妊娠は幸せと不安のいたばさみ
妊娠中は、うれしいことや幸せなことがたくさんありますよね。自分だけでなく、家族や友人がとても喜んでくれたり、公共の場で周りの人の優しさを感じたり、エコーをみるたびにおなかの中にいるわが子の成長を感じたりと、幸せを感じる場面が多くあるのではないでしょうか。
一方、同じくらい不安になることもありますよね。どんどん大きくなるおなかや体の変化に驚いたり、「今日は胎動少ないな」と心配したり、妊娠中特有のトラブルに見舞われてしまったり…さまざまな不安が付きまとうと思います。出産までの道のりがとても長く感じることもあるのではないでしょうか。ママリでもこんな投稿がありました。
妊娠中に壁がありすぎて挫けそうです。
(中略)
今のところ赤ちゃんは順調ですが
この先影響が出そうで不安です。
少しでも勇気を出したいので
妊娠中の壁を乗り越えて
出産した方のお話が聞ければと思います。
つわりが落ち着いたと思ったらいろいろな変化があり喜びを感じる間もなく、不安な日々を送られたのではないでしょうか。毎回の検診が楽しみな一方で、何かあったらと思うと心配にもなりますよね。
筆者も切迫早産で長期入院を経験しましたが、入院が決まった日の不安は一生忘れることができないと思います。入院中は、24時間の点滴と絶対安静で精神的にもつらかったのを覚えていますが、同室の妊婦さんと励まし合いながら出産を迎えました。他の先輩ママたちは、どのように不安な日々を乗り越えてきたのでしょうか。
ママは1人じゃない
妊娠をするのはママですが、パパや両親、義両親といった家族はもちろん、医師や助産師など出産をサポートしてくれる人たちがいます。
自分のことだから…と不安を溜め込まず、積極的に周りを頼っていってもよいかもしれませんね。
家族や周りに思いっきり甘えよう
妊娠中たくさん辛いことがありますが産まれたら嬉しいことが圧倒的に多いので頑張ってください!
私は強くいなきゃと自分の気持ちを吐き出さなかったなーと今、後悔しているので(..)
不安や心配なことは、周りへ積極的に吐き出した方が良いというママの声が多くありました。医療的なことについては、先生や助産師さんに相談するのがよいという声も。
筆者も入院中、助産師さんへいろいろなことを教えてもらい不安を解消。妊娠中は重いものを持つなど体に負担をかけることやストレスをためることを避けていました。大変なことは周りに思いきって甘え、ときには弱音も吐き出し、ストレスがたまらないようにしたいですね。
赤ちゃんの生命力を信じよう
「赤ちゃんも頑張っている」「赤ちゃんの生命力は強いから大丈夫」という励ましの声も多くありました。筆者も不安な気持ちになっていると、とても強い胎動があり「元気だよ!」と言ってくれているのかな、と感じたことがあります。
エコーでもすくすくと大きくなっていく姿を確認し、本当に赤ちゃんの生きる力は強いんだと実感しました。ママが前向きな気持ちでいればいるほど、赤ちゃんも安心できるのではないでしょうか。わが子の生命力を信じて、「一緒に頑張ろう」という気持ちを持てるとよいですね。
生まれたらいとしくて仕方ない!
入院中はずっと点滴してお風呂も充分に入れない状況で2ヶ月。。。
入院中につわりがどんどん酷くなって大変でした。
それでも元気な子が産まれました。
産まれたらバタバタだけど幸せな時間がずっと続きます!
生まれたらとにかくいとおしい、という声も多くありました。生んでみないと分からない気持ちではありますが、こんなに幸せなときが待っているんだ、と思うとより楽しみになりますよね。
不安なときは、出産後の幸せな日々を想像して乗り切りましょう。名前を家族と相談したり、赤ちゃんをむかえるための買い物リストを作ったり、と具体的な行動にうつすとより気持ちが紛れやすいのでおすすめです。
不安に思うのは、全員が通る道
不安な気持ちになるのは自分だけではなく、妊娠を経験したママみんなが1度は経験していることが分かりました。
どの先輩ママも家族や周りに支えられて、そしておなかの中の赤ちゃんを信じて頑張ってきました。出産後はつらかったり不安だったりした気持ちを忘れてしまうくらい、毎日バタバタで幸せな日々がきっと待っています。その日を楽しみに、穏やかなマタニティライフが過ごせるといいですね。