2人育児、甘く見てました
子供が生まれると、それまでの生活スタイルががらっと変わり、家事に育児、仕事にとママたちは毎日大変。1人育てるだけでも大変なのに、2人同時の育児となるとさらに時間がとられてしまいますよね。これから2人目を考えている場合、どれくらい大変なんだろう…やっていけるかな…と、不安に感じているママもいると思います。
今まさに2人育児中で、どうすれば少しでも楽にできるのか、お悩み中のママもいるかもしれません。ママリでも、このような投稿がありました。
筆者には、もうすぐ4歳と2歳になる子供が2人います。今はだいぶ落ち着いてきましたが、下の子が生まれたときは毎日が戦いのようでした。
イヤイヤ期と赤ちゃん返りが同時にやってきた上の子の対応に加え、生まれたばかりの下の子の世話。実家は遠く頼れない状況で、かつ2人ともよく泣き、もう1人自分がいればいいのに…と何度も思いました。
他のママたちがどのようにして2人育児を乗り越えているのか、筆者の体験談もふまえながら紹介したいと思います。
どれくらい大変なの?他のママたちに聞いてみました
2人のお世話をしているうちに慌ただしく過ぎていく、余裕のない毎日。
ママリでも、こんなに大変!という投稿や、こうやって気持ちを落ち着かせているよ、という投稿がたくさんありましたので、いくつか紹介したいと思います。
みんなどうしてるのか、いつになれば楽になるのか。絶賛2人育児中のママも、これから2人目を考えていて不安に感じているママも、ぜひ参考にしてみてください。
1.寝かしつけが大変
歳が近いきょうだいだと、寝かしつけが大変なこともあると思います。パパがいればどちらか1人をお願いするということができるかもしれませんが、「ママがいい」とだだをこねられることもあるのではないでしょうか。
筆者も1人で2人を寝かしつけるのは割と苦労しました。同時に寝かしつけようとすればするほどどちらも寝ない、ということも多々ありましたので、ご紹介したママの投稿と同じように、まずは下の子を寝かしつける。そのあとゆっくり上の子を寝かしつけていました。
そうすることで上の子との2人の時間を作ることができ、それも良かったと思います。
どうしても下の子が寝ないときは、申し訳ないけど隣の部屋で泣かせておいて、上の子を先に寝かしつけたこともあります。寝ないなら寝ないでいいや、眠くなったら寝るだろうくらいの気持ちでやると、案外すっと寝てくれることもありました。
成長するにつれ、2人同時でも寝かしつけられるようになりました。
2.上の子の赤ちゃん返り
上の子にとって、突然やってきた小さな赤ちゃん。ママやパパはつきっきりでお世話をしていて自分と向き合ってくれる時間が減ってしまい、不安定になってしまうのも当たり前です。よく上の子優先とは言いますが、なかなか難しいですよね。
わが家では下の子が生まれたとき、上の子はちょうど2歳。イヤイヤ期と赤ちゃん返りが同時にやってきましたが、上の子も不安なんだと常に意識。だからと言って甘やかすことはせず、平常心で見守っていました。
下の子のお世話もそこそこに、上の子のフォローに明け暮れる毎日。しかしそれも時間が解決してくれました。
3.ママ自身のケア
常に子供たちのことでいっぱいいっぱいで、いつの間にかママ自身がボロボロに。つらくて涙が出てきそうなこともあると思います。
恥ずかしながら筆者も、子供の前で何度も泣きました。2人同時に泣かれ、あれこれ手を尽くすもどうにもならない。もう無理、どうすれば良いの…となってしまったのです。
不思議なことに、泣くことにより気持ちがリセットされ、すっきりしました。つらいとは、思いきって泣いてしまうのも一つの手だと思います。パパに悩みを聞いてもらうのもよいですね。
4.ところどころ手抜きをする
1人目のときは、一生懸命離乳食を手作りしたり、体重の増えを気にしたりと手間ひまかけて子育てしたけれど、2人目となると手抜きになる、というママもいらっしゃいました。
筆者も同じく、上の子のときは離乳食を専門書とにらめっこをしながら進めていたものの、下の子の場合はベビーフードを利用する回数が増え、進め方もある程度適当に。お風呂上がりの保湿ケアも、下の子が生まれてからはかなり適当になりました。それでも2人ともすくすくと元気に育っています。
同じようにしなければとあまり思いつめず、少し肩の力を抜きながら子育てと向き合うと、気持ちに余裕ができるかもしれませんね。
それでもやっぱりかわいい子供たち
2人目が生まれると、単純にお世話が2倍というわけではなく、状況によって大変さが何十倍にもなると思います。いざ2人目を生んでみると、「こんなに大変だと思わなかった」「思っていた以上に大変だった」と感じるママもいるのではないでしょうか。
下の子が小さいうちは、特に大変だと思います。しかし成長するにつれて、きょうだい間のやり取りが増えていきます。そのやり取りを見ていると、やっぱり2人目を生んでよかったなとつくづく感じます。2人の寝顔を見ているだけで、幸せな気持ちになるのです。
わが家では、最近になって兄弟間の会話が少しずつ成立するようになり、一緒に遊べるようになってきて、一気に2人育児が楽になりました。
不安を感じているママも、今奮闘中のママも、いつかはきっと楽になるという希望をもってください。