなかったので結局義母にその日だけ来てもらいましたが、大人2人いればなんとかなると思います。
次に紹介するのは「引っ越し業者に作業の全行程をやってもらいました」というもの。
最近では引っ越し業者のプランにも荷造りから搬入、荷ほどき、片付けまで全てを行ってくれるタイプのものも。荷物の量が膨大、子供の世話にかかりっきりなのでどうしても自分たちだけでは準備がはかどらなさそう、という場合にはプロにやってもらった方がスムーズに時間もかからず引っ越しを行えます。
ただしすべてを業者にお願いする分費用もかかってしまうため、事前にパパと相談したり、業者と見積もりをしてから最終的な決断を出すのがよさそうです。
4.パパに子供を連れて出かけてもらった隙に荷造りしました
主人が仕事から帰ってきてちょこちょこ詰めてくれ前日も仕事やったんですが当日は私と娘は支援センターに行き終わったら呼んでもらうみたいな感じでした。ご主人さんがどれだけやってくれるかにもよると思います!
こちらは荷造りの作業時間を捻出するためにパパに子供を連れだしてもらい、その間にママが一気に作業を進めました、という意見。
1人が子守りをしてもう1人が作業をするという分担制は、作業効率もぐっと上がってよさそうですね!複数の人が荷造りをしてしまうと、段ボールへ物を入れる際の分類分けなどがごちゃごちゃになってしまうということもあり得ます。一見時間がかかりそうに感じますが、1人の方が荷ほどき時に混乱しにくいというメリットも。
こちらの回答を寄せてくれたママはパパに子守りをお願いしていましたが、その他には、保育園などの一時預かりを利用した、両親や義両親に子守りをお願いした、という意見も見受けられました。
5.荷ほどきを時短できるように工夫しました
荷造りは全て私です。
旦那のは自分の最低限の着替えを詰めただけ。
大変と言うか、楽になる方法を書いておきますね!
3段階に分けて荷造りしてました。
1つ目は「長期間使わないもの」
2つ目は「数日分暮らせるだけ残してもう使わないもの」
3つ目はその数日分を前日に詰めました。
で、引っ越し後はその3つ目の段ボールから開ければすぐに生活できます。
段ボールに番号を書いて、
「○番の物はキッチンへ」
「○番はリビングへ」
とか言っておくと、あとあとの片付けがすごい楽ですよ!
最後に紹介するのは、荷ほどきを効率よく進められるようにするためのテクニックを紹介していたこちらの投稿。引っ越しと聞くと荷造りに時間がかかるイメージがありますが、実は荷ほどきもかなり重労働ですよね。
使う頻度順に荷造りを進めるという方法は、引っ越してすぐに子供のお世話用品を取り出すときに分かりやすくて役立ちそうです!
また、子供がいる場合、少しでも早く日常生活がスタートできるようにすることが重要です。入れる物の仕分けや、仕分け内容の記録など荷ほどき時の時短につながる計画は荷造りをする段階で行いましょう。少々面倒でもやっておいた方が後々困らずに済みそうです。
計画的な行動と可能な限りの時短をポイントに
いかがでしたか?経験者ママのエピソードを読んでみてなんとなくイメージが湧いてきたでしょうか?
小さな子供がいる場合の引っ越しは「計画的な行動」と「可能な限りの時短」がかなり重要になってくるようです。そのためにも引っ越しをすることが決まったら、なるべく早めに準備に使える時間の算出と、必要な人手の数を確定をしておくと慌てる機会が減りそうです。
子供も大人もなるべくストレスフリーに済ませられるように計画を練り、快適な新生活を始められるといいですね!