上の子の赤ちゃん返り、どうしたらよいの?
2人目が生まれるとぶつかるものの一つに、上の子の赤ちゃん返りがあります。下の子のお世話で大変なところに、上の子が甘えたりわがままを言ったりなどするのでとても大変。
どう接したらよいのか、なかなか思うようにいかず疲れてしまうことはありませんか?ママリでも、そんな悩みを抱えているママからこのような投稿がありました。
上の子優先しなきゃってわかってますが
イヤイヤ期も重なりこっちもイライラします。
全然優先できずに怒ってばっかです。
ちょっと待って、静かにして、やめて、
など連発してしまいます。
構ってあげたいけど下の子は置いたら泣くし
寝たら寝たで静かにしないと起きるし
平日は保育園に行ってるのですが
土日がしんどくて。
下の子がもう少し楽になったらと
自分に言い聞かせていますが
私には2人育児は無理だったかな、とか
マイナスなことばっか考えてしまい
育児全然楽しめません。
2人目だけあって、
平日の昼間下の子だけのお世話なら
なんてことないし夜起きるのもそこまで
苦ではないのですが
上の子のグズグズを聞くとため息です。
筆者にも3歳の娘と1歳の息子がいるので、同じような経験がありました。娘がちょうど2歳になろうとしていたころに生まれたため、イヤイヤ期も重なり非常に大変な時期。上の子を優先するように、とよく言われましたが、おなかをすかせた赤ちゃんをずっと泣いたまま放っておくわけにはいかず、おむつもひんぱんに変えなければなりません。しかし、その少しの時間でも赤ちゃんに触れることを娘は嫌がっていました。
今思えばまだまだ甘えたい時期なのに、急に弟が生まれたと言われても、2歳の子にとっては面白くないですよね。筆者は、赤ちゃん返りはどうにか乗り越えることができましたが、同じことで悩んでいるママもたくさんいるはずなので、いくつかアドバイスを紹介していきます。
先輩ママはどうやって赤ちゃん返りを乗り越えたの?
赤ちゃん返りについて、悩んだり、困ったりしたママはたくさんいます。他のママたちはこの時期をどうやって乗り越えたのか、どんなアドバイスがあるのか、いくつか紹介します。
下の子を放っておく
上の子は、ママの愛情が下の子に全部持っていかれるのではないか…と不安な気持ちになっているのかもしれません。上の子がママを呼んでいるときや求めているときには、上の子を優先して2人の時間を持つことが効果的ですね。
「大好きだよ」としっかり伝える
上の子を優先にして
○○が1番大好きだよ!!
って抱っこしたり毎日言ってあげて下さい。
自分の心が満たされないと回りにも優しくできないと思います。
ママを赤ちゃんに取られたみたいで
淋しいんですよ。
ママに分かって欲しい!!って
訴えてるよう感じられます。
急に赤ちゃんが家にやってきて、上の子は戸惑ったり不安に思ったりしていると思います。そんなときは、ママの気持ちを言葉に出して伝えてあげてください。まだ2歳や3歳だったら、言葉にして伝えないと分からないこともたくさんあります。
筆者も毎日毎晩、抱っこしながら「大好きだよ」「大丈夫だよ」と上の子へ伝えていました。言ったからといって、赤ちゃん返りやイヤイヤ期がピタッとなくなるわけではありませんが、母と子の大事なコミュニケーションの時間に。赤ちゃん返りやイヤイヤ期はもうおさまりましたが、今もことあるごとに声に出して気持ちを伝えるようにしています。
赤ちゃんを授乳クッションの上に寝かせてみる
授乳クッションの丸みが赤ちゃんの体にフィットして、よく寝るというアドバイスです。同じ部屋で目を離さないのであれば、赤ちゃんを授乳クッションの上に置いておき、上の子と遊ぶというのも良いですね。
赤ちゃんにとっても授乳クッションの上は少し目線が高くなるので、いつもと景色が変わって面白いかもしれません。上の子をママの膝の上に乗せ、赤ちゃんの好きな音の鳴るおもちゃを鳴らしてあげながら、みんなで遊んだりするのも楽しいですよ。
育児から離れて1人の時間を持ってみよう
赤ちゃん返りやイヤイヤ期は、1日2日で終わるものではありません。長引いたり、日が経つにつれ状況がもっとひどくなったりすることもあります。そんなときはパパや家族にお願いし、息抜きの時間を持つことはとても大事なこと。
筆者の場合、上の子を優先するほかに何をしても、ずっと機嫌が悪い時期がありました。そしてこちらがイライラしたり、余裕がなくなってきたりすると、子供はそれを敏感に感じ取り、悪循環に陥ることも。なので、「もうお手上げです」と夫に伝え、1人の時間を作りリフレッシュしました。一度育児から離れると頭がスッキリするので、子供の赤ちゃん返りやイヤイヤ期も、広い心で受け止めることができるような気がしました。
周りに頼ることができないときは、1分でも1人の時間を作るように。イライラしたり、どうしようもなくなったりしたときは、たとえ2人そろって大泣きしていても、1分だけ隣の部屋に行って気持ちを落ち着けるようにしていました。その短い時間で自分も泣くこともありました。すると意外に頭がすっきりして、「よし、子供たちと向き合おう」と笑顔になることができました。
赤ちゃん返り、のんびり乗り越えましょう
赤ちゃん返りやイヤイヤ期は、これといった解決方法がなく、ママたちも心身ともに大変な思いをしますよね。
わが家では、下の子が生まれてから赤ちゃんへおもちゃを投げたり、ご飯を食べずに離乳食を食べたがったり、家では抱っこひもの中で過ごしたがったり、何時間もずっと理由もなく泣き続けたり…とにかくいろいろなことがありました。下の子は新生児期からずっと敏感で、なかなか寝ず、放っておくことができない状態。今ならクスッと笑えるエピソードばかりで、これも子供の成長なんだよと言えますが、当時は本当にしんどい思いをしました。
上の子も下の子もママにとっては大切なわが子。どちらの子にも、しっかりスキンシップやコミュニケーションを取り、ママの気持ちを伝えてあげてください。そしママが倒れてしまわないように、ママ自身の時間も大切にしてください。赤ちゃん返りが終わるころには、ママも大きく成長しているはず。「あんな時期もあったなぁ」と思える日がいつか必ずやってきますよ。