産休中にボーナスはもらえる?手当金や保険料、先輩ママの声

産休・育休中は全くの無給になってしまう…と思っている人はいませんか?実は産休中でも手当金の支給などがあり、ある程度お金が入ってきます。また、会社によってはボーナスが支給されます。ただし、会社の規則や手当金の手続きの仕方を知っておかないとせっかくのチャンスを逃してしまうことも。誰もが持つ権利なので、就業規則や手続き方法、期限などを確認し不明点がないようにしておきましょう。

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産休中にボーナスはもらえるの?ママたちの疑問

産休中は会社から給与がない限り、出産後しばらくまでは無給で夫の給料かこれまでの貯金でまかなっていかなければなりませんよね。そんな時に、ボーナスは家計の助けをしてくれるでしょう。

自分の会社はボーナスが出るのか、疑問に思いますよね。一生懸命働いた頑張りが評価されてボーナスが支給されるのは誰しもうれしいものです。ボーナス支給に合わせて家庭で使用する物や自分のためのごほうびを買おうと考えている人もいるかもしれませんね。

ですが、産休中の方には「自分にはボーナスが支給されるのかな?」と不安になっている方もいるようです。女性向けアプリ「ママリ」にも以下のような投稿がありました。

6月下旬から産休にはいりますが
現在正社員で約2年勤務しています。

今年の夏の賞与なのですが
査定期間が12月〜5月で有給休暇や振休で
お休みをいただいたりしましたが
査定期間はフルタイムで勤務しました。

社内規定を確認したところ、
・賞与支給日に在籍している者
という条件でした。

私の産休は6月下旬から開始されるので賞与支給日は
産休で休業していることにはなりますが
会社への在籍はあるはずなので支給対象に
なっているようです。

しかしながら雑談ベースで賞与の対象ではないらしいよと
伝えられ調べてみたところ一応は対象になるはずなので
どういうことだろうと困惑しています。
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状況は多少違えど不安を拭えない育休産休中ママの声がありました。

ボーナスといえばまとまった金額のお金が手元に来る機会です。ボーナスが入ることを見据えて比較的大きな買い物の予定を立てたり、将来に備えてなるべく多い金額を貯金に回す予定を立てたりする家庭が少なくないはずです。

産休中にボーナスは実際にもらえるのでしょうか。

産休中の給与・手当金・税金などに関して知っておきたいこと

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産休に入り最後の給与が支払われた後どう生計を立てるかを考える際に、「どのタイミングでどんな手当てが入ってくるのか」「税金の負担の有無」という二つのポイントが非常に重要となるでしょう。

その場になってお金が足りない!手当てが入ってくると思っていたのに入っていない!と困ってしまわないよう、きちんと正しい知識を頭に入れておきましょう。

基本的に給与はない

労働基準法で定められた産休とは、産前(出産予定日より6週間。多胎妊娠の場合は14週間)、産後(分娩日の翌日から8週間)を合わせた休業期間のことを指します。この期間は本人の希望により休業ができます。(ただし産後6週間は必ず休業しなければなりません。)

育休期間中の賃金に関しては法律による取り決めがないため会社にもよりますが、基本的には給与はゼロです。したがって前もって貯金をしておく、計画的にお金を使うなどの対策が必要です。

出産手当金支給は出産後

産休中の無給分を補う制度として「出産手当金」というものがあります。出産手当金は健康保険組合や、公務員の場合は共済組合から支給されます。

この手当金は産休の期間中1日につき「標準報酬額の2/3の相当する額」が支給、つまり産休前毎月支払われていた給料のおよそ2/3が手当金として支払われます。

対象者は勤務先が加入している健康保険の保険料を自分で払っている被保険者、もしくは条件を満たして退職した人(この場合条件あり)となり、正社員以外の職務区分(契約社員、パート、アルバイト)でも当てはまります。ただし国民健康保険加入者や家族の扶養に入っている人は対象ではありません。

手当金をもらうには申請書の提出が必要で、自分で記入する欄以外に医師・助産師、勤務先の記入が必要な欄があります。スムーズにいけば申請後2週間~2ヶ月後に手当金が振り込まれます。

妊娠して出産予定日が分かり次第、勤務先に自分が受給資格があるかを確認しておくと慌てることが少なくなります。

育休中でも税金の負担がある

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産休中の間は基本的に無給なので、支払われる給与に対して発生する「社会保険料」や「所得税」は支払う必要がありません。また、前述した出産手当金は非課税であり、税金はかかりません。

しかし、住民税は前年の所得に対して課税されるため、育休中であっても支払いの義務が生じます。出産などを理由に減額ということもありませんので、きちんと支払えるように用意をしておく必要があります。

産休中の健康保険・厚生年金保険料は免除

勤務先で健康保険に加入している人が産前産後休業を取得した場合、その期間の健康保険料と厚生年金が免除される制度である産前産後休業保険料免除制度というものがあります。

この制度は産前産後休業中における給与が有給・無給であるかは問われませんが、制度を利用するには申請書の提出が必要です。会社側へ手続きをしたい旨を伝え、申請書の記入を行いましょう。

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産休中のボーナス、実際にもらった?もらえなかった?ママたちの声

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産休中ボーナス支払いの有無に関しては、基本的には会社の就業規則によります。

会社によってボーナス査定・算定期間の長さやスタート時期、ボーナスの支払い時期も変わってくるので、気になる人は会社側にきちんと確認しましょう。ママリへの投稿の中から参考になる声をいくつか集めてみました。

1.算定期間中に働いていたのでもらえる予定です

ボーナスは算定期間があると思います。
うちの病院は7月と12月と3月で、7月は11月から4月までのボーナス、12月は5月から10月までのボーナス、3月は病院の利益を給料1ヶ月分として還元してもらってます。
あたしは4月予定日ですが、3月末まで働くので、少し減りますが、夏のボーナスまでもらえます。
会社の経理とか就業規則に書いてありますよ~。どこまで働いたかが問題だと思います。
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こちらの方は算定期間中に1ヶ月育休が入る関係で減額にはなるもののもらえるというパターン。

欲しいと思うボーナスの査定・算定期間がいつからいつまでなのかを知っておくと、産休に入った時期と照らし合わせて自分がもらえるのかもらえないのかがわかりやすくなります。

2.査定期間中に働いていたけれどもらえないかもしれません

うちは半年査定で、4月〜10月なので、11月初めまで働いてたので貰えると思っていたら貰えないらしく…
就業規定も読んだんですが書いてなくて…
中小企業のブラックな部分…。゚(/□\*)゚。
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こちらは査定期間中勤務していたにもかかわらずもらえないかもしれない…というパターン。

回答者の方いわく勤務しているのが規模の小さめの会社で育休産休を取得した前例が少なく、会社の規定にも関係する内容の記載が無い状態だったそうです。回答した時点ではもらえるのかもらえないのかを会社側に問い合わせ中で、その後どうなったのかまでは記載がありませんでした。

会社によってはボーナス支給に関する規定があいまいなところもあります。引き継ぎなどで何かと産休前は忙しいものですが、社内の担当者に確認するなど、産休に入ってから慌てないようにしておくことも重要です。

3.査定期間中まるまる働いていたので全額もらえます

うちの会社は4〜9月に丸々仕事に出ていたら冬は丸っと貰えます(^ ^)
夏は10月〜3月。
だからいつから産休に入ったかで貰える額も変わってくるし、もらえない場合もあります(ー ー;)
私はギリギリ10月から休んでるので冬は丸々あるはずですが、夏は全くない状態に…(ー ー;)
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こちらは半年の査定期間のちょうど区切りのタイミングで産休に入り、冬は全額支給、夏はゼロというパターン。非常に分かりやすいですね。

妊娠・出産のタイミングは自分でコントロールできるものではないので、査定期間の終了のタイミングで産休に入るようにするというのはかなり困難なことですが、査定期間の区切りの時期を知っておくのは支給額のおおよその目安を知る助けにもなるため、覚えておいて損はなさそうです。

4.うちの会社は支給日に在籍してないともらえません

会社の給与規定でちがいますよ^^;
うちは、支給日に在籍してないともらえません。在籍も、休職してる人は含まないと記載されてます。
私も最近は就業規則に育休産休規定、給与規定を読みあさってます^ ^
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こちらの方は会社の就業規則、育休産休規定、給与規定をしっかりチェックし、どのような場合だとボーナスがもらえないかを把握されているようですね。

支給される・支給されない条件を事前に知っておけば自分がどちらに該当するかが早く判断でき、今後のお金の使用方法の計画や見通しを立てることができます。

なるべく会社の規則・規定は自分自身の目でチェックしておいたほうがよさそうです。

5.会社規則でもらえませんでした

うちは夏期の賞与が7月で産休は6月からでしたが、貰えませんでした!
産休育休中に会社からの給料支給があれば、手当や給付金が貰えなくなると言われました!
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会社によっては規則によりボーナスがもらえない…という場合もあります。

もらえるはずがもらえないとなると家計にも精神的にもかなりダメージを被ります。妊娠したらなるべく早めに上司や担当部署に確認を取り、仮にもらえないのであればどうするべきかをイメージしておくのもよいかもしれません。

不明点は必ず確認をしておきましょう

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産休中に支給されるボーナスをはじめとするお金に関する知識・手続きは、規定内容や必要な提出物を把握しておかないといざというときにすぐさまアクションを起こすことができません。

せっかくもらえる権利があるのにそれらを知らなかった、必要書類が不足していた、申請締め切りに間に合わなかったなどの理由で無駄にしてしまうのは非常にもったいないことです。ぜひ妊娠~出産後にかかわるお金関係の事項は自分自身の目で確認しておきましょう。

会社の賃金関係は会社の就業規則、上司や担当部署に確認を取る必要がありますが、税金や保険料に関する内容であればインターネットで調べることもできます。一度時間があるときに確認しておけば安心です。

お金に関する心配事をなるべく最小限にして落ち着いた環境で出産・育児に関われるといいですね。

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