自分にとっての「よい体勢」が見つからなかった
陣痛と子宮口の開き方には深い関わりがあります。一般的な自然分娩の経過では、生理痛ほどの痛みから始まる陣痛がだんだんと強まり、間隔が短くなりながら、子宮口が徐々に開くとされています。つまり、赤ちゃんの誕生が近づくとともに陣痛が強まる、あるいは間隔が短くなることが多いのです。ただ、その陣痛はどこまで強まり、いつまで続くのかわからない中で、ひたすら耐え忍ぶのは容易ではありませんよね。
そこで、陣痛をうまくやり過ごすために気にしたいのは、痛みを逃がすときの体勢です。助産師の中原千晶さんは、分娩の段階が進むと感じられ、かつそれにともなう痛みを逃がしやすい「よい体勢」をとることが大切だといいます。しかし、よい体勢は人によって異なり、誰でもすぐに見つけられるわけではありません。
ママリにも、陣痛時の体勢に迷い、苦労したという声が投稿されています。
人によって感じ方が違うからこそ、事前に確かな知識を得るのは難しく、いざ陣痛がきてから悩むことが多いようです。
- さめじまボンディングクリニック「出産の流れ・手順 分娩手順シミュレーション」(https://bonding-cl.jp/kamoku/sanka/sanka-sim01.html,2018年12月19日最終閲覧)
- 大阪医療センター「お産の準備」(http://www.onh.go.jp/sanka/osan.html,2018年12月19日最終閲覧)