無印良品おすすめ本『Cup Of Therapy だいじょうぶ。』
シンプルだけどセンスが良いデザイン、そしてかゆいところに手が届く機能が取り入れられた商品がたくさんある無印良品。お店の雰囲気も「無印らしさ」にあふれていて、つい用もないのに足を運んでしまう…という方もいるのではないでしょうか。
そんな無印良品から、『Cup Of Therapy だいじょうぶ。』という本が発売されました。
フィンランドで出会った、イラストレーター&グラフィックデザイナーのマッティ・ピックヤムサと、心理療法士のアンッティ・エルヴァスティの2人が書いたこちらの本。
2人の行きつけのカフェで聞いた、悩みや友人からの相談といった身近な悩みに寄り添いながら、感じたことを書きつづっています。その内容は、シンプルながらも印象に残りやすい動物たちのイラストとともにユーモアを交えて、短いテキストで構成されています。
日本版では、動物たちのイラストと英文の短いテキストとともに解説文の日本語訳を収録し、より読みやすく編集されています。
書籍情報
- タイトル:Cup Of Therapy だいじょうぶ。
- 著者:マッティ・ピックヤムサ/アンッティ・エルヴァスティ
- 訳:奥村健一
- 価格:1,000円(税抜)
- 発売日:2018年6月1日 初版第1刷発行
- 購入方法:MUJI BOOKS全店及びネットストア
気になる内容を紹介
『Cup Of Therapy だいじょうぶ。』にどのような内容がつづられているのか、4つのイラストと言葉を紹介していきます。
どの言葉も、育児に疲れたママの心に自信をつけてくれるものばかり。ぜひ、じっくり読んで言葉一つ一つを味わってみてください。
①Cup Of Therapy1
無印良品
世の中には、SNS用に自撮りをするひとと、自分の写真はぜったいダメ、公開したくない! というひとがいます。ポジティブでおおらかな気持ちでいることが大切ですよ。あなたは、ありのままでいいのですから。カンペキなひとなんていないし、ダメなところがあるから個性があっておもしろいのです。そう、あなたは自分の写真を見て、こんなふうにいうことができます。〈自分は、とってもイケテる〉。だいじょうぶ。自分のこと、もっと信じて。 ※1
ついネガティブに物ごとを考えてしまいがちな方にぴったりな、素敵な言葉。ダメなところがあると、ついそこばかり集中して考えてしまい、へこんでしまいがちに。
そんなときに「ダメなところがあるから個性があっておもしろい」と言われると、少し元気になれませんか?
自分のことを信じてあげられるのは自分だけ。個性を楽しんで、もっと楽しい日常を過ごしていきたいですね。
②Cup Of Therapy2
無印良品
鏡を見るのは、怖いもの。外見を受け入れなさいって世間はいうけれど、ついダメなところばかりに目がいってしまいますからね。あなた自身のからだを知ることは価値のあることで、固定観念からも解放されるでしょう。誰もがみんな美しくて、かけがえのないものを持っているんですよ。あなたの〈美しさ〉に、あなたは目を向けようとしていますか? ※2
体形が気になって、鏡を見るのがおっくうになっているママへ贈りたい言葉。
確かに鏡を見ていると、自分の嫌なところばかり目についてしまい、おしゃれも楽しめなくなってしまいますよね。しかし逆にきちんと見つめれば、自分しか持っていない美しさを見つけることもできるのです。
その美しさを理解すれば、きっと今よりもっとおしゃれを楽しめ、自分らしいファッションやメイクに磨きがかかります。また、自分に自信が持てるのではないでしょうか。
③Cup Of Therapy3
無印良品
SNSの世界は常に誰かの外見で溢れかえり、そのこともまた、自分探しをしている若者へのプレッシャーになっているのかもしれませんね。フィットネスジムは自信を高める場所で、筋肉を鍛えることは、ひとから注目されたり、認めてもらうために必須のものだと捉えられているようです。残念ながら、もっと他のこと、例えばそのひとの持つ本質や才能、創造性や優しさ、勤勉さ、または知恵について、〈いいね!〉されることがあるという事実に目を向けることは、ほとんどありませんよね。 ※3
SNSなどできれいなママの写真を見ると、自身もまねしたいと思う半面、自分に自信が持てなくなってしまう場合もありますよね。しかし外見だけでなく、もっと素敵だと思えることがたくさんあると教えてくれる言葉です。
外見には自信がなくても、あなたにはもっと魅力的な部分がたくさんあるはず。そこにパパや子供たちが魅かれているのを忘れてはいけません。
育児に疲れたときや自分に自信がなくなったときこそ、自分の良さを改めて見つけ自信につなげていきたいですね。
④Cup Of Therapy4
無印良品
スーパーヒーローたちは必ずしも、〈こんなところに現れるかも…〉と期待してしまうようなところに登場するわけではないんですよ。子育てなどの日々の生活に向き合っているときにこそ、ひとはヒーローに変身しているのです。この真実やヒーロー観は、目に見えるものではないけれど、彼や彼女たちこそが本当に認められ、拍手を送られるべき存在なのです。ほら、あなたの周りにいる、〈普段着のスーパーヒーロー〉たちに敬意を払いましょうよ。 ※4
子育てに自信がないママたちに教えたい、力強い言葉ですね。確かに育児中は子供にとって、ママやパパは誰よりも頼りがいのあるヒーローなのではないでしょうか。
変身ができなかったりビームが出せなかったりしても、毎日子供たちのために頑張っているママやパパはヒーローそのもの。
ぜひ自信を持って育児に奮闘しつつ、お互いに敬意をもって行動したいですね。
『Cup Of Therapy だいじょうぶ。』でつらい気持ちから解放されよう
どの言葉も、自信をくれる力強くも温かい言葉ばかりでしたね。
また、イラストもシンプルながらかわいらしく、親しみが持てる素敵なものばかり。見ただけで元気がもらえます。
本も短い文章とイラストで構成されているため、育児で忙しいママがほっと一息つきたいときにさっと読めるのが魅力。休憩時間のお供にぴったりな一冊です。
『Cup Of Therapy だいじょうぶ。』は、MUJIBOOKS全店およびネットストアで販売しています。ぜひチェックしてみてくださいね。