大きなおなかで日常生活を送るのは、想像以上に大変?
妊娠後、少しずつ大きくなるおなかを見ると、赤ちゃんの成長を感じることができ、うれしくなりませんか。筆者には現在息子が1人いるのですが、息子の妊娠中は吐きづわりがひどく、妊娠5ヶ月頃は妊娠前より体重が5㎏以上痩せてしまい、おなかが大きくなってきたかな?と感じたのは、7ヶ月頃でした。少しずつ大きくなるおなかを見て、ホッとしたことを思い出します。
しかしその反面、おなかが大きくなると大変なことも。実際にママリ内でも、このような質問が投稿されていました。
今は大丈夫ですが、母親学級で旦那が妊婦さんの重りをつけた時、結構動くのが大変そうでしゃがんだり座ったり日常の動作が難しそうでした💦
みなさん苦労されませんでしたか?
お腹が大きくなって不自由になってきた時に何かできる工夫があれば教えてください🙌
筆者の場合は7ヶ月頃から急に、前へ突き出るような形でおなかが大きくなりました。大きくなるおなかを支えながら日常生活を送るのは、想像以上に大変。臨月の頃は家事をするだけで息切れ状態だったことを思い出しました。また、おなかを支えようと常に反り腰のようになってしまい、「あー、腰が痛い」が口癖でした。
今回はおなかが大きくなってきたとき、どのように日常生活を送っていたのか先輩ママたちに聞いてみました。
大きくなるおなかでどう過ごす?先輩ママたちの体験談
おなかが大きくなる時期や、おなかの出方は人それぞれです。筆者の場合は、前から見ると妊婦には見えないねと言われたこともあります。また、筆者の友人の中には、横にひろがるような感じでおなかが大きくなった方もいれば、最後まであまり大きさが目立たず出産を迎えた方もいました。
実際に先輩ママたちが大変だったことや、あると便利だったグッズなど、おなかが大きくなってきたときの過ごし方について紹介していきます。
毎日のお風呂も大変。そんなときはコレを使うべし
おなかが大きくなるにつれて、お風呂のいすを高さのあるものに替えたというママが多かったです。わが家は、浴室のいすがもともと高さのあるものを使用していたので、あまり考えたことがありませんでした。
しかし、確かに低いいすだとおなかが突っかかり、窮屈に感じてしまうかもしれませんね。
おなかが大きいと、寝ていても苦しい…そんなときはこれがおすすめ
授乳クッションを先に準備していましたが、抱き枕になるタイプだったのでそれも必需品でなんならいざ出産!の入院も持参し陣痛中の長い時間その子でしのぎました( ;∀;)
買って良かったという声が多かった抱き枕。筆者も体は疲れているのに、おなかが苦しくてなかなか寝付けず抱き枕を購入。「妊娠中しか使わないならもったいないな…」と買うのを渋っていたのですが、産後も使えるものを発見。筆者が購入したのは、抱き枕、授乳クッション、赤ちゃんのお座りトレーニングにも使えるというものです。
産後も使えるものを…と思い購入しましたが、今思えば一番使用したのは妊娠中の抱き枕としてでした。大きくなるおなかで日常生活が疲れやすくなっている方は、少しでも快適に休めるよう購入してみてはいかがでしょうか。
座ったりしゃがんだりが大変…洗濯物を干すときは
普段は洗面所の手洗い用に使っていましたが今は髪の毛乾かす時にはそこに座ってます!洗濯干す時はその台の上にかご乗せて屈まなくて済むようにしてます😄
私は足も普通に洗えたし爪切りも靴下とかも普通にはけた気がします😅
座ったり立ったり、おなかが大きいと余計大変に感じることの一つに洗濯物を干すことがあります。
台の上に洗濯物をいれたカゴを置き、洗濯物を干す方法は、筆者も同様のことをやっていました。洗濯物を取る際しゃがまずに立ったまま干せるので、筆者の場合体の負担が軽減されたのを感じました。
靴ひもを結ぶのもひと苦労。どんな靴がよい?
おなかが大きくなると、かがむ動作がしんどくなり靴ひもを結ぶのもひと苦労。かといって、ほどけたまま歩いてしまうと転倒する危険もありますよね。
筆者は冬に出産だったのですが、おなかが大きくなってからはムートンブーツや中がボアのスリッポンを履いていました。温かくて履きやすく、一石二鳥でした。
無理なことは素直に夫へ頼むのも
旦那と分業するようになってました!
・お風呂掃除
→かがむのが辛いので旦那担当
・キッチン水まわりの掃除
→立ったままで出来るので私担当
・お料理
→立ったままで出来るので私担当
・洗い物
→洗うのは立ったままで出来るので私、片付けは旦那(かがまなくても良い場所は私も)
・ごみ捨て
→重たいから旦那担当
・洗濯もの干し
→ハンガーに掛けるのは私、干しに行くのは旦那
・洗濯物畳む
→旦那担当(私がごはん作ってる間にテレビ見ながら片付けられるから、らしいです。笑)
妊娠中の今も共働きなので、
結婚当初から『どちらが何をやる』と決めていた訳でなく、
『その日・その時にやれる方がやる、やってもらったら感謝する』スタイルでした。
なので、↑の分担も
とくに決め事をしたわけではなく、
私の身体の変化とともに自然とそうなってた感じです☺️
子ども産まれたら、また自然と担当が変わる気がします🤔
おなかが大きくなり、足もとに手が届きづらくなると困るのが靴下を履くことや足の爪切り。やらなくてはいけないけれど、自分では厳しい…ということで夫へ頼んでいる方が多数いました。
けがなどしてからでは遅いので、できないことは無理をせず、周りを頼るのも一つの方法ですね。
なかなか人には言えないけれど、産前にやっておけば…。
足の毛を剃るのに地味に苦労してます…。
ド近眼なので顔を近づけないと見えないのに、お腹が邪魔でスネが見えないという…。
ほぼ勘で剃ってます。
脱毛してりゃ良かった(>_<)
おなかが大きくなると、ひざ下や足首のほうまで手が届きにくいですよね。筆者もおなかが大きくなると、毛をそることが大変だなんて思いもしませんでした。これから出産を迎える方、こんなことも大変になりますよ。
おなかの大きくなり方は人それぞれ。特に大変と感じなかったママも
生まれるまで、『前から見たら妊婦ってわかるけど、後ろから見たら妊婦に見えない(笑)身軽な妊婦だね(笑)』と言われてました😂
妊娠した時、回りから『お腹が出てきたら足元が見えなくなる』と言われてたのですが、生まれるまでバッチリ見えてました(笑)あと、『仰向けでは寝られなくなる!』とも言われてましたが、臨月になっても仰向けで寝てました😂(笑)
私は38週ですが、足の爪も切れるし靴下も普通にかがんで履けます。
確かに体重いし腰や恥骨は痛いし起き上がる時体重いですが割と身軽に動けているんだな…とみなさんの回答を見て思いました!
もともと背が高くて手足が割と長いのでお腹がつっかえないのかもしれません。お腹も臨月の割にそこまで大きく前に出ていないからかも〜
仰向けでも寝られてます笑
ただ、やっぱり、体は重いので何か行動する際にはフンっ!!って気合いを入れないと動けませんね笑
あまり変わらずに生活できたというママの声も。おなかの出方や大きさは、本当に人それぞれ違うんだなということが分かりますね。しかし、見た目があまり変わらないとはいえ無理は禁物です。
思わずクスっとしてしまった体験談も
思わずクスッとしてしまった体験談もありました。奥さんの願いをかなえるために浮き輪を買ってくる夫の発想には、読んでいて思わず「なるほど~」と口に出してしまいました。
また、お行儀よくするのをやめたエピソードにもうなずいてしまいました。
自分に合った、無理のないマタニティライフを
筆者自身が感じたことは、人それぞれ大変だと思うポイントは違うということ。筆者は妊娠中「次の検診まで安静にしていてね」と言われ、2週間ほど思うように家事ができない時期がありました。そのとき、家事もできない自分に罪悪感のようなものがうまれ、「ダメな自分」と思ってしまったのです。
今思えば、おなかの中に守るべき命があり、あのときは休まないといけない時期だったんだなと分かります。また、元気な息子の姿を見ると、あのときちゃんと休んで無事に出産ができてよかったと思えます。
筆者のように、妊娠中はいつも以上に気持ちが沈んでしまい、他の妊婦さんを見て「あの人はできているのに、私はできていない」と悩んでしまうママもいるかもしれません。おなかの大きさや大きくなる時期は人によって違います。おなかが大きくて大変な人も、妊娠前と変わらない生活を送っている人も、一生懸命赤ちゃんを育てているのです。だから、周りと比べる必要はありません。
無理をせず、自分のできる範囲でがんばる。手助けが必要な時は、便利アイテムや身近な人を頼る。これから出産を迎える方が、自分に合った無理のないマタニティライフを過ごせますように。